神様の御用人 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2646
レビュー : 279
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048662703

作品紹介・あらすじ

ある日、主人公でフリーターの良彦は、もふもふの狐の神の黄金から神様の御用、願いを聞いてその御用を遂行するということをまかされました。『神様の御用人』となった特別な力があるわけではない普通の人間である良彦が、黄金と一緒に神社を訪ね歩き、神様の願いを聞き、かなえるために努力する現代和風ファンタジーです。

感想・レビュー・書評

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  • 作者の浅葉さん、前に「山が私を呼んでいる」を拝読しましたけれど、この「神様の御用人」シリーズは、作品の構想が群を抜いて面白い。純粋にサクサクと楽しめるお話しです。

    力の弱くなった神様の依頼を実現すべく、東奔西走する良彦君。相棒?の方位神である黄金とともに神々の世界が広がる。現代に生きる神さまも多くの悩みを抱えているのですね。どのお話しも、しんみり、ほんのりとした落ちがつき良い雰囲気。黄金のもふもふした感じも良いです。

    折しも式年遷宮を迎えた後、神社仏閣にも世の皆さんの興味が注がれ、神さまの力も増してきているのではと思います。あっ、もちろん我が家にも御朱印帳がしっかりあります。

  • 勤めていた会社を辞めて、現在バイトでなんとかしのいでいる主人公・良彦は、ある日道端で助けたおじいさんから不思議な緑色の本を手渡されます。
    その本は宣之言書(のりとごとのしょ)。
    この書を持つ者は、日本の土地におわす八百万の神々のご用事を聞いて叶える"御用人"のお役目を命じられた証なのだとか。
    人間味あふれる…というか、なんだか神様らしくない神様たちに振り回される、良彦の新しい生活のはじまりです。

    予想していたよりドタバタ劇でしたが、気分転換にちょうどよい、元気になれるストーリーでした。
    引きこもりゲーマーの中学生やら、町内会のおじさまやら、本当に神様らしくない神様たちなのです。
    でも、かつてはこんな風に神様と人間の距離は近くて、一緒にお酒を飲んだり、語らったりしていたのではないかと思わせてくれました。

    いつも近くで神様が見ているかも、と思うと、日々の生活にもハリが出てくるような気がします。
    都合のいいときだけの神頼みではなく、手を合わせて「近頃はこんな感じの毎日です。これからも見ていてくださいね」とお参りしてみよう、と思いました。

  • 途中経過でレビューを書くのもなぁと思ったんだけど、面白い!(完読! とても面白かったです!)

    作者の神社への愛が感じられる(笑)

    特に『方位神』たる狐(失礼)の『黄金』がいい。是非とも我が家へもいらして頂いて、そのもふもふとなさったご神体を愛でたい。そして愛すべき神々と吞み明かしたいとも思う。(いや、今はお酒飲めないけどさ)

    黄金様、都路理の抹茶パフェまで食べに行くのは遠いので、セブンイレブンの『しろくまアイス』辺りで手を打って頂ければ私も御用人(パシリ)しますでぇ(*^_^*)

    そんな私の初詣は一月末。
    諸々の事情で先延ばしになってしまった初詣の頃には御雷様、ゆかりの梅の花が咲いているだろうか……。

  • 高校生の息子に借りて読んでみた。正直、自分では借りたり買ったりしない本だっただろう。で、読んでびっくり。テンポよい巧い文章で、笑いあり、感動あり、最後に涙あり。とっても温かい気持ちになれた。読後に調べたら2017年8月現在で第7巻まで刊行されてるベストセラーとのこと。納得。

  • 本編終了後の語り部(良彦の祖父)のエピソードがとてもよかったです。

  • 神様系と表紙が好きだったから呼んでみた

    土地神とかは知ってたけど
    ここに出てくる神様は初めて知ったし
    神様の説明もわかりやすく書いてあって
    おもしろかったし

    神様を想うことを大切にしたいって思った
    神社に行きたい

  • 「神様にだって願いはある」
    神様の願い事を叶える物語。
    人に寄り添い、支え支えられて、存在している神様を
    身近に感じることができるお話。

    八百万の神様がいる日本ならではの話だと思った。
    近所の神社、あの街の神社にはどんな神様がいるのだろう。

  • 良彦と黄金のコンビいいなぁ。
    良彦の人柄の良さと、小言を言いながらも認めて、見守ってくれてる黄金。
    ほっこり。
    出会う神様も、みんな個性的で愛嬌がある。
    ほろりとするシーンも。

    神社のこと、神様のこと、にわかにしか知らなかったから、そうなんだ!ということも多くて勉強になる。

    すいすい読んじゃう。
    続きも楽しみ。

  • 最近お気に入りの一冊!
    とっても読みやすい!けど神様の名前など漢字が難しいよ〜
    まぁ面白いから良い!
    コレ読んでから神社にハマり御朱印帳買いました。

  • 野球の推薦で入社後右膝を痛め、野球部のなくなった会社に居場所を失い辞職し今はフリーターの良彦。バイトの帰り道、蹲る老人をたすけると、1年前亡くなった祖父・敏益の知り合いだと、緑の冊子を渡された。神職見習いの友人藤波孝太郎に冊子に現れた「方位神」について聞くとー

    ◆表紙絵にうっかり騙された、神様のパシリする主人公が中学生高校生じゃなくまさかフリーターとは!でも。良彦、いいヤツだな-…そういう影響を与えたおじいちゃんも。スイーツにも電車にも興味津々な太古の神・方位神の黄金に軽口叩いて、国津神・一言主はネットマニアな男子中学生の如きデフォ、意外と純な龍神・橋姫に、子供の年越しを見守った歳徳神。八百万の神様にはまだまだネタはつきないだろから続きが楽しみ♪

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2021年 『【ドラマCD付き特装版】神様の御用人10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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