メンズフロアの王様 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 78
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048667265

作品紹介・あらすじ

何社も落ちてようやく決まった小梅の就職先は、高級デパートの男性向けアパレル店。店長の翔は、容姿端麗、接客態度も超一流の「メンズフロアの王様」と呼ばれる人物だった。しかし翔の本性は、性格最悪、超ドS。ちょいダサな小梅を、自分の店で働かせたくないらしい。翔に認められるべく頑張る小梅だが-。クールな副店長松本、天真爛漫アルバイトの守など、個性豊かな店員達も活躍。煌びやかなメンズフロアに放り込まれた新卒女子の奮闘を描く、お仕事ラブコメ!

感想・レビュー・書評

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  • 楽しめた

  • ようやく決まった就職先にいたのは、王様と呼ばれる上司。

    王様のイメージそのまま、な上司に
    これは確かに仕事辞めたい…としか(笑)
    ぽっきり折れるか、かじりつくか、ですが
    主人公はかじりつきました。
    そして明かされる(?)すごい現実。
    そこで妥協しないのは、さすが『王様』です。

    王子様、宰相、王様、と呼びたくなる職場の3人組。
    分かりやすく別からの女性のアピールもありました。
    なかなか面倒な関係性ですが、知っていくうちに
    主人公の仕事への態度やら気持ちやらが変化。
    社会人としても、よい話だと思います。

    後、分かりやすいお家ネタもありました。
    しかし芸能人を広告塔にするのはいいですし
    契約がはっきりしていれば、問題はないでしょうが
    礼儀はないのでしょうか、お兄さん。

  • 2015.5.8読了

  • 「お仕事ラブコメ」ではなかったように思います。

  • 思ったよりも重めの話で悪くなかった。

  • あらすじと表紙イラストより乙女ゲー臭がぷんぷんしたが、ええいままよと手に取った。理想を追い求めるが故に傲慢になる王様ことオーダーメイドスーツ店の店長、彼をサポートする副店長、明るいマスコット的なアルバイトと素敵な男性が3人いるスーツ店に、政治的な陰謀で事務希望の冴えない新卒学生が放り込まれる話。3人の男性の魅力を描くにはこのページ数は少なく、まだまだ序盤といったところ。販売員の大まかな事情はちょっとあるが、スーツに関する話は詳しくない。全体的に内容が薄っぺらく、物足りない。ラストもなぁ……私には何もないと思っていた小梅は下町ならではのネットワークをもっていることに気付いた、って友達と繋がりがあるのは普通のことじゃね?

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著者プロフィール

菱田 愛日(ひしだ まなび)
1985年、東京都生まれ。2009年、『空の彼方』で第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し、メディアワークス文庫よりデビュー。
代表作に、『夜のちょうちょと同居計画! 』シリーズ、『』シリーズなど。
本業はアパレルショップ店長で、兼業作家。

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