ただ、それだけでよかったんです (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 587
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048657624

感想・レビュー・書評

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  • 友達ってなんだろう?


    終わり方は腑に落ちないというか、周りを取り巻く大人たちがどうしようもない人ばかり

    ただ、リアルな中学生の描写は凄く懐かしさを感じたし、普通の生活っていうのがありがたいことを感じさせられた。

    昌也の姉と母が特に下衆。これはすごい不快だった。

    ソーさんのソーは何だろう?

  • 何となく存在する他者評価を実際に数値化したら、そりゃ歪が出てくるわな。
    拓へタレ。昌也プライド高すぎ。
    計画どうりには行かなかったということか。
    周囲の大人が頼れなさすぎる。
    フィクションにしてもあり得ないと思って感情移入ができなかった。
    絶対的な優等生と劣等生のケンカというオチはテンプレ過ぎる気がするのだが。
    後、多少腐ってるような気がしなくもない。
    余談だが自分の学校でも年に何回か人間力テストみたいな似たようなものはある。
    でもクラスメイトの顔と名前を覚えていなから辛い。
    適当に書いてごめんね。
    さすがに数値化して公表はないが……。

  • イジメと人間力テストなるものへの批判。
    文章力はそこそこあるが、ストーリー構成とかキャラ立てとか、大賞レベルの作品ではない。。。と思う。

  • クラスの人気者が、地味なクラスメイトにいじめられて自殺してしまった。

    人気者達4人が地味なクラスメイト一人に、誰にも気付かれずいじめられていた。

    自殺した岸谷昌也の姉がいじめの真相究明に動き出す。

    遺書に「菅原拓は悪魔です」と名指しされた少年は本当に悪魔なのか…

    いじめの残酷な真相と次々明らかになる周囲の全ての人物の裏の顔


    イヤミス?
    思春期ならではの残酷さと、人間関係の重さで歯止めが効かない中学生達が悲しい

著者プロフィール

第22回電撃小説大賞で《大賞》を受賞した『ただ、それだけでよかったんです』(電撃文庫)でデビュー。『15歳のテロリスト』(メディアワークス文庫)が発売から反響が続き20万部を超える代表作に。以降、『僕が僕をやめる日』『監獄に生きる君たちへ』『犯人は僕だけが知っている』も発売即重版のヒット作となっている。

「2022年 『暗闇の非行少年たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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