トーキョー下町ゴールドクラッシュ! (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2016年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (326ページ) / ISBN・EAN: 9784048657617

作品紹介・あらすじ

負ければ賠償金100億円――。一世一代の大勝負に、大逆転は起こるのか!? 

賠償金100億円――。伝説の女トレーダー・橘立花は罠に嵌められた。身に覚えのない罪を着せられ、勤めていた証券会社からクビを宣告されたのだ。
億単位の金を稼ぐ華々しい活躍から一転、無職となった立花は下町の商店街に偶然辿り着く。そこで出会ったのは、顔だけが取り柄のダメフリーターや、頑固な洋食店店主など、お金はなくても人情味溢れる江戸っ子たち。
自らの解雇の裏にある巨大な陰謀に気づいた立花は、彼らの助けを得て、悪人どもを叩っ斬る!!!
どんな人生にも逆転はある。痛快すぎる下町金融ミステリ!

みんなの感想まとめ

主人公の敏腕トレーダーが、突然の解雇をきっかけに下町での新たな人生を歩む姿が描かれています。物語は、立花が人情味あふれる江戸っ子たちと出会い、彼らの助けを借りて巨大な陰謀に立ち向かう痛快な展開が魅力で...

感想・レビュー・書評

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  • 主人公橘立花の敏腕ぷりが爽快。
    テンポも良く、ずっと楽しみながら読めました。

  • 企業とか証券とかさっぱりだけど、下町人情は大好き。人間が優しい。そういうところがとても好き。続編が出たら買う。

  • 突然の解雇は、罠にはめられて身に覚えのない罪のため。
    一体誰がそんな事…を、1週間以内に突き止めなければ
    待っているのは、賠償金百億円。

    突然の解雇にも驚きですが、それをひっくり返すのに
    1週間…実質、4日間だけ、のスピード。
    一体どうやって、どうして、何が繋がるのか。
    まったく無駄がないストーリーでした。
    下町の絆ってすごいな、と思いますが
    構われるのが嫌な人は、向かない世界です。

    しかし元同僚の痴漢の冤罪を証明するため、の写メが
    分かりやすくて納得です。
    そりゃあんな写真見せられたら、冤罪だな、としか。
    まぁどちらも大丈夫、という人もいますけど。

    歩いていたら交通事故を狙われ、ついには人が。
    何かそこまで危ない証拠をうっかり? と思ったら
    疑心暗鬼だったとは。
    悪い事をしているから、そういう考えにいたるのです。
    人間、自分が基準で物事を考えますから。

    自転車操業も気をつけねばなりませんが
    作中心に残ったのは、百円だって私の金、という台詞。
    はい、その通りです。

  • テンポもよく、サクッと読める作品。
    全体が数日間の出来事で、
    登場人物も(良くも悪くも)個性的なのでわかりやすい。
    金融業界などをテーマにしてるけど、
    解説を含んだストーリーになってるので
    門外漢でも理解はできる。
    暇つぶし、空き時間にちょっと…って感じで
    読むのに最適。



  • 億単位の金を転がす外資系証券会社に勤めるトップセールスウーマンが、社内のさる人物の陰謀により勤務中に突然の解雇。
    顧客の資産を不正利用した疑いをかけられ、顧客より賠償金額100億円を要求される。
    唖然とし憤然とし家路を行く道すがら、超イケメンであはあるが顔以外はすべて残念な青年に出会う。
    そんな成り行きで何故か人形町にある洋食屋に下宿することに。
    そこに集まる商店街の爺ちゃん婆ちゃんとの江戸っ子人情を受けながら、巨大な陰謀に立ち向かう。

    池井戸潤氏や垣根涼介氏が好きな方は、割と好きになるかも。

    続編を出せる終わり方が憎い。初めて読む作者だけど、これは中々面白い。

  • 爽快!気持ちよく読めて元気になれる一冊!
    思ったら行動!

