サムライ・オーヴァドライブ ―桜花の殺陣― (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2016年1月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048655699
作品紹介・あらすじ
その一閃は、史上最強――!!
『エスケヱプ・スピヰド』九岡望の新作!!
銃よりも、戦車よりも、“刀剣”が強き力を持つ“もう一つの現代”――。それらを受け継いだ少年少女たちによる、新時代の剣戟バトルの火蓋が切られる!
刀剣ヲタクが高じ、刀剣管理機構『SEAS』に籍を置いた少年・方助は、かつて自分の命を救った一振りの“業物”の使い手と邂逅する。しかし方助の記憶と異なり、その人物は年端もいかない少女で、さらに初対面の方助が本気で心配するほど世間知らずで気弱であった。だが、ひとたび愛刀に手をかけた少女・鳴の一撃はもはや“天変地異”の領域で――!?
感想・レビュー・書評
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ようできてるんやけど、今一つ盛り上がらず、燃えず。
続きを読むほどではないわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
息子に勧められて読む。刀を主武器に、人と刀が一体となった戦闘シーンは面白かった。しかし、残念ながらヒロインがいまひとつ魅力的でない。ロリ向きか。
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妖刀狩りを行うSEASの刃走・月叢方助が警護することになったのは、名刀「善鬼国綱」を擁する季風家の少女・鳴。超一流の剣技とは裏腹に、至って気弱な彼女と方助の前に一人の妖刀使いが現れた――
相変わらず戦闘描写に優れる。鳴の剣術描写もさることながら、方助の戦闘描写が良い。王道のボーイ・ミーツ・ガールに、見せ所もしっかり用意しつつ、癖のある幼馴染みで脇を固めながらの心配りはさすがなれども、やや日常パートの描写は控えて軽い印象。