綾瀬課長のいけない尋問 (B-PRINCE文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年10月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048668811
感想・レビュー・書評
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シリアスとコメディのバランスが絶妙な、読ませる作家さんの認識が強かったので、まさかこんなエロ満載の作品ぶち込んでくるとは思いもよりませんでした。見直しましたw
エロてんこ盛りですが、テンポの良い会話運びはいつもどおり素晴らしくて、思わずニヤついてしまいます。
リーマンものです。
憧れの存在である綾瀬課長からの頼まれ事で、彼の部屋に上がりこむという僥倖を得た悠大。でも、彼の部屋をあちこち探検してしまったばかりに、スパイ容疑をかけられた上、Hな拷問で責めまくられてしまう…というSMちっくな展開です。
…SMちっくなんだけど、全然痛くないのがポイントです!
悠大はマジメで仕事にも恋にも一生懸命な性格なので、大好きな綾瀬がやることなら何でも無意識に受け入れてしまうのです。
そんな悠大に目をつけた綾瀬は、自分はピシッとスーツ姿のままでイジワルな言葉&お道具で責め立てて、自分好みに開発していきます。
綾瀬にしてみれば初めは愛の無い行為だったのかもしれないけど、悠大の素直な気持ちに触れてだんだんほだされていくのが伝わってきました。俺様傲慢攻めのわりには、鬼畜ではないのがよかったです。
悠大は綾瀬に論理的に意見を求められても、そこでちゃんと説明できてしまったりする聡明な子。たとえナニの最中であってもですww
b地区攻めで開発されてしまって気の毒と思ったら、案外喜んでる大物なところもいいんですよね~
仕事でも趣味?でもぴったりな相性の二人なので、これからも公私ともども上手くやっていけること間違い無しだと確信してしまいました。
エロ特化でお腹いっぱいになりそうでしたが、イジワル系のドS攻×天然だけど聡明な受はとても面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示