アカイロ/ロマンス 少女の鞘、少女の刃 (電撃文庫)

  • アスキー・メディアワークス (2008年8月10日発売)
3.63
  • (14)
  • (25)
  • (35)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 211
感想 : 15
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784048671842

作品紹介・あらすじ

八年前、霧沢景介の姉は失踪した。 二年前、灰原吉乃の親友もまた、同じように忽然と姿を消した。 似通った傷を持つ吉乃に親近感を持っていた景介は、未だ塞ぎ込んだままの彼女に対して昔の自分を見、どうにかしてやりたいと思う。 しかしそんなふたりの前に、街に潜んでいた異物が姿を現す。 人間ではない 『一族』── その頭首の娘、枯葉。 彼女が連れてきたのは、運命か、それとも悲劇か? 藤原祐×椋本夏夜が贈る伝奇ファンタジー、ここに開幕!

みんなの感想まとめ

物語は、失踪した姉を持つ霧沢景介と、同じく親友を失った灰原吉乃の心の葛藤を軸に展開します。彼らの前に現れる異物『一族』の娘・枯葉がもたらす運命は、予測不能な展開を生み出します。衝撃的な事件やダークな描...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  発想としてはもしかしたら面白いのかもしれないが、でも少しありきたりなのかもしれない。
     内容は、幼い頃に姉を謎の失踪で失ったことでひねくれながら生きていた少年が『あやかし』から求婚され、その少女の一族の因縁に巻き込まれていく感じ。
     この作品の肝は『人を失うことへの痛み』なのだろうが、あまりにも主人公がそれに拘り過ぎているので共感できないようならそれほど楽しむことは出来ない気がする。
     残念だったことはラストがあまりにも唐突で救いようがなかったことかな。それまで散々失うことを恐れ、失わないための決意さえしたというのにあっさりとある敵の出現によって努力は無に帰す。そもそもからして失わないためにと言いつつ、本当は既に手遅れで誰もが救われないことなんて確定しているような状況なのだ。そんな内容だとどうしても楽しんで読むことが難しくなってしまう。

  • 本編全6巻完結。他に電子書籍で短編集が出ているが未読。
    第1巻の巻頭イラストで登場人物達が紹介されるなかで、この娘が悪役だなと決めつけて読んだら予想を上回る化け物だった。
    着物とチェーンソーが良い。

  • 気になるアノ子と仲良くなったのが運の尽き。たとえ主要キャラであっても容赦しない藤原先生の公平さに敬服(血の涙を流しながら)。自分を殺しかかる相手に道徳を説く主人公が一番危ういと思った。

  • いつも大人しく、引っ込み思案な内気なクラスメイト。
    まさか彼女がいじめられているのを知った日に
    永遠の別れがくるとは思わなかった。
    おまけに、その感情まで知る事になるとは、確実に。

    色々な意味で『ぎょ』です。
    まず最初、次に発言、そして人間関係。
    ミステリーもそうですが、ある意味閉鎖空間なので
    持てる材料で考えて下さい、な状態だというのに
    まったく気がつかず…。

    とりあえず、非現実へようこそ、になった彼は
    これから先どうするのでしょうか?
    そして彼女を首だけにした人はどこに?
    当然お姉さんも、誰かに奪われた、というわけですし…。
    謎、山積みです、当然ですがw

  • 始まってけっこうすぐに友達の女子高生が死んでしまう衝撃の展開!
    そのうえ、その首を斧で切ってすげ替えるとか、まるでゾンビみたいな死人の存在とか……はっきり言って、そうとうダークでグロテスク。
    でもそこをわりとさらっと流して描写することで読者がいやになる一歩手前で押さえていると思う。
    ていうか、そうじゃなきゃ、わたしには読めなかったよ。
    ダークな話は正直苦手なので。

    でも、話の展開や、主人公やヒロインたちの”想い”はけっこう好き。
    なので読後感としてはちょっとビミョー。
    続きをもっと読んでみたいような、もう見たくないような。

    それにしても作者の前作もちょろっと読んだことがあるけど、こういう感じが作者の持ち味なんだろうな。
    けっこう人を選ぶ作風な気がする。
    イラストとのギャップがまたすごい。

  • がぁぁ!びっくり!!
    いつの間にかケータイから更新できるようになってるし(^^;)

    で、本だけに、本題(阿呆)。
    藤原さんがこの本の前に書かれたレジミルがかなり面白かったので、
    かなり期待してみましたが…

    うーん、なんか、正直、がっかり…

    言い回しが、なんだか好きになれないなぁ…

  • 「レジンキャストミルク」でお馴染みの藤原さん、椋本さんのタッグ。
    主人公の景介と枯葉の心の距離がどうなるのかがとても気になります!

    追伸
    私の一番好きなキャラは、灰原さんですね。かわいいです。

  •  著:藤原祐、絵:椋本夏夜…となると前紹介した「レジンキャストミルク」(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=560343083&owner_id=13812361&org_id=559228121)のコンビですね。


     この組み合わせなら…という予想を裏切ることなく、相も変わらず鬱展開でなにより。
    ある程度予想はしてたとはいえあの人から真っ先に死ぬとは予想外でした。てっきりヒロインかと思ってたよwww


     内容としては異能、異種族モノのバトルファンタジーといったところでしょうか。この辺も前作とさして変わらず。
    ただ和テイストなこともあり、個人的にはこちらのほうが親しみやすく好み。とはいえ前作を読んだ方ならすんなり暗くなれると思いますw


     初めての方もこちら先にを読んでみるとこの方のスタンスみたいなものがわかるかもしれません。

  • まさかの1巻でヒロイン灰原死亡
    はやくほかの巻買おう

  • 何となく気になって買ってきた(作者様の前作のレジミルは未読)。
    学園異形物・・・と思ったけど1巻終了時でほぼ日常は崩壊してしまっているような・・・。
    何というか、おどろおどろしい中に凛としたものがある、この雰囲気は割と好きです。
    今後の枯葉と景介の関係に注目!

  • 作者繋がりで借りてみた。
    結構オススメ。

  • 徐にヒロインが死ぬと幸せになれる私が幸せな気分で読みました。
    でもきっと次回作は読まない予感…。

全12件中 1 - 12件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤原祐の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×