古書屋敷殺人事件 ―女学生探偵シリーズ―

著者 : てにをは
制作 : なのり 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年3月29日発売)
3.82
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  • 本棚登録 :141
  • レビュー :16
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048663632

作品紹介・あらすじ

推理小説好きな高校2年生のひばりは古書店を営む枯鳥らと山あいの旧家へ。そこは大量の古書に埋もれた古書屋敷だった。その古書の買い取りのため、せどり師らと競って本の査定を始めるひばりたちだが、やがてひとつ目の殺人事件が…。女学生探偵・花本ひばりは事件を解決できるのか!?そのとき偏屈作家・久堂蓮真は!?大人気ボーカロイド曲「古書屋敷殺人事件」を作者が自らノベライズ!女学生探偵シリーズ小説版第2弾!!

古書屋敷殺人事件 ―女学生探偵シリーズ―の感想・レビュー・書評

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  • 図書館より。
    シリーズ第2弾。

    さらりと読了。でも正直、1巻より読みごたえがあった。
    めげない素人探偵と、意地悪な探偵作家。
    素人だからなのか、推理が失敗してもまたチャレンジするところにちょっと感動した(笑)
    ボーカロイドの曲も気になるところ。

  • コーヒービートっていうチョコを食べながら、シリーズ第二弾読了。
    古書で溢れかえる屋敷に住む主。しかしその主は不審な死を遂げる。残された家族は古書をしかるべき値段で引き取ってもらうべく業者を手配する。その一人が、蓮真の後輩で古書店を営む青年・枯島。
    実は古書屋敷のあるじは、ひばりの友人ゆへの親戚筋にあたる。古書の処分に困り、詳しい者を探していて、ゆへの知り合い・枯島に辿り着いた。
    ゆへとひばり、友人の桃花は枯島とともに古書屋敷のある田舎の村へ。
    古書屋敷には残された家族、主の妻・須眞子に3姉妹の雪緒・月緒・花緒と末っ子の長男・穂積がいた。
    そして枯島のほかに、古書業界のライバルである宇野山と彼の弟子である赤司という青年も来ていた。
    枯島たちが古書の鑑定をしているあいだ、ひばりたちは姉妹たちと交流したりして過ごす。
    ところが花緒が「古書の鑑定を辞めろという脅迫状が届いた」と言い出したあたりから雲行きが怪しくなる。
    まず、屋敷内で赤司が顔に火傷を負う事から事件は始まった。
    そして屋敷の庭にある池に、首なし遺体が浮かぶ。
    遺体は主の妻・須眞子のものだった。

    村へ入る橋が壊れていて、警察が現場へ来られない。そんな中、枯島に須眞子殺しの容疑が掛かる。ひばりは彼の疑惑を晴らすべく、探偵役を買って出るが、そんなところへ到着したのが蓮真だった。
    蓮真が加わったにも関わらず、第二、第三の犯行が起こる。
    そしてそれが、村に伝わるわらべ歌の通りに起こっていると分かってくる。
    姉妹の、残された図書に対するスタンスの違い。屋敷の中に渦巻く、主や須眞子や愛人たちの心情。残された謎の手記。二つの家の間にある確執…。

    首なし遺体と定番の入れ替わり、顔に包帯を巻いた怪しいヤツ……おどろおどろしい、まるで横溝のような展開が続きますが、萌えもしっかりとあり、読み応え十分。
    大いなる敵・大鴉も出てきます。

  • ミステリーとしては面白かったが、この時代に新制高校?とか自分の友達をご学友?とか、細かいところでつっかえてしまい、浸りこんで楽しむ。というところまではいかなかった。軽い読み物には最高。

  • あれ、感想書いてない?

