神様の御用人 (2) (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 1140
レビュー : 131
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048666503

作品紹介・あらすじ

名湯探しに家探し、井戸からの脱出の手伝いに、極めつけは夫の浮気癖を治してほしい!?御用人となった良彦に今回も神様からの様々な無理難題が言いつけられる。手のひらに載るほどの小さな神様から、出雲のあの神様の妻まで、神様の神様らしからぬ悩みの数々に頭を抱えるなか、良彦は不思議な少女・穂乃香に出会う。誰にも言えない秘密を胸に秘めた彼女と、神様の関係とはいったい-?フリーター御用人・良彦とモフモフの狐神・黄金の神様助っ人(パシリ)物語第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。
    主人公・良彦ともふもふ狐姿の神様のやり取りはあいかわらずで、微笑ましかったです。
    本作から、美しく、けれど無口で感情を表さない少女が、新たな登場人物として加わります。
    特別な力を持つゆえに抱えた孤独が、良彦との出会いでどう変化していくのか、見守りたいと思います。

    人間くさい神様たちを見ていると、神様と人間の距離はそう遠くはなく、いつでもそばで見ていてくれるのだな…と思わせてくれます。
    良彦と神様のざっくばらんな会話もその一因でしょう。
    困ったときの神頼み、ではなく、「がんばるので見守っていてくださいね」と手を合わせたいものだと改めて思いました。

    しかし、本作の大国主神にはこれまでのイメージを覆されました(ルックスも中身も…)
    これはこれでおもしろいです!

  • 神様の威厳がガラガラと音をたてて崩れ去った1巻に続き、「古事記」「日本書紀」が週刊誌のように思えてしまった2巻(^^;)こんなことで本当にいいんだろうか?(--;)と考えながらも、フリーターの御用人代理とモフモフ神のコンビが楽しく、心も暖まる話の数々♪新登場の天眼の持ち主、穂乃香ちゃんの今後も気になる!(^-^)

  • お風呂、貧乏神、泣く仕事、夫婦の仲裁。

    1話目はよくあるパターンですが、どう調理するか。
    一番平和に終わった感があります。
    楽しそうで何よりw

    2話目は…そりゃ来てほしい、と思う人は
    そういないと思われます。
    後で良い事が、と言われても苦労はしたくないもの。
    疫病神もそうですが、祭っている所があるのにびっくり。

    3話目になって、この巻からちらほら出ていた
    ヒロインががっちりと登場。
    とはいえ、本人無口なので存在かだけがある状態?

    そして4話目。
    これ終了した後、家の中はどうなってますか? と
    問いたいぐらいすごい事に。
    旦那様は…そういうものだと思って
    殴り倒して行くしかないかと。

  • 神様の御用人となって、神様からの無理難題を言いつけられる
    フリーター良彦。

    神様いろいろ御用もいろいろだけど、神様の御用(悩み)は
    神様が、人や神に対して思いやる気持ちが元で発せられたものであって
    その悩みを解決するのにも、人や神を思いやることが
    いちばんだったりする優しさと温かさを感じます。

    「貧乏神の憂鬱」
    とてもいいお話でした。

    「彼女の涙」
    人の悲しみに半分泣いてくれる神様がいるとは♪
    悲しいときに一緒に泣いてくれる神様がいるなんてとても嬉しい♪
    ....だけどそのおかげで困ってしまうこともあるのですね。

    穂乃香ちゃんの存在が気になります。
    今後の絡みが楽しみ♪

  • この巻でヒロイン登場。神社の宮司の娘ですが、生まれつき神が見える天眼を持っています。
    神への信仰が薄れるということは、神の力が弱っていずれ消えてしまう存在もいるのだとこのヒロインを通して知ることになります。
    ヒロインはそんな神に対して見えるだけで何もできないことでどんどん内向的になっていくのです。
    それを御用人である主人公とともに行動することによって変わっていくのなら、残念な主人公も少しは報われるのかも。
    リアル猫バスで移動のスーパー銭湯にはまる神とか繊細な貧乏神とか酒豪で剛毅な須勢理毘売とか女たらしの大国主命とか、出てくる神の個性的なところが変わらず面白かったです。

