ソードアート・オンライン アリシゼーション・エクスプローディング (016) (電撃文庫)
- KADOKAWA (2015年8月8日発売)


- 本 ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048653077
作品紹介・あらすじ
人界暦三八〇年十一月。
アンダーワールド全土を混沌に巻き込む≪最終負荷実験≫の幕が上がる。
暗黒神ベクタことガブリエル・ミラー率いる侵略軍50,000に対するは、整合騎士ベルクーリ率いる人界守備軍3,000。
≪霜鱗鞭≫のエルドリエ、≪熾焔弓≫のデュソルバート、の副団長・≪天穿剣≫のファナティオら整合騎士は、数的劣勢を跳ね返すべく奮闘を続けるが、敵軍の尖兵たる山ゴブリン族は奸計を用いて防衛線をすり抜け、後方の補給部隊を狙う。心神喪失状態のキリトを守る少女練士ロニエとティーゼに危機が迫る。
更に、侵略軍一の奸智を誇る暗黒術師ギルド総長ディー・アイ・エルもまた、恐るべき大規模術式によって守備軍の殲滅を図る。対する守備軍の総指揮官、整合騎士長ベルクーリがとった作戦とは……。そして、現実世界からアンダーワールドへログインしたアスナの行方は――!
感想・レビュー・書評
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本巻をひと言で表わすなら「壮絶」
圧倒的な数の不利を知略でくつがえそうとする人界軍。非道な手を使って反撃するダークテリトリー軍。
ただ存在するだけのキリトに影響され奮起する者、見方を守るため犠牲になる者もいれば、敵との戦いの中、自分に目覚める者も・・・。激闘は続きます。
徐々に数を減らすダークテリトリー軍の将が考えた逆転の奇策。しかしそれに気づいた「ある者」が取った意外な行動とは・・・。
アンダーワールドだけでなく現実世界側も動き出し、クライマックスへの予兆を感じさせます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
刻一刻と変わる戦況の中で死力を尽くし合う両軍の動きが目まぐるしくてワクワクしながら読んでいました。
そしてアスナを始め、いつものメンバーの参戦、次巻が楽しみです。 -
川原礫さんのソードアートオンライン、アリシゼーション編もだいぶ来ました。「東の大門」が消滅し、「最終負荷実験」が遂に始まったわけですが。
この巻も、主役はアリスであり、整合騎士たち。獅子奮迅の活躍。
アスナもいよいよアンダーワールドに合流し、キリトを巡る闘いも始まる。
しかし、キリトは意識がなくてもモテモテですね。良くないと思います。 -
アニメ観てから、時間が経ってるから、正確な比較とは言えないけど、原作の方がディテールが鮮やかで、よりストーリーに引き込まれる気がした。
ようやくアスナ登場で、キリトの目覚めも近いのか?全然気配ないけれど?というところ。 -
アンダーワールドを舞台に、人界とダーク・テリトリーの激戦がつづきます。整合騎士は、アリス、ベルクーリ、ファナティオなど、キリトたちと戦いをくり広げた者たちにくわえて、整合騎士としての自信をうしなったレンリや、「無音」のシェータなども活躍を見せます。そしてアリスを慕うエルドリエは、みずからの命を犠牲にして、暗黒術師ディー・アイ・エルの放った大規模な術式を防ぎ止めます。
一方アスナは、自閉に陥ったアンダーワールドのキリトのもとへ降り立ちます。キリトをめぐってアリスと火花を散らす一幕があり、その後ガブリエルのあらたな策と、それを防ごうとする現実世界のキリトの仲間たちの動きがえがかれたところで、本巻は締めくくりとなります。
「ヒーローは遅れてやってくる」のことば通り、キリトの覚醒はまだ先の話のようですが、アスナをはじめ彼の仲間たちが戦いに参加したことで、クライマックスがしだいに近づいてきた雰囲気があります。 -
ソードアートオンライン、通称SAO16巻。
ついにアンダーワールドにアスナご降臨。ここから物語は終焉に向けて加速していく。
と言うところですかね。相変わらずの面白さで続きが気になります。 -
展開が他作品とは違い、死亡フラグが効かない(笑)
用意された伏線、瞬殺終了したり終わらなかったり。
読者である自分は、著者さんの裏切り展開に翻弄されっぱなし。読めない展開、先が気になる!(>_<) -
アリスとアスナもっとばちばちして
著者プロフィール
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