- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048661232
作品紹介・あらすじ
最強の兵器"鬼虫"たちは、どのようにして集まり、人間から兵器になったのか-。過去の記憶が交錯する中、黒塚部隊に囚われた竜胆が蘇生する。その頃、"蜂"の修理が進む登坂研究所で、巴は中央の高官から呼び出しを受けていた。これを好機と取った巴は、内通者のあぶり出しにかかる。そしてついに、巴の前に烏帽子が姿を現すのだった。そんな帝都の異常に、九曜は研究所から出動、街で朧に襲われる叶葉たちを見つける。再び朧と戦闘に入る九曜だが、その最中、叶葉と鴇子が黒塚部隊の手に落ちてしまい-?最強の兵器"鬼虫"たちの神速アクション、緊迫のシリーズ第5弾!
感想・レビュー・書評
-
メカアクションとして素晴らしい。
この巻で言うと、蜂が起動する場面が白眉。
最大級の危機から、ドラマを積み重ねて、蜂が飛び立つ場面で、思わず拳を握りしめていた。
そして、1巻の冒頭からの伏線(そもそも、当初から意図していたかどうか不明だけど)も回収。ますます先が気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内通者(烏帽子)の正体発覚!
巴重症!
蜂復活!
鍬形登場!
そして…朧の正体がまさかの伍長(叶葉が女中をやっていた時に世話していた人)!
いろいろと話が進んで面白くなってきました。
次は最後の鬼虫、柊。次巻が楽しみ。 -
竜胆さんが覚醒、でも敵の手中に落ちて。さらに巴さんや叶葉ちゃん、鴇子さままで!!
-
ケレン味たっぷりでものすごく熱い。九曜も剣菱も井筒もカッコいい
-
5
竜胆負けるな。早く戻ってこい。
ヒロインは相変わらず守られヒロインで残念。
今回攫われるし、次の話に持ち越しになるし。
戦う女子の巴は重症だし。
柊に期待。 -
烏帽子の能力は日足以上に興奮した。スチームパンクと超科学の組み合わせが素晴らしい。でも、一番輝いていたのは菘かな。ここで1巻につなげてくる流れは巧いと思った。
-
前回の戦闘で取り戻した「蜂」の修復が急ピッチで進む中、首脳部から鬼虫を交えての会議の席を持ちたいという提案が浮上した。帝都中枢に及ぶ黒塚部隊をあぶり出すため、巴は単身会議に臨む。
竜胆の回想から始まるこの巻で、止まっていた時間が一気に流れ出すのが印象的。戦略・戦闘描写も共に熱く、九曜と朧との戦闘、また日足の顛末などが見所か。次巻が待ち遠しい。