東京ヴァンパイア・ファイナンス (電撃文庫 し 14-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.08
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本棚登録 : 149
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048675192

作品紹介・あらすじ

真夜中に出没し、超低金利で高額融資をする"090金融"ヴァンパイア・ファイナンスを営む"万城小夜"。今夜も獲物=融資客を求めて蠢く。送りオオカミをめざす"ひのけん"。性転換手術をしようとしている"美佐季"。振り込め詐欺グループに復讐を目論む"「やえざくらの会」の老人たち"。ドラッグ・デザイナーを辞めたがっている"しずか"。都会のアンダーグラウンドで息する彼らは小夜に出会い、融資をうけるかわりに自身の問題に首を突っ込まれるが…。債務者それぞれ衝動や欲望をフルスロットルにし、ひしめきあって無限に増殖する狂騒のハードスケジュール群像劇。

感想・レビュー・書評

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  • 直木賞を受賞した真藤順丈さんがラノベを出していたということを書店で知り、購入。しっかりラノベなのでさくっと読めたが、すごくもって回った言い回しはあまり自分には合わなかった。

  • ライトノベル

  • 4冠作家真藤順丈の電撃金賞作、なにが面白いんだよ

  • 16:00

  • 抹茶ゼリーが何度もちゅるるるんと舌のうえをサーフィン!真夜中の情報交換という名のスイーツ会が良いなあ。ニトベさんが女の子らしくて可愛いなぁと思っていたら、まさかの小夜。ヴァンパイアは、そういう意味で使われたのね。

  • オチがもやっと。

  • 真夜中に出没する超低金利の闇金融とその借り手の物語。

    カバーからちょっとダークな感じを持っていて買ったけどしばらく積んでいたんですけど、そんなことはなく結構ノリの良い作品でした。
    同時に何人もの借り手がでて物語が散らかってしまうかと思ったけど、最後はまとまっていって物語として読んでも面白かった半面、笑いが少なく、まとめ方が強引でちょっと納得がいかなかったかな。

    これ1巻しかでてないけど、続きがあればもっと世界が広がっていって楽しくなっていきそうな気がします。
    でも、2009年に刊行されて今出てないところを見るともうでないのかなぁ。
    ちょっと残念な気がします。

  • 八重歯が金歯っていうのに萌えた。

  • 面白かった。
    「ヴァンパイア・ファイナンス」というネーミングなど、伏線の張り方がやっぱり上手いと思った。
    地図男のときと同じでラストがふわっとした感じだったけど良作だと思う。

  • すげーたのしかった。

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著者プロフィール

1977年東京都生まれ。2008年『地図男』で、第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー。同年『庵堂三兄弟の聖職』で第15回日本ホラー小説大賞、『東京ヴァンパイア・ファイナンス』で第15回電撃小説大賞銀賞、『RANK』で第3回ポプラ社小説大賞特別賞をそれぞれ受賞。2018年に刊行した『宝島』で第9回山田風太郎賞、第160回直木三十五賞、第5回沖縄書店大賞を受賞。著書にはほかに『畦と銃』『墓頭』『しるしなきもの』『黄昏旅団』『夜の淵をひと廻り』『われらの世紀』などがある。


「2021年 『宝島(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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