戦略PR空気をつくる。世論で売る。 (角川新書)
- アスキー・メディアワークス (2009年1月13日発売)
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感想 : 58件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784048675741
みんなの感想まとめ
PRの役割は、商品を売るための「空気」を作り出し、世論を巻き起こすことにあります。世の中の関心事や潜在的な欲望を見極め、マスコミが興味を持つニュースを提供することで、ターゲットに響くメッセージを設計す...
感想・レビュー・書評
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なんか今○○が流行ってるらしい ― もしかするとそれ、PR会社の仕業かも?商品が売れるための空気を作り出し、世論を巻き起こすことで売る土台を醸成する。それがPRの役割だ。
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世の中の関心事を見つけて、潜在的な欲望を洗い出し、世の中が気になるテーマを設定。マスコミが採り上げたくなるニュースを提供したらターゲットに刺さる媒体を選定し、売れるシナリオを設計した上で広告で商品と接着させる。そして、消費者にこう言わせるのだ。「そうよ、わたしこれが欲しかったの!」と。
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バラエティ番組で見た「ピロリ菌をやっつけるには、このヨーグルト食べなきゃ!」も、「健康オタクの友だちも会社の同僚も勧めてたな!」も、「美容家のあの人もいいって言ってる!え?○○大学の先生も言ってるの?」もすべては戦略PRの策略。広告クリエイティブの人間は「これ作りたい」が先にあるけど、この空気づくりからやらなければとっくに、商品は売れない世の中になっている。
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もう、戦略のない広告なんて機能しない。選ばれるために変化に柔軟に挑まなければ、生き残れない時代がやってきた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐藤尚之氏の「明日の広告」を読んでからこの本を読むのがベストかな。かなり関連性があり、広告業界以外の人でも十分に理解できる。
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自分の会社は広告枠を買うキャンペーン、宣伝しかできていないと痛感。「カジュアル世論」作りは前戯のようなもの、という表現にちょっと納得。私の企画ではどうすればユーザは受け入れてくれるのか?調査で「されたらうれしいか?」という項目を入れるのはアリかも。
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PR、広報という仕事について理解を深めるためには良い本。
日頃周りに何をやっているのかわからないと思われがちな仕事ですが、関わった身からすると、こういうことやっているよな、と。わかりやすくコンシューマー系の話題が中心ですが、まぁそれが主戦場なのでしょうがないですね。
いずれにしても広報と広告の垣根がこれだけあやふやなものになっている以上、PRって言葉はなんか違うような気がしなくもないんですが。 -
戦略PRをどう使うか?
→商品が売れるかどうかは空気ができているかどうか
空気をつくるパワーはカジュアル世論、消費者に気づきを与えて買う理由を生み出す
おおやく、ばったり、おすみつき
テーマ設定、チャネル設計が重要 -
Public Relations
すぐに自慢せず、ラブレターを出さずまず空気を作る。
事実を発見しその情報を公開する。
なんとなく良いらしい、あのひとも言ってるし。
みんなの興味あること
から引っ張ってくる。 -
おおやけ
ばったり
おすみつき -
なるほど人間の情報処理が変わらないのに情報は増え続けるから人から人へのソーシャルメディアが重要となるわけだね。
ソーシャルメディアでは確かに共感がいいね!というバイラルを発生させるし、自分ゴトの重要さも再認識 -
戦略PRを、「消費者を買いたい気分にさせる空気を作りだすこと」と定義。PRの重要性を再認識できました。
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PR戦略の意味・価値・必要性を説く。
ただし、実践するにはマス向けかと。 -
WebPRとはなんぞやの入り口に。この人の考え方、説明の仕方は嫌味がなくて好きだ。喩え話がうまいから読み物としてもイケる。
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心かわれば、体もかわる。
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日本でもジワジワと存在感を増しつつあるPRの入門書。「『冷え知らずさん』の生姜シリーズ」など、著者が携わった事例も積極的に紹介されているので、非常に分かりやすい。現代におけるコミュニケーションの在り方を考える、ヒントとなる一冊。
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「疑い深い消費者」。確かに自分を振り返ってもすごく共感&納得できることがたくさん書かれていた。時代は変わったんだなぁ。実際仕事でPRをする立場にはないが、興味深い仕事だと思った。次は「明日の広告」読もう。
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戦略PRの事例がおもしろく参考になった。考え方も非常に参考になる。が、自社で実行するにはなかなかハードルが高そう。どう「空気」を生み出すか。
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増刷されていないのでなかなか手に入らずbook offで見つけたときかなり嬉しかった一冊です。
結論、PRの重要性・効果と私自身がやりたいことの方向が一致すると再認識させてくれる一冊です。
加えてネットとPRの親和性は高いので、若い世代には受け入れられやすい内容だとも思いました。
世界のPRの力・仕事をこの目でみたいと強く決意させていただきました。
全体として、3つです。情報過多の時代に必要なことの話、筆者の見てきたPRの10年間(日本とアメリカ)、「明日の広告」の延長(広告との関係)
ポイントとして情報過多は、情報量が10年で637倍(2008年次)への対応。
勉強になった点
・カジュアル世論の形成プロセスに必要なこと「公共性」「偶然性」「信頼性」
・日本がPR後進国である要因:意識
・戦力PRのテーマ設定:「世の中のみんなの興味を持っていること」からひっぱてくる。
・消費者作成メディアとPRの親和性の良さ
・カジュアル世論と営業:6割営業、後はカジュアル世論の話(家電屋さんでの接客なんか当てはまると思いました。)
・日本でのPRのキャリア
(広報部、宣伝広報部・PR会社・広告会社のPR系セクション・フリーのPRコンサルタントや戦略PRプランナー)
特に最後のキャリア情報は嬉しかったです。
指針にさせていただきます。
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同じ商品カテゴリーなのに、なぜ「売れるもの」と
「売れないもの」という格差が生まれるのか?
それはもはや「商品力」や「宣伝力」の問題ではありません。
その商品が売れるための「空気」ができているかどうか、
なのです。
商品を売るために作り出したい空気=「カジュアル世論」を作り、
消費者の買いたい気持ちをさらに一押しする技術を、
戦略PRのエキスパートが実例を交えつつ、わかりやすく
解説します。
「広告」と「PR」の違いがよーく分かる良書です。
「量のハードル」と「質のハードル」が高くなっている今、
商品が売れるようにするのは「カジュアル世論」が必要なことが
分かりました。
カジュアル世論とは「売れる空気づくり」や「土壌づくり」
のことです。
それを創るには
「おおやけ」感を生みだすマスコミ
「ばったり」感を生みだすクチコミ
「おすみつき」感を生みだすインフルエンサー
の3つが必要。
この3つがうまく働いた時に商品はメガヒットします。
本書では永谷園の「冷え知らずさんの生姜シリーズ」や
「漢検DS」の成功例を用いて、「いかに戦略PRの
費用対効果が優れているか」を解説しています。
PRだけでなく、他業種の人にもおすすめできる一冊です。
著者プロフィール
本田哲也の作品
