STEINS;GATE 線形拘束のモザイシズム (電撃ゲーム文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048661805
作品紹介・あらすじ
物語の序盤、岡部のもとに大量のDメールが届く。内容には一貫性がなく、文面も稚拙というおかしなものだった。はじめは、そうした蝶の羽ばたき程度の小さなことだったが、その連鎖はどんどん進み、状況を大きく混迷させていく。『STEINS;GATE』という器のなかに10話もの異なるDNAを内包した『線形拘束のフェノグラム』。そのすべてをひとつにまとめ、再構築された物語はラボメンたちをどんな未来へ導くのか!?すべては「運命石の扉」の選択のはずなのだが…。
感想・レビュー・書評
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<b>俺だっ、何、PSPVita版もノベライズだと!</b>
まだまだ粘るシュタゲ界隈。
原作ゲーム版は短編集スタイルらしいが、それを再構築したのが本作なのだそうだ。
自分はDメール好きなので、手に取ったが…。
本家を違った角度で概観する試みはよい。
(そのため、助手ラジ館事件は端折られている)
うーむ、結局本物のDメールって何通あったのだろう。
あと、未来へ普通にDメール送るの止めようよ。
(オチのためには必要なのだろうけど)
まゆりを救出してないよね。尺足りなかった?
(4℃にページ割過ぎですね、分かります)
と、機関の陰謀のようなツッコミどころ満載です。
しかし、アルパカマンの一言で許します。
年季の入ったシュタゲオタの皆さんも同様でしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014/05/21
【やや好き】各話が独立していたゲーム「線形拘束のフェノグラム」を一つの物語にまとめたノベライズ。 ゲーム:フェノグラムはプレイ済み。 ゲームに出てきた要素を少し使って、まったく別のあったかもしれないSTEINS;GATE物語になってはいるが、タイムリープ使いだした後半あたりからムリヤリ感が…いきなりこの本から読む人はあまりいないと思うけど…シュタゲ本編を知らないとちょっと解りづらいかな。いや、知っててもついてけなかったけど(笑) 黒い紅莉栖や4℃のガイヤっぷりが見れたのは面白かったがどこの世界線だろう?と考えても意味ないぜとエピローグで言われちゃってあぁそうですか…シュタゲ好きだからいまいっかのノリで読了(笑) -
原作も比翼恋理も面白くて、劇場版のノベライズも面白かったので、
シュタゲは鉄板だとうっかり思い違いをしていました。
申し訳ないかも知れませんが、此れは何処にも面白さを感じられなかったです。
纏まりも良くないし、主題であろう紅莉栖の葛藤とかも微妙な感じで。
戦闘の件も、かなり強引な気がしましたし。
ちゃんと選ばないと失敗する物だと、改めて心に刻む事にします。