キノの旅VIII the Beautiful World (電撃文庫)

著者 :
制作 : 黒星 紅白 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 56
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048666305

作品紹介・あらすじ

「あー…」運転手が口を開いた。力のない声だった。「何さ?キノ」モトラドが聞いた。キノと呼ばれた運転手は、ポツリと「お腹すいたな」「だったら、止まって休む!空腹で倒れられたら-」モトラドの訴えを「はいはい。何回も聞いたよ、エルメス」キノは流す。エルメスと呼ばれたモトラドは「分かっててやってるんだから」呆れ声で答えた。「そもそも、あの国が滅んでいたのがいけない」カーブを抜けながら、キノが言った。-お腹をすかせたキノとエルメスが辿り着いた場所には、盆地の中央を埋め尽くすように、数百人の難民が集まっていた…(『愛のある話』)他、黒星紅白が描くイラストノベルも含め全8話収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「道の国」
    終わりが見えない道。
    一昨日から走り続けているのに反対側にたどり着けないとか、どれだけ長い道なんだろう…。

    「悪いことはできない国」
    常に監視されている故に…。
    防犯としては良いかもしれないが、ずっと撮られているというのは何だかストレスになりそう。

    「渚にて 旅の始まりと終わり」
    これは誰といるのだろう…。
    始まりと終わりとは、何を指しているのだろう…。

    「歴史のある国」
    師匠が大暴れした事のある国に。
    ありのままを語り継ぐ事は出来なかったとしても、ここまで違う話なるとは…。
    もし師匠が、またこの国来た時にどうなるのだろう。

    「愛のある話」
    崩壊した国と難民と周りの国の人。
    他人に与える愛の話ではない、自分自身に与える愛の話。

    「ラジオな国」
    国一番の人気番組で今回語る事は。
    本人が思った事を言っているのかと思いきや、台本があったとは…。

    「救われた国」
    宣教された謎の宗教と素直に信じる国民。
    なんだかんだ、どちらも救われているならこのままでいいのかな。
    ただ、もしバレてしまった時どうなることやら…。

    「船の国」
    海を渡る国で出会った少女。
    船を降りた後の出来事が衝撃的すぎる。
    この後冒頭に続くのなら、シズ様の安否は大丈夫だろうけど…。
    そういえば、プロローグのタイトルはここからきているのだろうか。

  • 相変わらずあとがきの遊びが面白い(笑)「愛のある国」、この巻の発行は年以上前だけど今の世界でも同じような状況があったりするんだろうな。「船の国」では久方ぶりのキノとシズの再会。そしてシズの方には新たな同行人が参入。2人と1匹になって旅は続くみたいだけど、次なる再会の時にはそれぞれがどう変化してるんだろう。再会の時があるかは分からないけど。

  • お師匠様の過去の話が最高です。ここまでいろいろやってくれると爽快です。

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著者プロフィール

時雨沢 恵一(しぐさわ けいいち)
1972年、神奈川県生まれ。2000年、第6回電撃ゲーム小説大賞で『キノの旅』が最終候補作品に選出される。受賞は逃したものの、同年3月にメディアワークスのライトノベル誌『電撃hp』に掲載され、小説家デビューを果たす。
代表作に『キノの旅』シリーズや『アリソン』を初めとした一つの大陸の物語シリーズなどがある。
ペンネームの由来は、『時雨沢』が銃器ブランドのSIG SAUER(シグザウエル、シグザウアー)を英語風に発音した「シグサゥアー」、『恵一』は『ああっ女神さまっ』の主人公とその妹の名前からそれぞれ取ったもの。

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