ただ一度の恋 (B-PRINCE文庫 と 1-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.09
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本棚登録 : 22
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048670999

感想・レビュー・書評

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  • 受けが一人でぐるぐるしてる話(笑)

    この攻め、ホントイケメンすぎてどうしようかと思った。
    一途。揺るぎない愛。ぐるぐるする受けを全て受け入れて。

    政治家×警察管理官

    ハイスペック同士の恋愛ってだけで萌えるんです。

    高校時代に攻めに告白されて、好きだったにも関わらず攻めの将来(政治家になる)ために、足枷になる関係はダメだと一人心に決めて「セフレなら」と受ける。
    もうね、それすら攻めはわかってたんだと思う。
    そこでつけた条件が「セフレだとしても俺は恋人として接する。だからこういう関係がある以上他の人と関わり合いを持つのは止めてほしい」(他にそういう付き合いをする人間を作るな)って。
    そのころからもうお互い相手を一生思い続ける気持ちが出来てたんだろうなぁ。

    セフレという名の関係で十数年。
    お互い夢だった政治家と警察官僚になって忙しく過ごすけど、変わらない関係。
    それを揺るがした事件はこういうのにありきたりだけど、これが一番という事件。そう、密会写真を送りつけられるというね。
    べただけど、その対処の仕方に個性が出るんだよね。

    これは、受け視点なので、受けが攻めに知られないように片付けようとして、「体だけの関係」を強調し、脅迫者に「相手してやる」といい自分の身を捨てることで写真を取り返そうとする。

    その間に攻めにお見合いの話が合ったりほかの要素も絡んでくるんだけど。

    で、脅迫者宅に受けが行って襲われそうなところで攻め登場!めでたし。

    で終わらず、その後攻めの父親の法事に参加できなかった受けが線香をあげに実家に行った時に、攻めのお母さんから衝撃告白されると。
    もう、なんかすべてがこの二人を幸せに導くように思えてホント良かったよ。

    とてもうまく話がまとまってて読みやすかったし、すごくのめり込めた。
    こういうお話だと受けがホントツンツンなイメージあったけど、素直じゃないのはそうだけどちゃんと誠実に攻めに対して向かい合ってるし、努力もしてる。攻めが大切だということを伝えられないけど思ってることを隠すことはしない。
    なんか不器用、好きすぎて不器用。
    そんな受けを生涯支えて支えられる相手として懐広く立つ攻め、かっこいい!
    ホントお幸せに!良かったよ!
    ☆4.2

  • この二人ラブラブじゃん!

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