- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048660549
作品紹介・あらすじ
綾時との戦いに敗れたアイギスは彼が何者かを悟る。その綾時から出た言葉にS.E.E.Sの面々は衝撃を受けるのだった――。大人気ゲーム『ペルソナ3』の公式コミック第7弾!
感想・レビュー・書評
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ペルソナ3コミカライズ7巻。
綾時から世界の終焉を告げられるメンバーたち。彼らの葛藤が続く7巻。
絶対の死に向き合い、終焉の日まで苦悩して過ごすのか。
今までの記憶を忘れ、終焉の日まで何も知らずに過ごすのか。
メンバーが集まっての話し合いでは結論が出ず、個々人が過去と未来と向き合い決断することになります。
自分なら逃げ出すけどね。それか、周りに流されてしまうか。流されたからには、流され続けようみたいな、しょうもない覚悟だけあったりする。
自分が今何のためにここにいるのか。何があったからここにいれるのか。
それぞれ少しずつ覚悟が決まってゆく中、キタローとゆかりの関係に変化が。
こちらではヒロイン枠です、ゆかりっち。それがあってこそのFESの拗らせだとは思うのだけど、やっぱり彼女がヒロインというのは、違うんだよなぁ。
しんどいんよ。そして力になってあげよう、という気持ちもあまり持てない。コミュだったり、イベントでの拒絶具合が印象強いのでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミック
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P3未プレイ、漫画出だしを読んでない身としては、凄いところから買ってしまった気がする…。
アイギス……ッ! -
順平のイラつくシーンキター。ゲームやってる時ほどのインパクトはないですね。ゲームの時は思わず探索メンバーから外しそうになりましたけど。
元々救いのないペルソナ3ですが、アイギスや仲間たちの精神的な成長が希望でした。 -
決められた運命に抗うからこそ生きているといえるのではないか。それが機械でも人間でも同じであることが示される第7巻。
決められたことができない機械。機械でありながらペルソナを宿し活動するアイギス。彼女は自分を心が理解できない機械というけれどたった1人の人間を失うことを拒絶するその様子には感情がしっかりと宿っていました。目的があって生まれる機械と人間にどのような差があるのか。選びようのない選択肢を選んだ彼女のようにメンバー全員が迷い、それでも歩くことを止めないのは勇気を感じられてよかった。決められたことができない機械っていうのは人間と同義でもあるのかなと思いました。
物語も終盤、あのラストをマンガでどう描くのか。いまから楽しみですね。けっこう連載も長く続いてますし、良い終わりを描いてもらえれば本望です。
曽我部修司の作品





