ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.8 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 138
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048653404

作品紹介・あらすじ

「私の戦闘力……弱すぎ?」ついに白日の下に晒された、残念美少女・アコの割とみんな知ってた真実! 名誉挽回のため、最愛の夫――ルシアンに最高のチョコを贈るための特訓が始まる!(……もちろん、ネトゲ内で)

感想・レビュー・書評

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  • アニメ化おめでとうございます!まさか色物ネトゲラノベがアニメ化まで行くとは思わなかった。1巻から応援していたから嬉しい。

    バレンタインイベント攻略に向け、アコがネトゲスキルを上昇しようと頑張るの巻。地味に前巻までの「思ったことはお互いに言い合うようにしよう」が生きていて、登場人物らの成長を感じる。コンボも知らずへっぽこヒーラーとして3年もの間ネトゲをしてきたアコが、心機一転して技術向上を目指す。猫姫先生が教師らしくしているのも好感がもてた。話は非常に読みやすく、2時間ちょっとで読み終えてしまった。これからアニメ化に向けて、内容が薄まっていかないといいんだけど。次巻も期待。

  • バレンタインネタ。

    瀬川が西村にデレたー!が一番のツボ

    この主人公、何気に一途なので、ハーレム状態にもかかわらず、なかなかそっちにシフトしないけどな。

  •  バレンタインを目前に控えた主人公らであったが、イベントを機に改めてアコのプレイヤースキルの低さが浮き彫りとなって、という展開で描かれるバレンタイン回である。
     物語世界を押し広げた前回からは続く流れではなく、本来の筋である「学生生活イベント+ネトゲイベント」という構成で展開されている。作者さんの得意とされるところだろう、さすがの手並みで、相変わらず面白いの一言である。
     程よくお色気を加えつつ(この機に改めて指摘しておくが、表紙ほどにはその色は強くなく、あくまで程よくである)、一方で今回は成長物語としても充実している。物語の定型ではあるが、努力した上で得られる成功体験は、やはり快いものであった。

     よくまとまった良い巻だった。星五つと評価したい。
     アニメ化も決まったようであるし、そちらも楽しみにしたいところだ。より多くの人にこの作品の魅力が紹介されれば、と思う。


    ※2016年5月23日の再読記録を転載しておく。

     バレンタインイベントにまつわる、アコの成長物語である。初読の際にも触れているが、今回は改めてアコのプレイヤースキルの低さにスポットが当たった形だ。
     ライトノベルとしては、部員のそれぞれがバレンタインのプレゼントを行う部分でなかなかのシーンを演出している。特にシューちゃんのデレっぷりは顕著である。成長物語としても魅力的であり、よくまとまった良い巻だった。
     あくまで主題がネトゲイベントのクリアに限られていて、それだけにネトゲを主題にしたこの作品に相応しい密度での物語だっただろう。初読の際の星五つの評価から変えていない。

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著者プロフィール

第18回電撃小説大賞〈金賞〉受賞。同受賞作『あなたの街の都市伝鬼!』でデビュー。他のシリーズに『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』シリーズがある。

「2020年 『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.21』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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