魔法科高校の劣等生(13) スティープルチェース編 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048665070

作品紹介・あらすじ

西暦二〇九六年、七月。今年も、魔法科高校生にとって夏最大のイベントである全国魔法科高校親善魔法競技大会、通称『九校戦』が開催される。しかし今年の『九校戦』はひと味違っていた。競技種目及びルール改定。本番まで残すところ一ヶ月の段階でもたらされた何の前触れもない大幅変更に、魔法科高校各校は慌ただしい対応を迫られる。そんなある日、九校戦の作戦立案に当たっていた達也の元へ、匿名のメッセージが届けられる。それは、九校戦を舞台とした新たな陰謀の存在を示唆するもので-。華やかな競技の裏で繰り広げられる暗闘。昼なお暗い富士の人工樹海を駆け抜ける達也が、背信の陰謀に挑む!『二学年度の部』九校戦編登場!

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】九校戦の準備を進める中、届いた種目とルール変更のニュースに困惑する生徒会の面々。そして達也のもとには九校戦の裏で陰謀が企まれているという情報が寄せられて…。今年もまた軍人やら魔法師やらテロリストやらの思惑が背後で絡み過ギィ!な九校戦。高校生のイベント使って大人たちは何してんだよ…。ということで、競技の様子よりもパラサイドールを巡る陰謀がメインで語られ(競技サイドは”SS”で)、スティープルチェースの裏で達也が無双してぶっ潰す「さすがはお兄様です」な今回でした。多様な政治的思惑が見え始めましたね。

  • 達也たちにとって2度目の九校戦。
    その内何個かの競技が変更されるわけですが、その発想力が凄いなぁと尊敬する私←
    1年前の九校戦編に比べ、無駄が少なく、理解しやすかったです。
    でもページ数のわりに読書ノートに纏めるとかなり簡潔になったので、まだまだ無駄な部分も多いのだな……とも感じました。

  • 図書館で。
    第二回 九校戦でそう言えばパラサイトだった。
    うん、読んだ事あった。

    九の字のつくご老人も態々、高校生の競技に仕掛ける事も無いのにねぇ…と思ったり。いや、そもそも民間人を巻き込むなって話でもあるけど。あ、魔法校は一般人ではないのか?

  • スティープルチュース編という謎の名前だったけど、要は2年生時点の九校戦編の裏話。
    いい役として配置されてた感じだった九島烈がいろんな葛藤もあった上で九校戦に介入してくるのをお兄ちゃんが遣り込めるという話。藤林さんが結構大変な位置に入っていてかわいそうな感じでした。軍の方もさらに新しい人が出てきて、まだまだ奥が深そう。
    九校生編の表話がまとまってるらしいSS。エリカとレオがそっち系みたいだからそれはそれで楽しみ。

  • コミック

  • 9校戦の話なんやけど、競技はめっちゃ適当やったな。
    しかも、大局的には強硬派の方が真っ当な方向なんが全体としていけてない。

  • あいかわらずの無双ぶり。達也と四葉の関係が強調され始めた。

  • 中途半端感が多かった。
    深雪を邪魔するものは徹底して排除することに変わりはないが、もっと黒羽家を描いてほしいのと、九校戦を描いてほしい。正直、パラサイドールと達也では試合にならないから、もっと接戦した試合や、頭脳戦を描いてほしいところ。

  • いまいちな巻。あまり爽快感というか、ダイナミックな動きは無かった。次に期待

  • 今回の話は2年目の九校戦。十師族関連の話が多くなってきた印象だが、それに絡めてか競技が変更、様々な思惑が絡む展開に。
    展開は良いのだがすべての場面を読者は知ってしまっているので意外性も皆無、どこが陰謀なのかも全てがわかりすぎていて読み取り辛く結果的に達也が何に悩んでいるのか共感ができない。加えて今回は戦闘もパラサイドールと呼ばれるロボット相手に淡々とこなすのみ。深雪やほのか、それに連なる一高の面々も○○で優勝したの一文のみで描写があっさりしすぎている。
    九校戦に関して言えば1年目の方がダイナミックで見所も多かったように思えるし勿体無い内容だった。

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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