キノの旅IV the Beautiful World (4) (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2001年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784048666268

作品紹介・あらすじ

歌声が聞こえる。そこは、紅い世界だった。 一面に紅い花が咲き乱れ、隙間なく大地を埋め尽くしている。 何もない、ただ蒼いだけの空が広がる。 ……紅い草原に、再び歌声が聞こえた。 そしてそれが終わった時、最初に聞こえた声が訊ねる。 「これからどうするの?」 別の声は、 「いつかと同じさ。どこかへ行こう」 すかさず答えた。 「そうだね。そうしよう」 最初の声が、嬉しそうに同意した。 そして言う。 「そろそろホントに起こしてほしいなあ。キノ」 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第4弾!!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

多様な国々を旅する主人公キノと彼女の愛車エルメスの物語は、人生の選択や生き方の多様性を深く考察しています。短編連作の形式で描かれるこの作品では、狭い視野を持つ人物たちが登場し、彼らの人生観を通じて「正...

感想・レビュー・書評

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  • 主人公キノと喋るモトラド(バイク)のエルメスが織りなす多種多様な国への旅の物語、第4巻です。
    時系列に無関係の短編が収録されています。
    今回は様々な人々の生き方に焦点が当てられています。
    自分の生き方や選択は正しく他は間違っている、というような狭い視野の人物が多く登場します。
    読了後に思うのは、人生に正解は無いということです。
    何か一つのことに打ち込む人生もあれば、キノのように目的を持たず旅を続ける人生もあって良いのです。
    5巻にも期待します。

  • 今回も各話が社会の本質を異なる角度から突いてきた。
    「仕事をしなくていい国」は良い感じの社会風刺で描かれていた。
    「別れている国」はどっちもどっちで、立場によって正しさが変わる怖さを描いていた。
    「認めている国」は「そんな気がしてました」という感想で予感の回収が気持ちよかった。
    「塔の国」は考え方次第で幸せになれる、幸福は結局「見方」で決まるんだなと思った。

  • 「分かれている国」がよかった
    キノの旅は全体を通して、複数の側面で物事を見ることの大切さを説いているように感じた

  • お気に入りの話は、ぶどう。妬み嫉妬の気持ちから、他人に否定的な意見をする人のお話。タイトルが気になって調べたら、どうやらイソップ物語から来ているようだ。

  • あとがき読んでから読んで欲しい

  • 久しぶりのシズと陸の登場!
    嬉しかったけど、グロッキー多すぎて読むの断念しそうになった…。
    次の登場が楽しみ。

  • 仕事をしなくていい国が印象に残った。
    いくら生活に必要なお金をもらえるからといって、ストレスを受けることが仕事なのは嫌だ、、、。

  • ストレスについて良く考えさせられました

  • 記録。

  • 「伝統」は好き
    互いに楽しんでいる
    シズ様は目に浮かぶ!そっちも読んでみたい

    「仕事をしなくていい国」も好き
    だけど住みたくはない

    「橋の国」
    成し遂げたのだ
    すごい

  • 思春期に読んだときは、もっと深く感じられた気がしたけど…。

  • 印象に残ったのは弱い立場の人をいじめた報いは自分に返ってくると思った第3章「二人の国」、弱い立場の人を救ったのに報われなくて辛いなと思った第9章の「たかられた話」。あと第5章の「仕事は遊びほど疲れるものではない。遊び疲れた夕方より仕事を終えた夕方の方が清々しい」の言葉には同感だなと思った。仕事が好きというわけではないが、何かをやってこそ趣味などの時間が有意義になると考える自分の意見に合う言葉だなと読みながら考えた。感想はこんなところです。

  • あとがき、ふざけてたねー! ここまで振り切れてるのはなんかもう嫌味じゃないと思うけど、読む前にチラッとあとがきが見えたときはちょっとびっくりしたよ。
    「三十四部までのプロットが終わって」の、あたり・・・。笑

    さて、先日「坊っちゃんは名探偵」を、読んで
    「しっかりしたジュブナイルやなあ」
    と、思ったんやけど、正直この本も私からするとライトノベルと通り越してジュブナイル・・・。

    (だってハタチ前後が対象の本やろう・・・)

    ジュブナイルやからいいとかあかんとかはまったくないで。むしろ私はジュブナイル大好きやからな!

