ゼロから始める魔法の書 (5) ―楽園の墓守― (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048655651
作品紹介・あらすじ
ゼロの名を騙る謎の魔女が登場?
魔女×教会の対立が激化する、人気魔法書ファンタジー第5弾!
【ゼロの書】の拡散を目論む謎の組織〈不完全なる数字〉の調査のため、海運国家テルゼムを訪れたゼロたち。しかし、そこにはゼロの名を騙り、村々を襲う銀髪の魔女の噂が駆け巡っていた――。
ネズミの獣堕ちである少女リーリと出会い、その身をかくまわれつつ偽ゼロの影を追うゼロたち。そんな彼らの前に“ゼロの討伐”を命じられた教会の裁定官が現れる。
“背徳”の罪状を持つ裁定官。彼女は、美しき女性を墓に生き埋めにすることが趣味の“墓堀り人”なる異名を持つ人物で……。
くすぶり続ける魔女と教会の不穏な争いが静かに加速する、話題の魔法書ファンタジー第5弾が登場!
感想・レビュー・書評
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戦うミニ◯ちゃん登場(違う)。教会側もかなり腐ってるけど、ただそれらを正すのではなく、ゼロ独自の価値観で切っていく展開は面白い。シャベルを円匙って言うのは知らなかった。傭兵に絶大な信頼を寄せているけど、その期待に応えられるほどでもないとか思ってしまうのは、昨今の俺TUEE系ラノベに毒されているからだろうか。
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あとがきの一言、攻めるなぁ、しずまさん(笑)今回の獣堕ちはネズミっ子。かなり幼い容姿・言動ながら芯はしっかりしてそうです。思わぬかたちで同行者も増えたことだし。しかし剣と魔法のファンタジーであんな銃火器を目にするとは思わなかったぜ…試作段階でアレとは教会の闇も相当なんだろうな。まぁ“隠匿”神父以上の強烈な裁定官がいる時点でお察しか。いつもは反発しあってる傭兵と神父がちょいちょい同調するのが面白かった。ゼロはそこまで無茶振りしてなかったと思うけど(笑)