ツァラトゥストラへの階段3 (電撃文庫 と 8-6)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.88
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本棚登録 : 282
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048672238

作品紹介・あらすじ

福原駿介が囚人ゲームサイドから渡されたのは一台の携帯ゲーム機。その携帯ゲーム機を起動させてみたところ、中に囚われていたのは、あの"オリビア"だった。彼女を助けるために、福原はゲームに参加することを決めた。ゲームの目的は"魔王を倒し姫を救出すること"で、しかも現実とゲーム機の中の世界がリンクしているらしい。魔王とは何者なのか。そして姫とは果たして…?ゲーム機を片手に東京の街を歩き回る"冒険"が始まる…!ノンストップゲームストーリー第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 現実とRPGを融合させて進めるゲーム

    ゲームの設定はともかく、異能力を使い出したらもう受け付けないなぁ
    パルスの設定も肉体強化、処理能力の向上くらいならいいけど、物質変化とかまできたらもうダメだね

    今回はプレイヤー間の駆け引きや心理戦が少なめ
    そのかわり、舞とか飛鳥とかオリビアとの距離感が良くなった

    ってか、完結と明記させていないけど、おそらくこれで完結でhしょう

    シリーズ通しての評価はフツーよりちょっと下くらいかな
    やはりSFチックな方面に逃げるのはいただけないなぁ・・・

  • 「パルス」(人間に寄生し、宿主の知性・体力を飛躍的に伸ばす)に
    取りつかれた主人公が、「パルス」の蒐集に勤しむ組織により、
    人生をかけたゲームに巻き込まる。

    ゲームからの離脱を考えるが、行方知れずだった姉も「パルス」憑きで
    あったことを知り、姉の消息を得るためにも、ゲームを続行する。


    ■ゲーム④

    東京を舞台にした仮想RPG。
    勇者である女性が、囚われの姫を救出できるよう、男性がサポートする編成。

    女性は仮想VRに囚われ、自分がどのようなフィールドにいるか全く不明。
    男性は手持ちのコンソールを使い、女性の周囲の状況を伝える。
    障害物や、人間(女性にとっての敵)に接触すると女性のHPが減少するため、
    男性は的確に効率よく、女性側へ情報を受け渡す必要有。

    女性は各人が武器を持ち、レベルが上がると精霊を召喚可能。
    精霊は、現実世界では女性のパートナーであり、
    ゲームだけでなく、現実世界でも威力を振るえる仕組み。

    仮想世界には魔界の女王と、魔界の女王に対抗する聖剣があり、
    魔界の女王と契約すると、プレーヤーの撃破がゲームクリアとなる。
    聖剣は仮想世界最強の武器であると同時に、現実世界でも
    有数の強さを誇る精霊を召喚可能。

    主人公は勇者を導きつつ、魔界女王の妨害を排して姫を救出できるか。

               ///

    ゲームとしては、今までもよりもややシンプルとなり、
    むしろ、登場人物の駆け引きを重視した内容。
    ただ、盛り上げるためか、そうした要素の薄いバトルシーンの量も増え、
    全体としては著者の持ち味が、存分に発揮されたとは言い難いような…。

    なお、「パルス」が蒐集される目的が、明らかにされたのは◎。
    問題は、この作品の続編が発刊されていないこと。。。(打ち切りかしら)

  • おもーしろかった飛鳥たんprpr
    文体が好み。描写が上手でイメージしやすい。
    は?完結?
    もう土橋が物語完結させないのに慣れた感。

  •  消化不良のように見え、えっっ続くの?終わったの?と思うのはいつものこと(笑) 
     一様これで終わりのよう?かな

  • 続編はまだなのか

    しかし福原は鼻血出しすぎじゃないだろうか

  • これは先が読めなかった。
    それにしても、この小説の男女比の偏りがすごい。

  • 続巻が出ていないのが遺憾

  • 【内容】

    今回のゲームは、囚われた姫を救出するリアルRPG。
    現実世界(ゲーム上では精霊界)に福原、現実世界と完全リンクした仮想空間(ゲーム上では人間界)にオリビアを配したコンビは吉と出るか凶と出るか?
    パルス能力の限界をかけたゲーム再び。

    【感想】

    三度目もやっぱりスゴイ!
    よくこういう込み入ったゲームルール考えられるなぁ。込み入ったといっても、読んでるうちにすんなり理解できてるからまたビックリ。
    特にラストスパートかかってからの福原たちの痛みは、伝染してきてちょっと苦しく切なかった。そんで、調子よかった福原がカッコ良く見えるという。
    読み応え十分でラノベを見直した作品。

  • 最終巻です。
    もっと続ければいいのに、新作にうつるんですね。

  • 大きな起伏もなく終わった。もう一皮剥けてくれると神認定作家なのに、すごく惜しい。

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著者プロフィール

土橋 真二郎:第13回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉を『扉の外』にて受賞。極限状態のキャラクターの心理描写がある。著作に『OP-TICKET GAME』『コロシアム』(共に電撃文庫)ほか多数。『生贄のジレンマ』(メディアワークス文庫)は金子修介監督にて実写映画化。

「2022年 『魔法少女ダービーII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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