神なき世界のトーメンター (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年9月10日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048668644
作品紹介・あらすじ
時は中世-王族と貴族が覇権を争う絶対階級のこの世界では、身体に刻まれた烙印によって主従が決まるという残酷な理が存在する。かつては王の命に従い、卓越した暗殺技で多くの人間を殺めてきた元暗殺者のジグ・アースラントは、表向きには拷問官でありながらも拷問は行わず、罪なき死刑囚を救う優しき日々を送っていた。だがある日、無実の罪で殺される死刑囚の王女・アリシアを救ったことで彼の運命は大きく変わることに。カムラ・ドルク・アースラント侯爵のもとへと身を隠したジグたちだったが、侯爵の館で起きる奇妙な事件に直面し、王族たちの陰謀へと巻き込まれていくのだった…。死刑囚の王女と優しき拷問官が怪異を謎解くノーブル・ダークファンタジー!
感想・レビュー・書評
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烙印というファンタジー要素が根底にありつつも本格ミステリという不思議な感じ。あの夜アリシアがもし外に出ていなかったら、ということを考えると、アリシアはかなり強運。2人目の犠牲者はいくらなんでもあっさりし過ぎじゃ。本編よりあとがきでの看守云々の話の方が面白かったかも。
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