俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 226
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048671804

感想・レビュー・書評

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  • マーケティング管理論的な本を読んだんですよ。でね、そこにマーケティングとは何かが書いてあったんです。いわく
    「自分がどんなサービスを提供できるかアピールするのではなく、顧客がどんなサービスを欲しているかを考えて動く」それがマーケティングらしいです。
    そこでは「顧客」が誰かを定義し、その顧客がどういうサービスを欲しているかをリサーチしなくてはならないんですね。
    そういう意味では賞賛に値しますね。顧客をしっかり定義して、欲しがる要素をすべて入れた。まさにマーケティング!!!という意味で★2

    文章は、まぁ、読んでる人に自信をつけさせてくれるっていう意味では良いんじゃないですかね。僕も小説家になれる。

    でもでも、もしかしたらね、これからはこういう、あらすじ追いの小説が流行るのかもしれませんね。もうおじいちゃんで、保守層な僕には受け入れがたいですが。

    思考も、常識も、日本語は日々変化しますね。それに伴って、小説などの文章の在り方も変わっていくのかもしれませんね。


    そんなことないかな。


    ----5巻読んだとき
    レビューで以前散々言っといて結局見るっていう僕の弱さ、愚かさのみならず、愛しさ切なさ心強さを露呈したわけですが、みなさん元気ですか。僕は元気です。

    この巻はヒロインが出てこないでひたすらその友達を愛でるものになっております。黒猫さんっていうんですけどね、もうそれが信じらんないんですね。僕はね、彼女がかわいすぎて、勢い余って就活したくないとか言い出す勢い。24歳なのに。しにたい。


    かわいいわけですよ。黒猫さん。いわゆるゴスロリファッションに身を包んで、性格はちょっと痛い子かもしんないんですけどね、ドSの恥ずかしがり屋ってたまんないですよね。むぎゅーーーっとして、ふんふんふん!!!って感じ。



    まぁ男の、てゆかオタクの欲望を一身に背負った作品ですね。題名見ればわかるだろうけど。この長い題名。題名というより本の帯に書くべき内容。これくらい分かりやすい題名を示して、表紙でカワイイ萌え萌えした女の子を書かないと購買意欲を刺激されない腐ったオタクども。逆にそういったことをしたらすんなり買ってしまうんですね。世の中しょーもない。

    文章力は小学校5年生の作文と同じくらいの非常に高度なものなのですが、それで結局毎回★が減るんですが、アニメは彼の文章を読まなくていいんでまだマシです。



    黒猫ちゃんまじ天使。

    ----6巻

    この思いを伝えるのには文字という媒体はあまりにもか弱くて、あまりにも無力。文字では表わしきれない思い、お読みの諸賢にも経験ある方がいらっしゃるかもしれない。そう、言葉は万能なようで有限でしかない。我々は言葉に無知すぎるあまり、言葉という世界に無限に広がる大海原を思い浮かべがちだが、実際のところ、こういった経験を鑑みるに、言葉なんてものは世界に対する井の頭公園の池程度なのかもしれない。文明の利器である言葉。
    しかし、他方で、文字、すなわち言葉によって我々は思考できるわけだ。自分は自分の覚えた言葉のうちでしか思考をめぐらすことができない。思いが言葉を凌駕するというのは矛盾でしかない。それは、言葉というものを発明進化させた、文明の弊害なのだ。
    思考能力はあがっただろう。だがそれは、ある種、マニュアル化された思考能力である。例えば「夜空に満天の星が輝く」。この言葉がなければ、私たちの夜空は様々な形態を持っていたのかもしれない。不気味かもしれないし、奇天烈と思う人もいるかもしれない。いや、あのような得体の知れないものに対してみな
    一様の感想を抱くことがそもそも不可思議だ。「他人が嫌がることをするのは良くない」「なぜか」「-だからだ」「それはなぜか」自問を繰り返しても我々は言葉という壁を打ち破ることはできないのだ。






    まぁどうでも良いんだけど黒猫ちゃんが黒猫すぎてかわいすぎて、生きるのがつらい。ああ。

  • 世の中では妹萌えなジャンルもあるけれど
    現実はそんな素晴らしいものではない。

    妹と仲の悪い兄が、ある日家の中でした拾いもの。
    それが何と妹のものだった! という現実。
    しかし消去法で行くと、どう考えても妹だけだが
    そこにいきつかないほど仲が悪い?

    いやでもこの妹すごいです。
    己の好きな物のために、必死に頑張っている様が。
    そして好きなものを好きと叫びたいけど…という葛藤。
    分かります分かります。
    そして父親の言い分も、突っ込みたいけどごもっとも。
    世間とは、そんなもの。

    妹はツンデレ状態。
    ほぼツンばかりで、デレなし。
    たまに見せる弱気な部分を考えると…ツン弱?
    最後にデレと思わしきものが存在しますが
    ここまでの道のりを考えると
    ものすごく貴重な感じがします!
    やり遂げたぞ! みたいな。

  • 星くずうぃっちメルルの内容がきになる…

  • 文章は読みやすいが、キャラクターが好きになれなかった。変な性格のヒロインが多く、いまいち感情移入できず。
    とりあえず18禁ゲームはだめでしょ。

  • アニメもだいぶ昔に見たが、桐乃がまーうっとうしい 笑
    現実妹がいるとまた感じ方でも違うんすかね( ̄▽ ̄)いるけど

    にしても地味子の声は鮮明に覚えてるから、読んでると脳内でかなり聞こえてくるんだよなー

  • 内容よりも表現のスタイルが独特で印象的。私が知らないだけで最近はみんなこんな感じなのか?

  • 雑誌の読者モデルをやっている今風の女子中学生の妹・桐乃は、じつはオタクでした。偶然そのことを知った冴えない兄・京介が、妹のオタ友作りのために奔走したり、オタク趣味を認めない父親を説得したりするストーリーです。

    出足はいまいちかなあという印象です。クライマックスがきちんと張れていないせいか、幼なじみの麻奈実がかわいいとか、沙織がかっこいいとかいうくらいの感想しか出てきません。でも、このシリーズは進むにつれて良くなっていくということなので、もうしばらく読んでみようと思いました。

  • ラノベとりあえず1巻を読むチャレンジ月間。
    意外に読めました(ホッ)。
    主人公一人称の地の文だけど、かなり「一般的」単語を使って書かれているので、ラノベ慣れしてなくてもOK。

    内容はオタクなネタにいくばくかの興味と知識がないと厳しいと思われ。コミックの文字化だと思えば読みやすいか。・・・佐伯泰英が時代劇の文字化してるようなもんかのう。

  • 20140222

  • 高坂桐乃という女子中学生。兄高坂京介という男子高校生。桐乃は兄に対して、高圧的かつ侮辱的な態度をとる。ここがすごくおもしろい。

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著者プロフィール

電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『エロマンガ先生』著者。

「2022年 『エロマンガ先生(13) エロマンガフェスティバル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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