ナイショのシンメトリ (B‐PRINCE文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.41
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本棚登録 : 79
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048664172

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったのかは不明ですが、作者の感想と同様に、かわいらしい作品でした。
    でもまぁ、私は双子の弟のほうがかわいらしく感じました。そして弟は攻めと受が逆だったら萌えました。

  • あんまり期待してなかったけど、「恋する気持ち」を上手く書く作家さんだったので好きでした。
    ドキドキしたり、キュンしたりが上手いと思った。
    自分の風邪を移してしまった双子の弟の代わりに授業に出るため行った弟の大学で、以前公園で出会ったヘンな男、藤堂と再会する。藤堂はあれから俳優になり、遠い存在だと思っていたが次第に身近な存在になって行き・・・。という話ですが、弟や弟のバイト先の店長やなかなかいい人材揃ってて楽しいです。

  • 双子の弟・翔が病気になり兄・航が弟のふりして大学へ、そこで一目惚れした相手・藤堂に会う… 甘くふわふわなお話でした。ムクさんの挿絵効果も抜群で、航が可愛いこと可愛いこと♪ 臆病で超奥手の航と元気で物怖じしない翔のお互いブラコンな会話がたまらなかった❤ おかげで藤堂の影が薄かったかも(笑) 嫌な空気にもならず終始ふんわり可愛い雰囲気で読了できました。次は弟編を読みたいです!

  • 駆け出し?俳優×弟成りすまし大学生。
    おたふく風邪の弟の代理で大学にもぐり込む双子兄(受け)。設定は面白かったし、攻めが嫉妬しぃでニヤニヤでけた。"二十一歳児"が何気にウケたw
    ただ、もう少し受けが女子っぽくなかったら、面白かったのになぁ。BL読んでる気がしなかったよ。あと双子弟とイチャイチャしすぎて…。

    小椋先生のイラストは可愛くても可(笑)

    結局、攻めは、受けと受けの双子弟、どっちと先に出会ってたのか?読解力足らず。再読してみます…。

  • ★3・4
    表紙のイメージまんま、可愛らしくてふわふわ甘々でした。双子が入れ替わって成りすましたせいで起こる勘違いが王道的でニヤリとしてしまったwちゃんと最初から別人だって感覚で理解している攻めイイね~(笑)仲良し双子がイチャイチャしてるのも萌え!弟も店長とデキてるし4人でワイワイしてるのもきっとかわいいだろうな~。

  • ただただ罪のないかわいいお話。それ以上でもそれ以下でもないような…
    ある晩夜の公園で出会った男は、現在注目株の若手人気俳優藤堂櫂で、しかも双子の弟の通う大学の同級生だった。おたふく風邪にかかった弟翔の出席日数を稼ぐため、弟の振りをして大学に訪れる航。(ここでサイファか!!と心でツッコミを入れる)
    バレないようにヒヤヒヤしながら藤堂と一緒に過ごしているうちに、どんどんいい雰囲気に…。
    でも自分は弟の振りをしているし、藤堂が好きなのは自分じゃなくて弟の翔のはず…などとグルグルグルグル。少し触られただけで『ひゃっ』と飛び上がって赤面しちゃう級のおぶおぶちゃん。
    双子の常にお互いをほめちぎる異常なまでの仲良しぶりと、航のおっぶおぶ加減が気になり過ぎて、攻がどんなだったかあんまし印象に残ってにゃいな…
    でもムクさん絵はこのかわいい雰囲気にぴったりだった(眼福)

  • 初読み作家さん。

    攻め:藤堂櫂
    受け:小鳥遊航

    双子の兄の方だけど、同じ顔していながら、明るく可愛い弟とは違い地味で大人しい自分。弟と入れ替わって弟の大学に行ったら一目惚れした相手がそこにいて。話をするけど相手は自分を弟として見ていて…。


    弟としてしか認識されてない身代わりの切なさやジレンマがもっと続くのかなと思っていたら、キスされた後に兄であることを告白したことでその切なさは一気に減った。これはこれで悪くなかったけど、別な作家さんならここでは双子と言わないままさらに悶々と切なさが続くだろうなぁと思える設定。ある意味あっさりしてた。

    ムクさまの絵が好きだったので絵師さん買いでしたが弟の話も読みたい。
    あと、これはやっぱり気になったので書いておくけど、キャラの服装で柄物の時に、服の形にトーンを貼ってるのをしわや、裁断をまるっと無視してべた貼りするのをやめてほしい。腕の形とか襟の形とか、表だったり裏だったり、そういうの、気を使って貼ってほしい。たかが挿絵かもしれないけどされど挿絵。
    好きな絵師さんなのに、こういう細かさがないのが悲しい。
    服の構造に合わせてトーンを貼るのってそんなに時間がかかることなのかしら?

  • ほんわかキュンキュンでした。身代わりというか片思いの切なさってのはあまり感じられなかったんだけれど、すごく可愛かったですよね。ムクさんの挿絵もぴったりでなんか淡~い気分を味わいました。

  • 小椋ムク先生のイラストが大好きなので、作画買いしました。
    初めましての作家さんです。

    小鳥遊双子がものすっごくよかった!
    バカ双子というか、バカ兄弟というか、相思相愛双子というか…とにかく、この双子の設定が、お互いがお互いを大切に思ってて大好きで、それを隠さずにお互いが接してるっていう設定がとてもよかったです。
    こういう場合、どっちかがつんけんして素直になれなくて…っていうパターンが多いんですが、そうじゃないところがよかった。
    ほんわかした兄と、しっかりものの弟がいちゃいちゃしてるのは楽しかったです♪
    王道なパターンなんだけど、ぐるぐる迷う感じがいいなって思いました。
    航と翔が入れ替わるわけなんですが、藤堂が航を翔と思って藤堂が混乱する姿や「器は一緒なのに中身が違う」と例えたあたりが読んでる時は楽しかった。
    店長と航の仲を疑ったりするあたりとか、ムフムフしちゃいました。
    なによりも、小椋ムク先生のイラストが超ドストライクで、お話にすごく合ってたと思います!

    この次は店長と翔の話がすっごい読みたいです。
    店長×翔のお話を熱望します♡

  • 王道のBL(笑)?
    BLの存在を知った頃に読んだような、懐かしさ!

    「恋っていいわね~」と、つい思っちゃうような?

    小椋ムクさんのイラストも、すんごく合ってる。

    身も(?)心もふわふわ・ほわほわと読み終わりました~

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著者プロフィール

1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。BLやファンタジー、ホラー、あやかしものなどの様々なジャンルで活躍中。

「2017年 『ばんぱいやのパフェ屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐々木禎子の作品

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