なれる!SE (12) アーリー?リタイアメント (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048669931
作品紹介・あらすじ
年度末の繁忙期、スルガシステムが国内最大手の自動車メーカーからまさかの受注。プロジェクトに臨む工兵だったが、頼み綱の室見が……突如リタイア!? なんとか業務をこなしつつ、工兵は室見の秘密に迫る――。
感想・レビュー・書評
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室見立華回。
室見さんの真相が明らかに!?
室見さんの正体が明らかに!?
ついでにカモメさんの正体も!?
眼鏡浜さんが素敵です。
常識を疑え。
そんな話です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新卒1年目エンジニア工兵の新人最後の1ヶ月。
謎だった立華ちゃんのリタイヤの危機。
工兵くんの成長もそうだけど、これまで登場した社内のメンバたちが、立華ちゃんと工兵くんのために力を貸してくれる様子も何だか嬉しかったりする。
ドキドキハラハラだったけど、危機を脱して、2年目に続くのか?
その人でなくちゃやれない仕事なんてあっちゃこまるけど、同じSEとしてやっている私にとっては、人とチームのバランスは考えさせられるところがあったかな。 -
1巻からの伏線が回収されたけど重すぎた。そろそろ完結するかと思ったけど、しばらくは続くようで。。
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優秀な仕事人とは、仕事が生きがいな人である。
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しばらくご無沙汰しているうちに3冊も新しい巻が出ているのに驚き慌てて購入。
これは・・・・
これまでの業界ネタとは全く違う意味でちょっと驚愕(大げさか?)
作者は思いつきではなく、ここまで展開をグランドデザインしてこのシリーズを書いているのだとすれば、それはそれで驚きだが。 -
12巻のサブタイトルは「アーリー!?リタイアメント」。
室見立華さんの退職と進行プロジェクトの残されたメンバー達との葛藤。
立華さんの過去や生い立ちがこの巻で明らかになり、SE技術バリバリな話ではないが、人間としてのドラマは他の巻よりも内容が濃い。
この業界の永遠の課題でもある、「人に依存せず組織としてまわすためには」と「1人の天才エンジニア>100人の平凡エンジニア」の矛盾した建前と現場の現実ジレンマが上手に描かれている。
人事と現場エンジニアの分かり合えなさ。どちらも間違っては居ないが自分の立場と比べると工兵側の目で感情移入して観てしまうし、本書も現場の目で観るようにできている。
ラノベの性質上、一歩引きながら「あるある集」として読んでいたこのシリーズも、一歩踏み越えて感情的に読んでしまうようになった。
それだけの威力があるし、SE業界体験している人には必読書だと思う。 -
この巻で立華の実年齢が判明。次辺りが最終巻か?
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果たして必要だったか?な立華のドン引きな設定というか境遇が明かされました。設定自体は良いのですが、立華にとっての仕事=(○○との)絆というのを描写できないので、人間ドラマが薄いです。作者はできないのに、やってしまった感が。
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大手自動車会社の新規事業立ち上げに伴い、ネットワークGW構築をいつものごとく無理な予算、納期でやることに。しかし、室見立華の突然の不調、そして無断欠勤。。。立華の謎が解き明かされる。
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ついに明かされる立華の秘密.なれるSEもとうとう12巻.この物語の可愛い女子を汚いおっさんに置き換えると,実際のSEの職場に限りなく近くなるとか