ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.4 (電撃文庫)
- KADOKAWA (2014年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048665728
作品紹介・あらすじ
さよなら夏休み、こんにちは二学期!…のはずが、やっぱりリアルとネトゲが区別不能の残念美少女・亜子はすっかり「二学期?何それ食べれる?」状態。彼女を何とかするはずのネトゲ部の面々も、結局ネトゲ廃人のままだった…完。-そ、そうはいかない!ネトゲ部にもリアルな文化祭はやってくる。活動発表のためネトゲ部が挑むのは、新実装の対人攻城戦!?しかも-杏「課金が通用しない…だと!?(愕然)」課金禁止をはじめ、初の対人戦は勝手が違うことだらけ。猫姫&秋山さんも協力し、文化祭準備の合間を縫ったガチ攻略戦が始まる!残念で楽しい日常〓(ニアリーイコール)ネトゲライフ、ガチンコ勝負の第4弾!
感想・レビュー・書評
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今回は対人戦で攻城戦.
ついでにリアルでは文化祭が.
名前を呼び捨てにされて照れるマスター可愛いです.
で,メイド服ではしゃぐ猫姫さんの中の人.
年を考えろと思いつつも
大人の漫画家さんのイラストなので
これはこれでアリですね★詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は攻城戦、大規模対人戦をメインに据えた物語である。
いや、熱かった。ひたすらに熱かった。現代社会を生きる我々が擬似的にファンタジーを体験できるもの、それがゲームなのだと改めて思い知らされた気分だ。
正しい意味でネットゲームを、あるいはオタクを取り扱った本シリーズは、名作といって過言でないだろう。
ゲーム的な意味では今作がこれまでで最高の出来だろう。物語も当然ながら面白かった。文句なしに星五つである。
※2016年5月20日の再読の感想を加えておく。
今回は秋のイベントたる文化祭をメインに据えた物語になっている。だが、その文化祭そのものはエピローグで少し触れるだけで(なんと驚きの5P)、その準備となるLA内の大規模対人要素「攻城戦」がメインディッシュとなっている。その辺はさすがと言うべきか。
そうして今回はガッツリとネトゲが描かれた展開となったが、そこでの熱さは類を見ない代物である。現代の学生を描きながらこれほど熱い戦闘を描いてくれるのだから、いやはやもはや脱帽するほかないだろう。
アコの成長も含めて、この上なく魅力的な一冊だった。ここまでの四冊の中でとびきり面白い巻であり、初読の折りの(自分で付けた)評価にもうなずける。星五つは外しがたい巻である。 -
今巻も楽しかった!ネトゲの攻城戦、リアルの文化祭、メイド喫茶の巻。
アコが人に頼るという方法を覚えて成長した。ルシアンとアコ、もう離れられないね!ルシアンは俺の嫁自慢を普通にするしw -
ネトゲの攻城戦ネタ。
後半のネトゲ専用略称には吹いた。いやわけわかんね。
自分もTRPGで似たようなことしてるんだろうな、と思うと身につまされるが。
身内だし、かまわないんだけど・・・タブン。
前巻であきたと思ったが、意外とまだまだいけるようで。