FOOT FETISH (B-PRINCE文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 88
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048668804

感想・レビュー・書評

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  • イラストレーターの笠井さんの絵が、見事に作品の魅力を爆発させています。

  • 893×紳士靴職人

    理想の足の描写が細かくてどれだけ素晴らしい足なのかがひしひし伝わってくる!
    他にも、仕事の様子や商店街の人たちとの交流がしっかり書かれていたので恋愛意外の話も楽しめた。

    893の姫澤はSな部分もありながら江戸っ子基質で優しい&やんちゃ可愛い部分もありとても魅力的。攻めが良い話は読んでいて楽しい気がする。
    この二人の今後のプレイも気になるところ。

    笠井さんのイラストは毎回脱帽。こんなえろい靴職人・・・さすがです。

  • 実はちょっと遠のいていた作家さんです。でも今回イラストが笠井あゆみセンセだったので(私的に笠井センセのイラスト作品にはハズレがないです)、手にとりました。

    いわゆる足フェチってやつです。
    理想の足を持つ893の若頭と、その足を見て欲情して初めて自分が足フェチであることに気づいた靴職人のエロティックラブ。官能的でした。

    英人は、もし姫澤と出会わなかったら自分の性癖に気づくことなくただ靴職人としてひたすら仕事に打ち込むのみだったかもしれないような、地味で真面目なメガネっ子です。
    そして姫澤は、絵に描いたようなBL的893。
    少なくとも英人の目にはそう映っています。しかし、読み進むにつれて姫澤の俺様でクールな外見とは裏腹な、あたたかくて情け深い本心が見えてきて、英人とともにグッときてしまいました。
    姫澤はのっけから英人のことを弄んでいるかのような酷薄エロプレイ満載だったので、第一印象は標準仕様の893に見えていました。でも実は鄙びてしまった商店街のような昔気質な人情の深さを秘めていることに気づかされてハートを打ち抜かれてしまいました。しかもかわいいところがあるし…!

    エロ的には書くまでもなくすばらしかったです。アソコ踏まれて喜ぶ英人の様子は圧巻。まぎれもないHENTAIさんをまた一人発見しましたw
    よかったのは、エロいんだけど足フェチなんだけど、汚らしくなくて美しいエロスだったところです。
    描き方によってはかなり眉をひそめたくなるH、肉体関係だと思うんですよね~
    でも、全然そんな感じじゃなくて、理想の足にただただ夢中!って伝わってくるところに、とてもそそられました。

    靴職人という職業が性癖に上手く絡んでいます。英人が自分の性癖を自覚せずに靴職人になっていたのも、彼の天然ぽい所が出ていて微笑ましくなりました。靴職人の仕事内容がしっかり描かれていて、とても興味深かったです。
    下町商店街の様子も人情味あふれていてすてきでした。英人が怖いと認識していた姫澤が、商店街の人達にとってはまったく異なった人物像だったことから、彼に対する気持ちがどんどん変わっていくのがよかったです!

    足フェチ特化のお話ですが、足だけじゃなく胸がキュンとするようなラブもいっぱいで大満足。
    四ノ宮センセの作品を見直してしまいました。大ヒット。

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