  • 金融ならではの仕組みで、狡猾に嵌められた主人公。
    キーとなるブローカーの殺された理由や、主人公が殺されそうになる理由が薄い感じがするけど、それなりに面白かったと思う。
    最後の犯人に関する読み手側の思い入れがないので、主人公の落ち込みようにあまり共感出来ないところはある。

    解明パートの前に、トリック?がほぼわかってしまったので、解明パートの面白さはちょっと半減していたかな。
    痛快!というほどでは無いような感じがしますね。
    ただし、主人公の性格はさばさばしていて気持ちが良い。

  • 面白かった。痛快の名に恥じない出来。
    ビシッという主人公がいい。
    あまりラノベという感じはしない。
    冒頭からハラハラさせられる。
    下町の人々が、誰が誰だかわからなくなったが、まあそこは雰囲気で。
    一気読みしたわけじゃないんで、犯人の一人が誰か忘れてた。
    影の薄い奴が犯人というのはミステリーの常套なので別に構わないが。
    と思ったら選評でも指摘されてた
    http://dengekitaisho.jp/archive/22/novel2.html

  • 2016年5月15日読了。
    ブクログプレゼントに当選!
    で、読みましたがとても面白かった!難しすぎず、軽すぎない。金融の話って倦厭しがちだし。
    続きも読みたい、と思いましたん。

  • 「東京ゴールドラッシュ」にかけてるのかな?

    第22回電撃大賞、「大賞」受賞作という事で 手に取ってみた。なるほど痛快な展開。

    主人公が自分を嵌めた人物を叩き出すのに、殺人やら諸々全部解決しちゃって凄いけど、それもメディアワークスだから良いか!って感じ。

    こちとら金融には全く明るくないので、専門用語やら細かい内容の真偽はわからないが、物語自体は、飽きずに楽しくサクサク読めた。


    トレーダーとして華々しい活躍をしながらも、生活や人間関係は無機質な雰囲気を醸す主人公と、人情ある下町の人々とのバランスが良かったと思う。

    でも人情溢れる系の人たちは、悪人面してるけど根は温かいとか、もっと他にも何か癖があってキャラ立ちしてる方が良いと思う!
    その方が人情ぽい。し、何人か人情キャラがいたはずだけど、主人公が居候してた洋食屋の夫婦とタクシーの運転手しか思い出せないから…。

  • トレーダーの激しい勝ち負けの世界と,下町の人情物がまったりと融合して不思議なバランスで面白い.橘女史の突っ走った強さと,頼りなげで一途な一樹のほんわか具合が最高です.シリーズになればいいけど,,どうなんだろう.

  • こういう作品が読みたかった。ある意味時代劇っぽい展開がとても安心できる。主人公は有能だし周りのキャラも良い人が多くて素敵。シリーズ化してほしい。

  • 本作品は、下町人情系に、金融エンタメ系の、
    ライトミステリーのジャンルとなるでそぅか…?

    主人公が、
    事件に巻き込まれる「起」嵌めた人物を暴く「承」、
    黒幕に辿り着く「転」真相を解明する「結」といぅ構成は、
    キャラクターや設定も含め、よぃとは思ぅのですが、
    キモとなる部分が、ことごとくご都合主義な内容で、
    お話的に盛り上がる場面で、盛り上がらなぃ感じで、
    せっかくの面白そぅなプロットが、勿体なぃ感じに。

    あと、主人公は、超凄腕の株式トレーダーの設定ですが、
    ディーラーやファンドマネージャー、アナリストなどと、
    混同している?部分もあって、ちょびっと気になった…。
    しかも、クビになってやってることは、素人探偵なのに、
    企業の不正から殺人事件まで暴いていくのもどぅかと…。
    むしろ、株式トレーダーとしての知識と能力を駆使して、
    犯罪を暴き、解決していく切り口の方がよかったと思ぅ。

    もろもろ、勿体なぃ感じではありましたが…、
    プロットが良かったので、飽きずに読了できました。

  • 主人公と助手+下町's のキャラクターや、ラノベには珍しい "金融" という舞台、物語の"起"、は良い。
    が、"転結" がつまらない。ストーリーの筋が登場人物の個性を潰していて、読後は不燃焼感。
    webノベルで人気、と言われたら楽しめるが、電撃文庫大賞、と言われて読むとつまらない。

  • 外資系証券会社のトップトレーダーだった主人公橘立花が、ある日突然身に覚えもない理由で解雇されたところから話は始まります。

    一瞬で多額の金額が動く世界で常にトップを走り続けていた主人公と、下町で暮らす面々との交流がとても面白い。あまりにも違う世界で生きていた彼らの考え方や生き方に、立花が触れ、少しずつ感化されていくところも好きだなと思った場面のひとつ。

    お話のスピード感や多種多様なキャラクターも魅力的でどんどん頁を捲ってしまいました。彼女の助手となっていた、一樹君のバックグラウンドを本書で知りたかった。続編があるのでしょうか。

    ブクログさんの献本企画で頂きました。
    素敵な時間をありがとうございました!

