ゴールデンタイム (7) I'll Be Back (電撃文庫)
- アスキー・メディアワークス (2013年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048660594
作品紹介・あらすじ
夏休みの終盤、実家に戻って同窓会にも参加し、記憶を失う前の過去としっかりと向き合えた万里は、新学期にあわせ晴れ晴れとした心で東京に帰ってくる。一方、万里が不在の間に、香子や柳澤、千波もそれぞれ新たなステップへと向かう気持ちを固めていた。自作のエッフェル塔、焼肉、阿波踊り、そしてまた焼肉…。たくさんの出来事を経ながらみんなの関係も移ろっていくが、そんな中で万里の身に思わぬ事態が起こり!?竹宮ゆゆこ&駒都えーじが贈る青春ラブコメ、佳境に突入の第7弾!
感想・レビュー・書評
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記憶喪失ネタ必須の展開といえばそう。
ここまでメインにくるとは思わなかったが。
それもあっての最後の引きなんだけど、確かにこれはきっついな。 -
序盤では意味があるのかよくわからなかった設定が、ここへ来て俄然メインテーマに躍り出た感じ。サブキャラにも色々と動きが出てきて、こりゃあいよいよ山場か、と思わせるような引き方。焦らすねぇ、っていうか焦れる!!(笑)
ホントこのシリーズはポップでありながら読み手の内面に刺さるわー。 -
ゆゆこ様必殺の、前半中盤で楽しくニヤニヤさせ、後半のシリアスで読者をドン底に叩き落す。
ひさしく外伝や短編が多くて、その本領を味わってなかったので、
この感覚はたまらない。
とはいえ、とらドラの時とは違い、最初から漂っている「この話、ハッピーエンドになるんだろうか」という心配は、しばらく続きそう。 -
親子仲もまずまずだなぁとほっこりスタートだったが、ついに来るべき時がきてしまった。千波の役割が大きそうかも。
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続きが気になりますが…。
は、早く出てーーー! -
う~~~ん。この引きはずるい。纏まりそうに思えて最後のどんでん返し。万里と香子がどうなってしまうのか気になってたまらん。8巻が待ち遠しい。
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夏休みが終わり、地元で過去との折り合いを付けたつもりの万里と、自分の気持ちを再認識したつもりの東京居残り組がまた合流したところから。本音を隠したり誤解したりで、少しずつ綻び始める彼らに、さらに1巻から暖めてきた伏線をようやくぶっ込む。着地点が全く見えないところが恐ろしい。