ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.89
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本棚登録 : 7163
レビュー : 881
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048662260

感想・レビュー・書評

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  • 2016/9

  • 今回も楽しかった。
    ブラックジャックとか、マンガも題材になるんですね!二人の行方と、過去と、もろもろ気になる展開です。

  • (内容)
    驚異のミリオンセラー。
    日本で一番愛される文庫ミステリ、待望の最新刊

    静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。
    物思いに耽ることが増えた彼女はついにこう言うのであった。必ず答えは出す、ただ今は待ってほしいと。
    ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。いわくつきのそれらに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。
    脆いようで強固な人の想いに触れ、二人の気持ちは次第に近づいているように見えた。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。
    この邂逅は必然か? 彼女は母を待っていたのか? すべての答えが出る時が迫っていた。

  • もーーー、なんだこれ! めっちゃくちゃ面白かった!
    早く続きが読みたいのに(図書館へ)リクエストをかけたらまさかの70人待ちで、いつだよ! 読めるのは!!

    とりあえず、1作目をもう一度読み直してみたい。

    最初は古書にまつわる謎が面白くて、
    「栞子と大輔の関係なんてどうでもいい」
    と、思ってたんやけどゴメンナサイ。

    今回はプロローグに煽られ、まあもう、
    「古書なんかどうでもいいし!!」
    と、思ってましたスイマセン。

    そのあたりを含め、今回も非常に面白かった。
    例によって前半は余所見しつつ読んだんやけど、ブラックジャックのあたりからグイグイ引き込まれたなあ・・・!
    日常の面倒くさいことも一瞬忘れられる読書って、ほんまに最高。

    古書の謎も、それにまつわる周囲の人間の話も最高。
    そういえば、個人が図書館で借りた本のタイトルは家族にも絶対に教えないという規則があったっけ。そもそも図書館内でも個人単位では貸し出した本のリストアップはしてないんかな。

    (でも、小学生のころは「貸し出しカード」に名前を書いたから、追えるといえば追えるよね。ほんで、自分が借りた本には必ず同じ人が以前に借りていた、とかいうネタはようさんあったよね)

    読書傾向を知るだけでも、その人となりと環境が予想できるのかもしれへんなあ。
    ましてや、本を単なる本としてだけ扱っていない人たちなんやったら、なおさら・・・。

    本棚を買えばいいっていうのに、グサッとやられました。
    結婚道具よりも本棚を買ってあげればよかったと泣いた母親に思わず貰い泣きしそうになったわ。

    私もいつか、本棚を持つことが夢やなあ。
    今は、100均の収納ケースに入れて押入れの奥へ押し込んでいるけれど、どーんと並べていつでも手にとれるような環境にいつかなれれば、いいよなあ・・・。
    「書斎」とか、憧れるよね!
    家人がテレビやゲームをしていると集中して読書をできないから、違う部屋へ行って読んだりがやっとできるようになってきたけれど、こういうときに書斎があればいいんやろうなあ、なんて思った。^^

    書斎の存在を認めてくれるような家人なら、なおよかったんやろうけどもね! ま、無理やろね!

    引越しするたびに、家族が増えるたびに本を売ってる。
    どうしても売れない本だけを厳選して手元に置いているけれど、著者があとがきでいうていたように、「資料」が(私にとっては資料でもなんでもないけれど)増え続けるのは自然の摂理なんだそうで。^^

    私が都度都度捨てられなかった本は、そりゃあ面白い本だというのもあるけれど、実際はその本を読んだときの自分自身を捨てたくないから。
    あのときの気持ちとか、あのときの日常を忘れたくなくて、持っている。
    泣く泣く売った本でも、泣く泣く売るから
    「あのとき、売らざるを得なかったんだよね・・・」
    と、未だに覚えている。

    本棚を買い足したい。
    でもまだまだ私にはそんな贅沢はできそうにないので、図書館へ通うか、書店員になるかしかないな!

    後者を狙いたいなー!
    一度は働いてみたい、書店!!!

    (2015.05.25)

  • 4
    智恵子との勝負が本格化。陰謀が渦巻いてる感じ。
    栞子の努力しようとする姿勢が良い感じ。母親のようにいなくなったら…に対して、一緒に行けばいいも良い感じ。
    プロローグとエピローグの時代超越はなかなか面白い。

  • 古書を少しだけ掘り下げるが、それ以上は無くメインは謎解き(もどき)展開としては先が読めてしまい、余り面白いとは言えない。

  • 久しぶりにこのシリーズを手に取った。
    3話収録。各話の後に数頁の断章を配置。それらをプロローグとエピローグで囲む構成はまるでプログレッシヴ・ロックのコンセプトアルバムのよう。綺麗な配置が良い。
    しかも今作に収録された各話は此処までのシリーズ中でも上位に位置づけられる3話ではないかと。各話ともに届かぬ想いを時を超えて叶えるというテーマに栞子さんと五浦のもどかしい恋愛を絡めているところがミソで、読んでいるこちら側も五浦と共に“おっぱいメガネ”な栞子さんの焦らしプレイに悶々とさせられてしまう。
    淡く桃色がかったエンディングからダークな色合いの次作への繋ぎはあざとい。

  • 物語も終盤に差し掛かってきたらしく、、

    本とその関係する人たちに関する謎解きと同時に、栞子さんと母親の智恵子さんとの関わり(再会)もまた出てきました。

    栞子さんと五浦くんの関係も少し前進?(*^^*)

    一体どんなラストを迎えるのかドキドキ。

    ※ラストの出来事で続きがかなり気になってしまった。
    このあとどうなるの?と気になって仕方ない(笑)

  • 江戸川乱歩の次が手塚治虫のBJとは、万人向けのチョイスがうますぎる。10年前に突然家を出ていった母が、最近になって娘の能力をテストするために、昔の知り合いを次々と差し向けてくる。このシチュエーションは良いとして、娘が鮮やかに解決する古書にまつわる家族の行き違いが、古書の内容にまつわってないのが、なんとも惜しい。母娘再会の舞台は湘南モノレール。つい最近鎌倉に行ったのに、これは乗らなかったな。またいつか巡礼しましょ。

    P.S. wikiによるとビブリアシリーズは「ラノベ文芸」に分類されるらしい。ラノベ文芸って、ただのラノベとどう違うの?ラノベと普通ノベルの違いもわからないのに、これ以上言葉つくらないで~

  • 人は恋をすれば変わるものだ。それはこの物語の登場人物達も変わるものだ。だが、人は過去を変えられないものだ。それもこの物語の登場人物達も変えられない。だからこそ人生は面白いのだろう。物語は佳境に入り、変わろうとする主人公達に過去が迫ってくる。続きが気になる一冊。

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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