    ・・・と、思っていたら、今回はわりと大人なテーマの章があった。
    それは面白かったー。
    結婚と仕事の話です。
    結婚したら夫婦間は何をやっても刑事事件にならないという筋と、世の中のすべてのことが機械化されているのに、人間は「仕事」をしないと生活に張りがないということで、わざわざ「ストレスをためる」と、いうことを「仕事」と、してすごしているという話。

    もともとこのシリーズは、日常でやっていることをすこし誇張して風刺するというノリやねんけど、それが初めてわかりやすく「大人」対象の話やったかなと思った。

    ひとつの章だけ三段組みにしたのはなんでやろう? こういう形での「個性」の出し方(?)が、電撃文庫だよなあと思う(いい意味で)。
    でも、カラー絵のところに文章を書かれるのは、小さすぎて読みにくいわー。(;^ω^)

    (2016.04.16)

  • 図書館で借りた本。
    「二人の国」では、夫婦間の暴力はOK。殺人は死刑で離婚も重罪。お互いが相手を「殺してくれ」とキノに頼む。
    「伝統」は、ネコ耳をつけることがカッコイイ国。キノはつけなかった。残念。
    「仕事をしなくていい国」働かなくてもいいけど、【仕事】という名の苦痛を味わえばお金がもらえる国。
    「分かれている国」海側の国民は、山側の人間を、山側の人間は海側の人間を残酷で野蛮だという。お互いが海の幸と山の幸を殺して食するところを見て。
    「認めている国」毎年、国の中でいらない人を投票で決め、選ばれた人間は処刑されるが、今までに処刑された人はいないというが・・・。
    他、いくつか短編あり。

  • キノの図太さが際立っています。
    「認めている国」 怖いって思いました。

  • 「紅い海の真ん中で・b」
    紅い世界で聞こえる歌声。
    きっとすごく綺麗な景色なんだろうな。
    歌声の主はキノなのだろうか。

    「象のある国」
    国を救った天使の像。
    これから、というのはどういう事なのだろう。
    この人が考えた、もしくは最近見た出来事なのだろうか。

    「xxxxx」
    草原で出会った小さな子供。
    タイトルはこの子の名前。
    なぜこの子は一人でこんな場所にいるのだろう。

    「二人の国」
    夫婦二人の喧嘩は止められない。
    夫婦だからという理由で、何をされても助けてもらえないというの無茶苦茶だと思う。

    「伝統」
    猫耳をつけて過ごすのは。
    どんな伝統だよと思いながら読んでいたけど、最後のネタばらしで笑ってしまった。

    「仕事をしなくていい国」
    ストレスを溜めてお金を稼ぐ。
    普通に仕事をしてお金をもらう方が、達成感があると思うけどな。
    わざわざストレスの溜まる事をするなんて、考えたくもないな。

    「分かれている国」
    陸で狩りをする人、海で狩りをする人。
    命を頂く相手が違うだけで、どちらもやっている事は同じだと思うけどな。

    「ぶどう」
    旅先で出会った男の人。
    なんだか、自分自身に言い聞かせているように感じた。
    それよりも、タイトルのぶどうは何処に。

    「認めている国」
    いらない人を投票する日。
    今まで不審に思われた事がないというのが、ある意味すごい。
    いらないから、突然いなくなっても気にならないのかな。

    「たかられた話」
    シズさんと盗賊に困る国。
    助けてとは言っていない、ってのはずるいなー…。

    「橋の国」
    橋の向こうへ。
    元々ちゃんと完成出来る分の石はあったのだろうか。
    最後の一人は自分で自分の骨を加工したのだろうか…。

    「塔の国」
    壊れたらもう一度、次はもっと長く続くように。
    塔が崩れて喜ぶのは、凄く不思議な感覚だな。
    次こそはと考えて動くのはいい事なんだろうけどな。

    「紅い海の真ん中で・a」
    廃墟となった国を訪れた後に。
    bで見た景色は国で見たものではないのは思っていたけれど、廃墟を見た後だったとは。

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著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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