ゼロから始める魔法の書 (2) ―アクディオスの聖女 (上)― (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 166
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048666497

作品紹介・あらすじ

【ゼロの書】が巻き起こす魔法拡散の恐怖は、まだ終わっていなかった……。旅の途中、“神の奇跡”を使って市民を病気から救うという、美しき聖女の噂を耳にしたゼロたちは――。新章突入の第2巻!

感想・レビュー・書評

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  • レビューは下巻にて。

  • 公に魔法を使う「聖女」が登場し、その陰では権謀術数が。王道的でいて、読み手を飽きさせないキャラクターどうしの等身大な掛け合いが今作でも健在でした。「獣落ち(獣人)は魔女を憎んでいる」という図式がある中で、魔女と旅をする獣落ちの主人公が、新たな女の魔法使いに出会ったとき、物語はどういった方向に進むのか。是非とも続刊を読み切らせてもらいたいです。

  • かなり久々の第2巻。そしてまさかのいきなり上下巻構成。しかし今回も私的に好きな感じのファンタジーで面白かったです。まぁ上下巻構成なので今回は伏線を散りばめることがメインな感がありますが。嫉妬するゼロががかわいいけど、それが分かった途端に反撃に移れるあたり、さすがは魔女といったところか。引きも引きなので続巻出るまで待っててよかった。

  • 変わらない王道的なおもしろさ。結末は持ち越しだがこの時点で好感が持てる

  • キャラクターの掛け合いの小気味よさがこの作品の何よりの魅力。その要素だけで★5つあげられるほど読んでいて楽しくなる作品。
    今回は魔女と聖女を分けるものという、哲学的な部分も含んだ難しいテーマに果敢に挑んでいるが、上巻を読んだだけでは胸にストンと落ちるところまで昇華されていない印象があった。伏線も残っているので下巻でどう拾ってくるのか楽しみ。

  • ゼロがあの口調のまま嫉妬しててなんか新鮮。絶対に何かがおかしい聖女の奇跡の謎を探る展開が、ちょっとミステリっぽくて良かった。無知は罪ってことか。チートな魔女と旅してどう見せ場作るのかって思ってたけど、そういう設定でいくとは、なんか反則。

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著者プロフィール

作家。東京都生まれ。『ゼロから始める魔法の書』で、第20回電撃小説大賞を受賞し、デビュー。同書は全11巻のシリーズとなり、漫画化、アニメ化された。
ほかの主な作品に「魔法使い黎明期」シリーズ(講談社ラノベ文庫)がある。ゲームのシナリオも手がけている。

「2022年 『呪イアツメ(3) 生け贄のコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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