- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048660761
作品紹介・あらすじ
『夏茜』保健部と演劇部の合同合宿が行われた翡翠島、そこで四人が遭遇したのは"三重の密室事件"で…。『琴弾麗羅の揺籃』頓挫した復讐に人生の意味を奪われた麗羅は、虚しい日々の果てに一筋の光を見出すが…。『桜塚歩夢の罪科』贖罪の人生を選び取った歩夢の旅路は国境を越え、孤独の果てに小さな花を咲かせて…。旧家の怨念に翻弄され続けた高貴な子どもたちは今、時を越え、勇敢な大人になる。現代のロミオとジュリエット、珠玉の短編集。
感想・レビュー・書評
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「愛情」で最終章を迎えたノーブルチルドレンシリーズのその後の作品。
3話ともそれぞれ主人公が変わり。それぞれの視点で物語は進む。
2話以降は「愛情」で語られなかった詳細とその後というかたちで。
衝撃と悲劇を乗り越え、希望と未来を掴む。
大人になったノーブルチルドレン達。
読んでいて感動しました。
ページ数はそれ程多くないものの内容は濃密。
この作品も面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごい…
歩夢がくぅに似てる…
緑葉は憧れだなあ…
いいな…こういう子がいいんだろうな… -
エピローグがよかった。4人揃う日がきたんですね!
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ノーブルチルドレンシリーズの短編集
内容は、まだ4人いた頃に翡翠島に旅行に行く話。麗羅の大学生時代ぐらいの話。あと、タイに行った後の歩夢の話です。
内容もさることながら、ワカマツさんの絵が綺麗すぎて……。
特に巻末の見開きページの4人の絵はもう、最高でした。
こういう形でまた4人の話が読めて、本当によかったです。綾崎さんに感謝です。 -
シリーズの本筋では描かれなかったお話。読み応えもありそれぞれの葛藤や想いが描かれていてよき物語
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ノーブルチルドレンのシリーズの番外編のような短編集。皆幸せになってほしい。
2020/7/23 -
再読。
本編では描かれなかった3人の20年。
信念を貫いて未来を切り開く力強さ。
やっぱ、かっこいいな。 -
背ラベル:913.6-ア-5
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見ず知らずの高校生にそんなこと依頼するわけがない。
それなのに依頼している時点でだいたい見えてくるんじゃないのでしょうか。
でも彼女は自分を信じ切っているからな。
そんな他人の事情にもずかずか踏み込んでいた彼女が、最後のお話しでは、様々な事情を予想して次の手を考えている。
何も変わっていないように見える彼女だけど、そういうところが大人になったということなのかもしれないですね。