  •  よく言えばスラスラと、悪く言えばあっさりと読み終わってしまった本書。
     帯に「賠償金100億」からの「大逆転」とあったが、賠償金も実際に背負っているわけではなく、これから背負う可能性がとても高いという程度のものであり、事件の黒幕の中の黒幕が、「誰、それ?」という結末であったので、"大"の文字は必要ない程度の逆転ストーリーであった。
     それでも、主人公の橘のキャラ、相棒(?)の一樹のキャラは立っており、それによって面白さは私個人としては、五分五分といった感じである。
     また、金融に関する用語が多く使われているが、文字も読めない一樹にもわかりやすく橘が説明してくれるので、とても取っ付きやすい。なぜ、一樹に両親がいないのかなど、疑問の残る点があるので、もしあるならば続編も読んでみたいところである。

  • すごくスピーディな展開で、あっという間に読み終えてしまいました。
    おもしろかった!
    金融業界のこともよく描かれていたと思いますし
    シロウトの私なんかにもわかりやすく物語として成り立っているのがすごいと思いました。

    これ、続きますよね?
    だって、一樹の正体も謎のままですよね??
    すごい背景もっててほしいなと(笑)

    続きが読めることを祈って!!!

  • 外資系証券会社でトップトレーダーとして結果を残し続けていた橘立花は、ある日突然上司からクビを言い渡される。不当解雇とその裏にある陰謀に気付いた立花は、下町商店街で出会った人情溢れる江戸っ子たちを味方につけ、真相解明と復讐に挑む。

    証券ミステリ、下町人情キャラ、エンタメ要素をぎゅっとさせた作品です。解決に向けたストーリー部分に著者がこだわってしまったのか、主人公を始めとしたキャラクターの個性が薄くなってしまったのが残念。大食い美人キャラ、イケメンハーフ顔の貧乏男、その道一本の頑固親父など、ここまで分かり易い素材を匂わせるならばいっそ勢いありきのドタバタコメディでも良かった気も。あと登場人物が多く名前を追うのがちょっと大変です。この人どこで出てきた人だっけ?を何度か繰り返しました。
    とは言え結末が気になり一気読み。間違いないラストで安心しました。

  • 下町の人情と金融の冷酷さを対比させたような経済エンタメ小説。人形町が舞台なので確かに土地柄、下町要素も兜町など金融界の中枢もどちらもある。ワシは、以前人形町界隈で勤めていたことがあるので、土地勘ありすぎて楽しかった。金融に絡むミステリー要素はあるが、そんなに本格ではなく、また謎解きのカタルシスも正直弱い。とはいえ、解決に向けて方がついていく爽快感はあるので、これはエンタメとして楽しむのが良。キャラは立ってはいたが、もう少し主要キャラが深掘りされるとより良い感があった。

  • 第22回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作

    【負ければ賠償金100億円――。一世一代の大勝負に、大逆転は起こるのか!?】

     賠償金100億円――。伝説の女トレーダー・橘立花は罠に嵌められた。身に覚えのない罪を着せられ、勤めていた証券会社からクビを宣告されたのだ。
     億単位の金を稼ぐ華々しい活躍から一転、無職となった立花は下町の商店街に偶然辿り着く。そこで出会ったのは、顔だけが取り柄のダメフリーターや、頑固な洋食店店主など、お金はなくても人情味溢れる江戸っ子たち。
     自らの解雇の裏にある巨大な陰謀に気づいた立花は、彼らの助けを得て、悪人どもを叩っ斬る!!!
    どんな人生にも逆転はある。痛快すぎる下町金融ミステリ!

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