    ええと、面白かったです。著者紹介でボカロPって書いてあったところで本を閉じようと思わなくもなかったですが。なんでか忌避感ある。
    色々くだらない脱線するのは、最近のこれ系の本の宿命なのか。はともかく。読み終わった後に、YouTubeで該当曲聞いてみるくらいには面白かったです。ストーリーはだいぶ違ってましたが。
    あんまり友達いる意味なくね。特に柔道の子。

  • 久堂センセーと霧島さんがかっこいいい!
    ふたりの掛け合いが気に入ってます!

    時代背景やストーリーも面白いし何より、てにをはさんの作品が好きなので文句ナシの作品です!

  • てにをはさんの楽曲は動画で公開されているぶんと、CD「女学生探偵ロック」のぶんを先に聴いていました。なので、楽曲の方の「古書屋敷殺人事件」と「密室書庫」から事件のあらまし・動機・犯人像など予想してましたが見事に外れました……「誰が悪い」「いけませんわと涙」「守り抜いた貞操」辺りからなんとなく想像していたのですが、てんで見当違いで。
    しかし、最後の登場人物は、出て来るだろうと思っていた(ような)人が出て来たという感じで特に気にはならず。個人的には唐突感は無かったです。ただ、それは「密室書庫」の歌詞の口調から想像していたわけですが、それも個人個人によるかもしれません。
    歌詞に出ていた「怪しげな血痕」かと思いきや……というのをやられていたので、あんまり歌詞にひっぱられるのも駄目と自分に言い聞かせながら読んでいたつもりではありますが、いやあ、やられました。

    でも本書最序盤で「むせかえる」と言われては、そこからもうずっと頭の中で密室書庫が流れてしまうと思うのです

  • 前作が面白かったので、購入。
    んー、そんな突然『実はワタシも最初からいましたー』って登場されても。。。あんなの伏線張ったって云える? って何度か思った。

  •  女学生探偵シリーズ第二弾。
     同名のVOCALOID曲のノベライズ……と思いきや、どうやら小説が先にあって、それを元に曲を作って公開し、それから小説を発表、という順序らしい。曲も文もこのクオリティとは驚き。
     前回は1冊に3作収録だったのですが、今回は1冊まるまる長編作品です。

     山奥の村にある「古書屋敷」。当主の首釣りから始まる連続殺人にたまたま遭遇した女学生・ひばりと、なぜかやって来た推理小説家・久堂。
     村へ続く唯一の道が絶たれ、逃げ場のない中、事件と推理が進行していきます。

     ……と、サスペンスな小説なのですが、なんせ主人公の探偵が女の子で、登場人物も女性比率が高く、緊張感を伴いつつも良い感じで和やかです。
     そして、事件慣れしていない巡査に、なぜか引っ張り込まれた謹慎中の警部は死体が苦手……こんな具合に、主要人物のキャラが立っていて、そのやり取りには笑ってしまいます。
     ひばりと久堂先生の夫婦漫才も健在。先生、愛ゆえに理不尽過ぎ!(笑)
     でも、どれほどひばりで遊び倒しても、危機にはしっかり駆けつけてくれるところが良いですね。歳の差恋愛好きな人にはなかなか美味しいのではないかと……。

     前回に引き続き、あまり期待しないで読み始めたのですが、一本の推理小説としてしっかりと構成ができていて、文章もテンポ良く楽しめました。
     というより、文章は前回のラノベ調がやや払拭されて、一般向けの小説としても売り出していけるような感じになったかも。
     挿絵がなかったのが残念ですが……。
     怪しげな新しい登場人物も出ましたし(怪盗?)、続編に大いに期待です!

  • すごく面白かったです。
    登場人物はみんな魅力的だし、
    お話もどんでん返しがあったり
    ラスト切なかったりもして…
    先生カッコいいしw
    元々の楽曲が好きで買ったのですが
    小説読めて良かったです。
    漫画かアニメかドラマCD出して欲しい。
    続編も早く読みたいです。

  • 読んでいる間にちらついた、京極堂の影。
    ファン、なのかな。凄い、影響受けてるのかな……。

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