魔法科高校の劣等生(19) 師族会議編<下> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 796
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048658096

作品紹介・あらすじ

黒幕の魔術師を追う達也。
しかし、そこにUSNA軍の横やりが入り、最悪の事態が訪れてしまい――!

死体を操る魔法で自爆テロを敢行させるという残酷な計画を企てた魔法師・顧傑(グ・ジー)は、気配を消して日本に潜伏していた。
この自爆テロ事件によって、世論が魔法師を糾弾しはじめ、人間主義の勢力が勢いづく中、十師族は黒幕の捜査を決める。
克人、真由美、将輝と協力して達也は顧傑の行方を探す。
米軍最強の魔法師部隊スターズのナンバー・ツー、ベンジャミン・カノープス少佐も参戦するこの『顧傑』争奪戦は、思わぬかたちで達也を『激怒』させ……!

感想・レビュー・書評

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  • 下巻では1つの戦いに終わりが来ます。
    逃げ続ける首謀者に対し、達也がどの様に迫るのか……が見もの。
    色んな人々や魔法や魔法じゃないものも出てくるので、場面を想像するのが大変でした……
    そしてその戦いの犠牲者となる人々が出てくるわけですが……切ない。
    胸がぎゅっと締め付けられました。
    そんな真剣な内容を解きほぐすかのような将輝の日記。
    この時代に……まぁ楽にでしょうが、日記をつけている人がいるのかな?……とは思いますが、青春している彼の姿が感じられました。

  • 【再読】達也、大苦戦。味方には恵まれていたはずなのに、カノープス少佐許すまじ…。顧傑は退治したけど千葉家の悲劇もあるし、結果的に達也にとって初黒星と言えるのではないでしょうか。そしてエリカと藤林さんの、失って初めて分かる自覚してなかった思いの発露にとても切なくなりました。何というか、師族会議編は後味が良くない結末でしたね。その一方で一条君の日記が面白い。読んでいるこっちが恥ずかしくなるなぁ。うん、彼はまっとうな男子高校生だね(笑)。

  • 師族会議編最終巻。
    メインストーリーとしては、達也の活躍で十師族チームがグジーを追い詰めるも、軍、四葉のスポンサー、警察などの様々な思惑が絡み合い、最終的にはUSNAがうまいこと目的を達成する形でグジーを殺害して終わり、ということになりました。
    わかってはいましたがやっぱり、千葉兄、残念でしたね。エリカと達也の決着のつけ方が入ったのと、藤林さん短編があったのが何となく救いかな。
    後は、作者あとがきにもありましたが、これまでの敵のボスキャラが退場する形になって、今後は十師族内の対立やら、ほかの外国勢力との闘いに向けての伏線貼りが所々にあったという感じでした。

  • 任務については期待した結果とならなかったが、かなりの見せ場があったので○。一条の日記は…笑いが。

  • ライトノベル

  • 「一条将輝転校日記」が非常に面白かったです。

  • ずっと敵だった顧傑があっさりですが死んで、次巻から新たな敵が登場とのこと。楽しみです。

    「バカ兄貴は、手強かった?」というエリカの質問がなんかよかったなあ。

  • そんなに面白い、ともおもわず。やや尻すぼみ

  • 黒幕の魔術師を追う達也。
    しかし、そこにUSNA軍の横やりが入り最悪の事態が訪れてしまい――

  • 一条くんの日記がwww

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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