ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 磯野 宏夫 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
4.07
  • (39)
  • (30)
  • (15)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 370
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048667760

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • とても美しいお伽噺。

    何も持たないミミズクの世界に色がつき、名前がつき、自分で自分を選びとるまで。無駄なところがなく清々しい。
    周りのひとたちがみんないい人すぎるけど!
    王様はもっと悪いかんじで終わるのかと思ったら、ふつうにいい人だったよ。まあそれでいい話なのだろうなあ。

    あとがきで、大人になったら忘れられてしまってもいい、一瞬だけ心を動かすものがあれば、そういうはなしが書きたい、と作者が書いていて、何かとても、色んな気持ちを思い出した。すごく心を揺さぶられるとか、ヒリヒリするとか、そういう感覚。長いこと蓋をしていたんだなあと思った。
    子どものころに出会っていたら、人生の1冊になっていたかもしれない。

  • 全体的に物悲しいファンタジー
    最後はハッピーエンドで終わるからいいものの、このまま終わったら嫌だなと途中どんよりとした気分になった。
    パターントいえばパターンではあるんだけれど。
    人の幸せの形はそれぞれとわかっていても、それでも自分と違うものは否定しがちな人の心って嫌だね。

  • ミミズクと夜の王が電撃大賞を受賞したと見て購入した本。何年か前に読了。
    ジャンルはライトノベルだけれど、ライトノベルらしくない。絵本のような話と雰囲気。
    詩的な文章が世界観にとてもあっていて、文章に美しさを感じたのは初めてだった。
    今でも憧れる文章だし、紅玉いづきさんの文章が好きだから、紅玉いづきさんの文章に似ていると自分が思う作家さんを読む日々。

  • ミミズクとフクロウのように、寄り添えたら素敵だね。

著者プロフィール

1984年、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞し、デビュー。その後も、逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。

「2019年 『悪魔の孤独と水銀糖の少女II』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)のその他の作品

紅玉いづきの作品

ツイートする