とらドラ10! (電撃文庫)

著者 :
制作 : ヤス 
  • アスキーメディアワークス
4.11
  • (170)
  • (95)
  • (102)
  • (12)
  • (1)
本棚登録 : 1310
レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048675932

作品紹介・あらすじ

春、衝撃の出会い。ラブレター。共同戦線。電柱キック。偽乳特戦隊。かぶせたティアラ。エンジェル大河。くまサンタ。雪山の告白-そして、雪舞い落ちる二月。手を取り合って逃げ出した竜児と大河。それぞれの想いを胸に、二人はともに未来を切り拓こうとする。立ちはだかるのは、ままならない世界。ぎりぎりの状況に立たされた竜児の下す決断とは。竜児と大河の、実乃梨、亜美、北村の、それぞれの想いの行方は。超弩級ラブコメ、感動の完結編。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「俺妹」を借りた相手の強烈な勧めで借りて読んでみたものの……面白い…!!
    面白いっつーか重い!!つーか(こっちの心が)痛い!!でも面白い!!

    「俺妹」と違って、こちらは全般的にもうこの二人の話以外ありえないだろーってくらいの「二人」と「周囲」の話っていう印象。
    どうやってこの二人がくっつくのかなーっていう感じで読んでたのですが、10巻の強烈なことと言ったらもう…。
    ここまで読んできたからこその重さというか、悩みというか、付き合えてよかったねシャンシャン、にしない辺りが流石というか厳しいというか。
    でもだからこその大河の台詞が刺さりますね。入り込んで読んでしまっていたのでこっちがキツイったらありゃしない。
    そしてまたここまで読んできた中で、それに答えられない男ではないだろうとは思いつつも竜児はどうやって答えるんだろうとドキドキしながら読む羽目になるという…。ああ、パワー使った…。
    つーわけで素直にお勧め。
    しかしクリスマスから最終10巻まではもう一気読みしないと、気になって気になってほかの事手につかなくないか?っていう理由で全巻一気に読むといいと思います。

    ところで大河が橋から竜児に向かって飛び降りるシーンは萩尾望都氏の「この娘売ります!」のラストシーンのオマージュなのかと勝手に思ってたりするんですがどうなんでしょうね。「返品できないから」とか言ってるし。

  • とらドラ!最終巻。
    確かアニメ化されてたんだっけ、それとラブコメ?程度の認識で読み始めたのに、途中から完全にハマってた。全10巻、面白かったよー!!
    ある意味一気読みできたので、リアルタイムでハマってなくてよかったかも、と思った(笑)。
    とにかく、メインの登場人物みんながだんだん好きになって、終わりが近づく度にページをめくるのが惜しくなった。竜児くんも大河ちゃんも、みのりんも亜美ちゃんも、北村くんも、春田くんも能登くんも、麻耶ちゃんも奈々子ちゃんも、竜児母の泰子さんことやっちゃんも。そして今回の最大の功労賞、独身(30)ことゆりちゃんも!
    ああ、面白かった!
    内容については山場に継ぐ山場で、竜児&大河の逃避行~冬の川からの青春活劇、亜美ちゃん家での秘密会議、泰子さんの家出、転校大河・・・と見せかけての、やっちゃんの実家へ突撃!と見所いっぱい。
    特に、竜児くんが家に帰って来て、やっちゃんが家出したことを知って、一瞬混乱したけど、覚悟を決めるとこ(ここ、この巻でも屈指の名場面だと思う)と、やっちゃんの実家編がもう、涙ナシでは読めなくて、正直泣きました。竜児くんは本当にいい子だ。
    一度離れる選択は本当に辛かっただろうけど、愛があるから大丈夫だと信じている2人が・・・ううっ、ええ話や・・・。
    周囲の友達が優しくて、いいなあこんな青春。

    ラストもすっきりしていて良かった!
    もうちょっとラブラブな2人が見たかった気もするけど!(笑)
    ・・・でも、くっついた途端とんでもない発言が多かったから、(ほら、「世界の中心で愛を叫ぶんだな」とか)これでよかった・・・のかな。

    あと、独身(30)のゆりちゃんが幸せになれるように祈ってます。
    真剣に。

  • ついに完結です。
    もう少し続いてほしいです。
    特に川嶋さんはもっと幸せになっていいんじゃないかな、と思うんだ。
    相変わらずのゆゆこ節は健在でした。

  • 9784048675932 247p 2009・3・10 初版

  • 過去の既読本

  • ライトノベル

  • シリーズ最終巻。

    家を飛び出した竜児と大河は泰子の実家を訪れ、親子二代にわたってこじれてしまった関係を、もう一度紡ぎなおしていくことになります。

    そして、竜児以上に深刻な母親との関係に悩み苦しんでいた大河は、ようやくここから親子の関係を築いていくためのスタート・ラインに立つことになります。恋ヶ窪先生は、そんな彼女のために身体を張って戦い、竜児もまたなによりも大河自身のためになることを必死に考えて、ひとつの結論にたどり着きます。

    いくつか伏線を回収しきれていないところもありますが、番外編第3弾で後日談的に語られることになるのでしょうか。ともあれ、若干あわただしく締めくくった感があるものの、本編ストーリーは無事完結です。

  •  家族の調和と再生という、これまでの本筋とは少し外れたテーマでラストを迎える。これ自体、主役二人の葛藤の源泉でもあったので、十分なテーマとなりえたのだが、いかんせんとってつけた、という気がしないではない。
     このテーマで〆るなら、続編ないし新たなキャラクターで著者の思いを読んでみたいところではある。
     「とらドラ」としては、前巻+実乃梨・亜美の葛藤の終幕でラストでよかったようにも…。

  • 並び立つ虎と竜の物語、完結です。
    プロポーズシーンはベタですが、お互いの気持ちが爆発したようで、スカッとする展開でしたね。
    泰子と竜児のわだかまり、そして、泰子と両親のわだかまりも、良い方に向かってホッとしました。
    全部望んでやる、と開き直った竜児は人として一回り大きくなったように思います。
    ただ、個人的にはメインキャストの面々、櫛枝、北村、川嶋らのその後が気になります。特に川嶋は損してばかりなポジションだったので、楽しく笑っているシーンが見たかったですね。
    アニメやスピンオフ作品ではその辺り描かれているんでしょうか。機会があればチェックしたいです。

  • これは……言葉が出ない。感動だなんて安い言葉で表したくない。10巻続いた虎と竜の物語、ここに完結。1巻を読んだ時にはここまで人間関係が深まって絡まるなんて思わなかった。人は人とぶつかって傷つけずにいられなくて、でもそれだけじゃない。確かな何かを受け取った気がするのに、言葉に表せない。大河と竜児の日常は続いていく。大河は新しい家族に馴染めないかもしれない。竜児の家はお金が足りなくて進学を諦めることになるかもしれない。それが仕方がないとは言えないし、悔しくて悲しくてどうしようもない夜があるかもしれない。それでも奇跡みたいな仲間がいてくれれば、歩いていけるのだ。

全72件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小説家。代表作『とらドラ!』『わたしたちの田村くん』『ゴールデンタイム』

「2016年 『ゴールデンタイム(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

とらドラ10! (電撃文庫)のその他の作品

竹宮ゆゆこの作品

とらドラ10! (電撃文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする