彼女と俺とみんなの放送 (電撃文庫)

著者 :
制作 : cuon 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 17
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048658782

作品紹介・あらすじ

第22回電撃小説大賞、最終選考作早くも登場!
"ニコ生"で繋がる青春を描いた異色作!

「あなたのような生放送がしたいんです!」
俺の目の前で土下座(!)しているのは、"窓辺の精霊"の異名をもつクラス1の美少女、御山千遥だ。どうしてこうなった。
「弟子にしてください! お願いします!」
確かに俺は昔、ちょっとだけ名の知れた"生主"だった。でも俺はリアルに生きることに決めたのさ。ネット上での繋がりの強さなんてたかが知れてる。困った時に手を差し伸べてくれたりしない。ネットの友達は『本当の友』じゃない。だから俺は――。
「お願いです《ニコ生七大天使》タクエル!」
これは彼女と俺と、みんなが繋がる『生放送』の日々を描いた物語だ。

感想・レビュー・書評

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  • ほほう、そういう世界があるんだ、というのが素直な印象。
    ただ、ネットだからリアルだからと、ことさら分ける必要がないのは、ネットで知り合って仲良くなった人が沢山いる身としては当然のことに思える。
    でも、主人公はそのネットスキルをどうしてリアルで活用できないかなあ(笑)

    これが作者のデビュー作なので、展開の持って行き方や言葉使い的にはいろいろつたないなあという印象だけど、まあそこは仕方ない。
    これだけの今どきのネット事情を扱ったお話って今まで読んだことがなかったので、頑張って書いていってほしいね。

  • ネットの中だろうと、リアルだろうと、そこに人間がいることに変わりはない。
    どちらの人間関係も大切だし、リアルだから本物とか、ネットだから偽物とか、区別をつけること自体がおかしなこと。
    だって同じ人間がやってることなんですから。

    イラストレーターの方はこれが初めての挿絵らしい。
    少年少女を描くのは慣れているけど、おじさんはまだうまく描けない感じですね。

  • ニコ生を題材にした小説とのことで手に取る。ストーリーはシンプルなラノベメソッドで、意外性は少ないし心理描写の甘さはあるが、ワンテーマで書き切った感は面白い。ニコ生用語辞典というか生主入門みたいにもなっており、タイトルもクスッとくる。以下余談。本書では、ユーザー生放送を始めようと試行錯誤するヒロインが出てくるけど、実は運営のニコ生も、初期の初期はこうしてかなりの手探りだったのよね……番組としての体や、ある種のフォーマットが出来てきたのは、ニコ生という仕組みを出して何ヶ月も後だったなぁ、という思い出話。

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著者プロフィール

第22回電撃小説大賞、最終選考候補作家。最終選考に残った今作品でデビュー。

「2018年 『俺の青春に、ゲームなど不要!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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