C3 ‐シーキューブ‐III (電撃文庫 み 7-9)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 357
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048670234

作品紹介・あらすじ

フィアがやってきてから二難去って、ようやく落ち着きを取り戻した夜知家。しかし、春亮とこのはが外出したその間に、「ソレ」は家の中へと忍び込み、ひとりでお留守番中のフィアの背後からそっと近づいて-…カサリ。微かな物音に異変を察知したフィアはルービックキューブを取り出すが、「ソレ」-黒髪の幼女-は自分の髪でフィアを縛り上げ、宙づりにして…こちょこちょくすぐりまくった!?春亮と知り合いっぽいこの女の子って、一体誰だーッ!?第3巻の登場。

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • ある日、何かの気配を感じてフィアが天井を見上げると、そこには長い黒髪の幼女の姿がありました。彼女は人形原黒絵という名で、春亮のもとで完全に呪いを説くことに成功し、現在は近所の商店街で美容室「壇ノ浦」を営んでいる幼女です。

    やがて、彼女は放浪の旅を終えて春亮のもとに帰ってきたことが判明します。彼女が帰ってきた一つ目の理由は、美容室を再会するため。そしてもう一つの理由は、アリスという女に追われることになったためでした。やがてアリスはフィアたちのもとに現われ、フィアたちを自分のところに招待したいと語ります。アリスが属する「ビブオーリオ家族会(ファミリーズ)」は、フィアたちのような「禍具」を超越者として奉り、その呪いをも全肯定する同志たちの集団でした。

    今回はちょっとグロ成分が多め。あと、クライマックスでまさかの白穂&サヴェレンティの乱入には驚きました。白穂ってこういう役回りを担当することになるんですね。

    なお、この巻から、巻末にイラストを担当しているさそりがため氏による「ラフスケッチ集」が収録されています。

  • C3‐シーキューブの第3巻。錐霞と黒絵のおかげで、登場するキャラの組み合わせでシーンの雰囲気がガラっと変わり、緩急がついていて面白かったです。この二人はいい仕事しました。また、本巻で発生する事件にすごく自然に絡んで、今後に続く伏線のようなものを準備できたと思います。今回もグロは健在です。というか巻を増すごとに、作者の本領発揮って感じでしょうか。最後に、淑乳同盟は良いですね♪

  • ビジュアル化したらグロいことになるんだろうなー、とか思ってたら漫画化したようで。アニメ化しようもんならトラウマもんだろうな。

  • エログロ度UP。フィアの形態変化がなかなか想像しにくいのですが、話の内容は相変わらずの面白さです。集中一気読み。

  • 黒絵、ビブオーリオ家族会アリス登場編

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著者プロフィール

04年に『結界師のフーガ』にてデビュー。07年に刊行スタートしたシリーズ『C3 -シーキューブ-』が代表作。小説のみ限らず、漫画原作、ゲーム『Fate/Grand Order』シナリオ協力、アニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』脚本なども手がける。

「2022年 『ダークエルフの森となれ4 -現代転生戦争-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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