DOUBLES!! -ダブルス- 2nd Set (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 198
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048659000

作品紹介・あらすじ

凸凹コンビのダブルスまさかのペア解散命令!?
青春部活ストーリー第二弾!

性格もプレースタイルも真逆で、何から何までお互いのことが気に食わない。そんな喧嘩ばかりの二人・曲野琢磨と進藤駆のダブルスも、都立戦を経てお互いに信頼関係を築き、徐々に成長していった。
だがある日、再び二人に理不尽な部長命令が下る――。
「新人戦のダブルスは、曲野・新海でいく。進藤はシングルスに集中しろ」
まさかのペア解散宣言に動揺する二人。そして相棒を取られて納得がいかない駆は、琢磨とのペアをかけて転校生・新海涼と衝突してしまい……。
高校テニス部凸凹コンビの絆と成長を描く、青春部活ストーリー、第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 何でテニスやってるの?

    曲野琢磨と進藤駆の凸凹ダブルスが軌道に乗ってきたかと思ったら、まさかの解散宣言。琢磨は転校生で昔馴染みの新海涼とダブルスを、駆はシングルスで行くことになる。今の琢磨の姿に納得がいかない涼と、なぜか駆は勝負をすることになってしまう。藤ヶ丘高校テニス部はどうなるのか。

    また面白いキャラクターが加わった。強さとは、部活とは。何を目指すのか、楽しければいいのか、勝てばいいのか。スポーツの強さは、ある点で人間的な強さかもしれない。テニスはメンタルのスポーツ。主人公二人だけじゃなく、周りの関わるすべてのキャラクターの成長が楽しみ。

  • あ~もったいない! こんなに楽しいのに一気読みしてしまった。 
    なんて、素晴らしい友情。 
    反してなんてこんなに汚れちまったんだろう自分・・・ 
    今、リアルタイムでラケット握っている息子、娘よ。 
    この本のような青春を送っておくれ・・・・ 
    そう願ってやまない 50代のオヤジでした。 
    いいなぁ~ 青春・・・ 
    ★5つ 

  • 前巻で衝突しながらようやく”ダブルス”になった駆と琢磨の青春テニス物語の続編。
    二人のダブルスでさらに強敵と戦うような展開になるのかと思ったら、違った。
    転校生リョウの登場でまさかのダブルス解散展開に。
    物語的にも試合的にも、今回はダブルスと言うよりはシングルス+αという感じだった。
    そう言う意味ではちょっと肩すかしを食らったような気分になったかな。
    だけど、転校生との関わり合いや葛藤、そして最後はスポーツ物語らしく試合で決着という王道展開は、やっぱりいい。

    ハイライトはその駆とリョウの試合の場面。
    心理描写と試合展開が圧巻。
    スポーツ物語の魅力が真っ直ぐ伝わってくる。

    さて三人目の語り部も出来たことだし、さらに物語は広がっていくのかな。
    でも次回は、すでに3rd setも刊行されているけど、駆と琢磨のダブルスを堪能するまで観たいと思う。

  • 転校生の新入部員:新海涼がテニス部を引っかき回す。
    入部早々、部長に訴え琢磨とのダブルスを組み新人戦への出場を決めたのだ。
    ダブルスを外された駆は、シングル戦を余儀なくされ、納得がいかずボールにあたる日々。
    琢磨も、涼は駆よりも技術はあるはずなのに、どうも上手くいかない。
    新人戦の行方、部のゴタゴタの行方は?

    ☆テニスは鏡を見てプレイするようなものだそうだ。今回のプレイヤーたちが、鏡の向こうに見えたものは。
    ☆そら先輩がいないと寂しい。
    ☆試合の描写がやはり丁寧。素人でも分かったつもりになれますわ。

  • 面白かったー。サクッと読了。青春だなあ。

  • 【凸凹コンビのダブルス
    まさかのペア解散命令!?】

     性格もプレースタイルも真逆で、何から何までお互いのことが気に食わない。そんな喧嘩ばかりの二人・曲野琢磨と進藤駆のダブルスも、都立戦を経てお互いに信頼関係を築き、徐々に成長していった。
     だがある日、再び二人に理不尽な部長命令が下る――。
    「新人戦のダブルスは、曲野・新海でいく。進藤はシングルスに集中しろ」
     まさかのペア解散宣言に動揺する二人。そして相棒を取られて納得がいかない駆は、琢磨とのペアをかけて転校生・新海涼と衝突してしまい……。
     高校テニス部凸凹コンビの絆と成長を描く、青春部活ストーリー、第二弾!

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著者プロフィール

「サマーランサー」にて第19回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞し、デビュー。瑞々しい感性で描かれる青春小説に定評がある気鋭の作家。

「2020年 『17歳のラリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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