  • さくさく読めて面白い。
    八百万の神様とは無縁の、違う信仰の家に生まれた私だけど…神様というものに対する見方が少し変わったかな。もちろん良い意味で。

    良彦とモフモフのコンビのこの先も是非読みたい♪
    それにしても、黄金…時々口悪すぎww

  • 読みやすすぎてあっという間に読んでしまった。
    神様の御用人続編。ほっこりする話が魅力的。そして今回は初ヒロイン登場。
    高校生のヒロインとニートの主人公は恋愛に発展するのだろうか。ヒロインは主人公に気があるような感じになっていたけど。また続編が出たら狐神と主人公良彦の絡みも楽しみだけど、ヒロインとの絡みも楽しみです。

  • 2巻目にしてよもやの大物と女子高生登場

    良彦の言葉遣いがぞんざいな印象を受けたけど
    折角の素材をうまく育てて行けたらいいシリーズになるんじゃないかな
    神在月のあととか楽しみw

    縁結びの二柱が仲直りしたあたりを読んだタイミングで、出雲千家御婚約報道ありき、あなめでたやw

  • 以前紹介させて頂きました 浅葉なつ さんの 『神様の御用人』の2 です。
    前にもご紹介した通りで、神様にだって願いがあるんです^^
    御用人となった良彦に今回も神様からの様々な無理難題が言いつけられてます。

    1番目に登場の神様は、むかし旅で入った至福の温泉にまたつかりたいという神様。
    なんとそれがあの貧乏神なんですが、かつては大国主とともにこの日の本(日本)の礎を築いたと言う神様(少彦名神)で、しかも手のひらサイズと小さいΣ(゜д゜ 
    そんな貧乏神なんですが、とても優しくてそれが仇となり瀕死の状態^^; かといって良彦は自分に取り憑いても困るし、かといって突き放すことも出来ずに、一緒になって必死にこの貧乏神(少彦名神)の為に奔走します。 そして神様が求めた至福の名湯の正体とは・・・

    2番目の神様は、井戸の中でずっと泣いている幼女 (あはは神様だよw)人々の悲しみを半分引き受け、代わりに泣いてくれると言う神様(泣沢女神)の願いは井戸から出て外を見たいと言う願いなんですが、こちらもそれが本当の理由ではなく、ここで登場する美少女(穂乃香)ちゃんと深く関係してきます。 この美少女(穂乃香)ちゃんはこう言う神的なものが幼い頃から見えて、
    それが理由で人との関わりを避けるようになるんですが、こちらも神様(泣沢女神)を通じて良彦と関わり
    心を少しずつ開いてくれるようになり、これからもこのお話に欠かせなくなるとても良い子です(^O^)
    神様(泣沢女神)と美少女(穂乃香)ちゃんとの関わりとは、そして神様(泣沢女神)の外を見たいと言った
    本当の理由とは・・・

    3番目の神様は、あの出雲の大国主神の妻で怒らせると怖い神様。大国主神の妻(須勢理毘売)の願いは夫大国主神の浮気癖を治して欲しいという依頼。
    さすがにこれは良彦にとっても無茶ぶりな願いで、ほとほと困り果ててしまう。 あげくには穂乃香ちゃんまで口説く始末w でも本当は妻(須勢理毘売)のことを愛して大好きな大国主神
    果たして大国主神の浮気癖は治るのかw・・・

    ほんと私もこの人間味溢れる神様がおそれながらも面白く大好きです(^O^)

    登場する神様は創作ではなく、全員古事記や日本神話などの記紀神話に登場する神様ですのでそれもお話しを面白くしていることだと思います。

  • 穂乃香が登場。

    儚げで感情を表に出さないけれど、とても優しい心を持った子。
    彼女は特別な目を持っている。
    その力を持っていない身からすると羨ましいけど、それはそれで辛いこともあるんだな。
    良彦たちにもまだ気を許していないところを感じるけど、この先、少しずつ距離が縮まればいいな。

    自分の気持ちを押し付けるような、我が強すぎる人がいないのが心地いい。

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著者プロフィール

浅葉なつ(あさば なつ)
2010年「空をサカナが泳ぐ頃」で第17回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞、同作でデビュー。2013年に刊行された『神様の御用人』がシリーズ化され、コミック化されるヒット作・代表作となった。
その他代表作に、『山がわたしを呼んでいる!』『サクラの音がきこえる―あるピアニストが遺した、パルティータ第二番ニ短調シ』など。

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