君が電話をかけていた場所 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 397
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048653923

作品紹介・あらすじ

私と賭けをしませんか? あなたは何度も考えたはずです、「この醜い痣さえ消えれば、あの子と両想いになれるかもしれない」。では、実際に痣を消してみましょう。それで恋が成就すれば、賭けはあなたの勝ちです。

感想・レビュー・書評

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  • これさえなければ…という自分の欠点を消してもらう代わりに恋を成就させる賭けなんて、どこからどう見ても人魚というよりも悪魔。
    でも、確かに“~さえなければ、~であればもう少し~になれるのに”とは何度も考えたことがある。

    大事だからこそ自分は彼女に恋をする資格がないと考えるなんて、健気だがもどかしい。

    それにしても痣さえなければ、イケメンで頭もよくて美少女クラスメイトと仲がいいなんて、もうそれだけで泡になってくれと願うレベルのスペック。羨ましい。

    もう、賭けなんて考えないで高校生活満喫すればいいのに。

  • ひどく屈折したボーイミーツガール。電話越しに心をぶつけ合うラストは良かった。後編も楽しみ。

  • シリーズものや上下巻は読む気が失せて手が遠のいていたが、これからスラスラ読めた

  • 道端の公衆電話がいきなり鳴る。電話口の女から持ちかけられた「賭け」で、深町の頬の醜い痣はきれいに消えた。痣のせいで今まで得られなかった普通の人間関係を手に入れた深町、しかし、賭けには代償があって… 三秋作品上下巻の上巻。まだ明らかにされない初鹿野の闇の理由のせいで、初鹿野がただのつんつんさんに見える。下巻読んだから理由はわかるんだけど、深町の初鹿野への気持ちの深さすごいなあ。

  • 2017.11.2 読了。

    ああだったら、こうだったら、と思うことがたくさんある。コンプレックスのない人生。ある人生。どんな自分だったら自分を好きになれるんだろう。

  • 一巻で終わるわけではないようだ。どうなるのかな、と気になる。
    2017/8/15

  • 【あらすじ】
    公衆電話の受話器を取ってしまったその瞬間、不思議な夏が始まる。
    上下巻で二ヶ月連続刊行。

    「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。
    「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。しかし、当時のあなたにとって、彼女はあまりに遠い存在でした。『自分には、彼女に恋をする資格はない』。そう考えることで、あなたは初鹿野さんへの想いを抑えつけていたのです。……ですが、同時にこうも考えていました。『この痣さえなければ、ひょっとしたら』と。では、実際に痣を消してみましょう。その結果、初鹿野さんの心を射止めることができれば、賭けはあなたの勝ちです。初鹿野さんの気持ちに変化が起きなければ、賭けは私の勝ちです」

  • 公衆電話が鳴っている…
    その受話器を取ってから不思議な出来事が始まる。

    すごく続きが気になる終わり方
    早く『僕が電話をかけていた場所』が見たい

  • のっぺりと進む物語ながらほんのりと心に残るものがある良作。この人の作品はいつも序盤は結構きついストーリーだから(そして後半はまるで違う物語みたいに暖かくなるんだけど)今作はそこまででもなくてよかった。

  • オイラはコンプレクスが多い。物心ついたときから。まわりの人より自信を持てるものがなかった。それさえあれば、クラスの中でもメジャーな人たちの輪に入れると思っていたな。「ホントの自分はこんなんじゃない」となんとも他責だった(笑) 痣の消えた陽介はいままでの不遇を取り戻すかのような高校生活を得るけど、ホントに望んでいたものかはわからないな。ありのままの自分を愛し大切にできなければ、身のまわりにあるホントにかけがえのないものや大切なものは見えないのかもしれない。

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