花嫁は罪深く ―先読み師の残酷な罠― (B‐PRINCE文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048666640

作品紹介・あらすじ

圧倒的な力を誇る華周の若き王、虎隆の花嫁となった雪。故国を守るため亡き姫・慶姫の身代わりとなり嫁いだ雪は、虎隆の生き方に魅せられ共に生きる決意をする。雪が男であるという秘密を知るのは、ほんのわずかな者のみ。しかし、華周の勢いを心良く思わない雪の父兄は、謎の先読み師にその心を見透かされ、雪を利用して虎隆を罠にかけることを唆されて…。愛を知った偽りの王妃と孤高の王が織りなす中華ラブロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • 前作よりは面白さとしては少し足りないかなというのが、率直な感想。
    しかしながら、前編で同性であるということ、花嫁の方が身分を偽っているということなど大きな障害を背負いながらも、それらを乗り越えて恋を実らせた二人。その二人のその後を是非見たいと思っていたので、それだけで嬉しいです。

    今回は前編で登場しなかった雪の父や兄も登場しました。
    何と悪者宝仁は生きていたと知り、驚きました。しぶといヤツ―笑
    当然、最後は今度こそ怒り狂った虎隆に殺されるのかと思いきや、何と雪の調合する薬の実験台にされると聞き、宝仁には気の毒ですが、笑ってしまいました。

    この物語りも今度こそ、これでラストなのでしょうね。
    二人の幸せな結末を見届けられてよかったです。

  • 中華風歴史ファンタジーが好きなので続編も購入しました。
    最後まで読み、これといって欠点も無いけどあらすじ以上のものもないというか……
    前作で攻めと受けはくっついていて、お互いに信頼しあっている状態なので、主人公の父と兄の策略メインにお話が進む印象。
    せめて兄が美形なら盛り上がったかも……(そこか)

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