とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 990
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048674591

作品紹介・あらすじ

食欲の秋。秋刀魚、栗、きのこ…おいしいもの、たくさん…かくして虎は、太った。実乃梨考案の不思議ダイエット法を早々に断念した大河は、不倶戴天の敵、亜美とジムに行くことにするが、そこで彼らを待っていたものとは!?春田浩次、十七歳。女子との理想の出会いは、川で溺れているところを助けて人工呼吸、そのまま彼女の部屋へ、その後は…フヒヒ!そんな妄想がなんと現実のものに。はたしてその顛末は?などなど「電撃文庫MAGAZINE」に掲載された短編を詰め合わせました。注目の書きおろしは独身話です!超弩級ラブコメ、待望の番外編。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ番外編第2弾は、短編集です。

    「虎、肥ゆる秋」「THE END OF なつやすみ」「秋がきたから畑に行こう!」の3本は、竜児と大河の日常のひとコマを描いています。「春になったら群馬に行こう!」は、本編で登場した春田浩次(はるた・こうじ)と、彼の年上の彼女とおぼしき女性との出会いをえがいています。「先生のお気に入り」は、恋ヶ窪先生が22歳の新任教師のころのエピソードです。

  •  短編集5本。小太りタイガーがダイエットに挑む「虎、肥ゆる秋」。春田の初恋物語「春になったら群馬に行こう」。夏休み最後の日に大河と竜児に何かが起きる「The End of なつやすみ」。嵐の夜には恋の花が咲、かない「秋が来たから畑に行こう」。独身(30才)の若き日の痛い想い出「先生のお気に入り」。

     若干の例外はあるが、全編概ねコメディタッチで展開。全く個人的な感想で、本巻の本筋とも離れるが、本作に対して、個別キャラに感情移入して読んでないことだけは良く判った。特に大河。
     大河、亜美、実乃梨の関係性の揺れが皆無の本巻は興味をそそられなかった。まして、春田や独身(30)が、本編でコメディリリーフの役割しか果たしていない本シリーズでは、彼らの補完作品に、物語全体を輻輳させる意味は見出しにくい。

  • 読みました。

    おもしろかったです!

  • 2011年くらいに読んだ作品

  • 短編集がいくつか収録されていた。
    どの作品もおもしろかった。特に春田の話、恋ヶ窪先生の話は登場人物の心境がうまく描写されていて感情移入できた。先生の話はあっさり終わってしまったのでもう少し読みたかった。

  • とらドラのスピンオフ第2巻。

    この巻はどれも結構面白かったけど、やっぱり本編でアホすぎてもはや癒しキャラみたいになってる春田くんと、なかなかキテレツな彼女さん(美大生)の馴れ初め話、「春になったら群馬に行こう!」と、独身(30)ことゆりちゃんの痛い時代の話、「先生のお気に入り」が好き。

    春田くんは大体幸せそうなのでさておいて、ゆりちゃんはとらドラ界で亜美ちゃんと並んで幸せになって欲しいランキング1位に君臨しております・・・・・・。ゆりちゃん本当、頑張ってお仕事してるのになぁ・・・・・・。

    とらドラコンビの通常営業は大変かわいい。
    そしてインコちゃんは・・・・・・いつも変だね・・・・・・。

  • とらドラのバックエンドで走ってるストーリー。本編の非日常性とはひと味違った苦みのあるエピソードもある

  • たまにはこういう本もいいよね。
    高校時代に竹宮さんに出会ってから(少なくとも電撃文庫作品は)全部読んでます。
    なんか、微妙な言い回しとか主人公のキャラとか好きなんですよね。

    あ、あとあーみん良いよ、あーみん。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮ゆゆこの作品

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