とらドラ10! (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.12
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本棚登録 : 1437
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048675932

作品紹介・あらすじ

春、衝撃の出会い。ラブレター。共同戦線。電柱キック。偽乳特戦隊。かぶせたティアラ。エンジェル大河。くまサンタ。雪山の告白-そして、雪舞い落ちる二月。手を取り合って逃げ出した竜児と大河。それぞれの想いを胸に、二人はともに未来を切り拓こうとする。立ちはだかるのは、ままならない世界。ぎりぎりの状況に立たされた竜児の下す決断とは。竜児と大河の、実乃梨、亜美、北村の、それぞれの想いの行方は。超弩級ラブコメ、感動の完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 「俺妹」を借りた相手の強烈な勧めで借りて読んでみたものの……面白い…!!
    面白いっつーか重い!!つーか(こっちの心が)痛い!!でも面白い!!

    「俺妹」と違って、こちらは全般的にもうこの二人の話以外ありえないだろーってくらいの「二人」と「周囲」の話っていう印象。
    どうやってこの二人がくっつくのかなーっていう感じで読んでたのですが、10巻の強烈なことと言ったらもう…。
    ここまで読んできたからこその重さというか、悩みというか、付き合えてよかったねシャンシャン、にしない辺りが流石というか厳しいというか。
    でもだからこその大河の台詞が刺さりますね。入り込んで読んでしまっていたのでこっちがキツイったらありゃしない。
    そしてまたここまで読んできた中で、それに答えられない男ではないだろうとは思いつつも竜児はどうやって答えるんだろうとドキドキしながら読む羽目になるという…。ああ、パワー使った…。
    つーわけで素直にお勧め。
    しかしクリスマスから最終10巻まではもう一気読みしないと、気になって気になってほかの事手につかなくないか?っていう理由で全巻一気に読むといいと思います。

    ところで大河が橋から竜児に向かって飛び降りるシーンは萩尾望都氏の「この娘売ります!」のラストシーンのオマージュなのかと勝手に思ってたりするんですがどうなんでしょうね。「返品できないから」とか言ってるし。

  • とらドラ!最終巻。
    確かアニメ化されてたんだっけ、それとラブコメ?程度の認識で読み始めたのに、途中から完全にハマってた。全10巻、面白かったよー!!
    ある意味一気読みできたので、リアルタイムでハマってなくてよかったかも、と思った(笑)。
    とにかく、メインの登場人物みんながだんだん好きになって、終わりが近づく度にページをめくるのが惜しくなった。竜児くんも大河ちゃんも、みのりんも亜美ちゃんも、北村くんも、春田くんも能登くんも、麻耶ちゃんも奈々子ちゃんも、竜児母の泰子さんことやっちゃんも。そして今回の最大の功労賞、独身(30)ことゆりちゃんも!
    ああ、面白かった!
    内容については山場に継ぐ山場で、竜児&大河の逃避行~冬の川からの青春活劇、亜美ちゃん家での秘密会議、泰子さんの家出、転校大河・・・と見せかけての、やっちゃんの実家へ突撃!と見所いっぱい。
    特に、竜児くんが家に帰って来て、やっちゃんが家出したことを知って、一瞬混乱したけど、覚悟を決めるとこ(ここ、この巻でも屈指の名場面だと思う)と、やっちゃんの実家編がもう、涙ナシでは読めなくて、正直泣きました。竜児くんは本当にいい子だ。
    一度離れる選択は本当に辛かっただろうけど、愛があるから大丈夫だと信じている2人が・・・ううっ、ええ話や・・・。
    周囲の友達が優しくて、いいなあこんな青春。

    ラストもすっきりしていて良かった!
    もうちょっとラブラブな2人が見たかった気もするけど!(笑)
    ・・・でも、くっついた途端とんでもない発言が多かったから、(ほら、「世界の中心で愛を叫ぶんだな」とか)これでよかった・・・のかな。

    あと、独身(30)のゆりちゃんが幸せになれるように祈ってます。
    真剣に。

  • ついに完結です。
    もう少し続いてほしいです。
    特に川嶋さんはもっと幸せになっていいんじゃないかな、と思うんだ。
    相変わらずのゆゆこ節は健在でした。

  • 9784048675932 247p 2009・3・10 初版

  • ラブコメの金字塔。アニメとは異なる終盤。

  • ☆アニメ視聴済み。

    本編全巻読み終わったよ~。

    うん。(´ⅴ`〃)
    最終巻はなんというか、(アニメよりも)人の心の中とか…竜児×泰子,泰子×泰子の両親~の親子愛的なものが色濃く出てて良かった*

    竜児と大河も幸せ度・ラブ度がupしててよかったと思う♡-(^ω^人)

  • 作者が盛り上がり、あっという間に駆け抜けていった。

  • 過去の既読本

  • ライトノベル

  • シリーズ最終巻。

    家を飛び出した竜児と大河は泰子の実家を訪れ、親子二代にわたってこじれてしまった関係を、もう一度紡ぎなおしていくことになります。

    そして、竜児以上に深刻な母親との関係に悩み苦しんでいた大河は、ようやくここから親子の関係を築いていくためのスタート・ラインに立つことになります。恋ヶ窪先生は、そんな彼女のために身体を張って戦い、竜児もまたなによりも大河自身のためになることを必死に考えて、ひとつの結論にたどり着きます。

    いくつか伏線を回収しきれていないところもありますが、番外編第3弾で後日談的に語られることになるのでしょうか。ともあれ、若干あわただしく締めくくった感があるものの、本編ストーリーは無事完結です。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮ゆゆこの作品

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