血吸村へようこそ (電撃文庫 あ 7-42)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 107
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048676038

作品紹介・あらすじ

「一緒にお祭りに行って」とか言われて喜んでました。「浴衣姿を見てほしい」って言われてニヤケてました。「高村君は私のものよ」なんて言われて叫びそうになってました…。たしかにみんな可愛い女の子です。だけどね…だけどね…みんな吸血鬼なんですよ〜!-ご気楽な父・直太郎の勝手な都合により、長野の僻地・治水村へと引っ越してきた直樹十六歳。転校した高校での思わぬモテモテぶりに、青少年心をときめかせていたのだが…。幸せは不幸な物語の始まりか!?はたまた実は…!?阿智太郎&あらきかなおのコンビで贈る、イタイケナ男の子たちへの応援歌。

感想・レビュー・書評

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  • 安心の阿智太郎先生節満載でした。読み終わった後、気持ちがほっこりします。

  • 9784048676038 244p 2009・3・10 初版

  • あまりラノベを読まないので、おおっこんなテンションなのかと面食らいました。

    いきなりハーレムになるのも都合いいなあと思いましたが、色々な性格の女の子が出てきて楽しめました。可愛いだけじゃなくて、戦闘力もあってかっこよかったです。
    鉄分豊富なお弁当や牧場の件は笑えました。
    牛…、怖いけど見てみたいなあ(笑)

    「浴衣の胸元がすごいことに…」というような描写があったけれど、それはそうとう着崩れている…というか脱ぎかけ?かと。どんな着方してるの~と失笑してしまいました。変なところが気になってしまって残念。

    最後は直樹くんの思いやりの心にぐっときました。
    「血を吸いたいから」ではなく「直樹だから」になるのも納得。
    続きも読みたいです。

  • 読んだよ.

    えー,突然の引越しでやってきたのはド田舎の治水村.

    だけどホントは血吸村.

    住人全員が吸血鬼という吸血村で人間は引越してきた直樹とその父親のみ.

    料理上手な可愛い後輩も

    ボーイッシュな陸上少女も

    お嬢様な生徒会長も

    おっとり系の副会長も

    クールな演劇部部長も

    みんな吸血鬼.

    そんな中で,彼はいつまで人間で居られるのか.

    そんなお話.


    複数の女の子から言い寄られてデレデレしてたら

    相手の狙いが自分の血液だったとか,そういう感じですね.


    で,なんだかんだで過ごしていくうちに

    本当に惚れていくとか,そういう流れでしょう.

    というか,20年以上高校二年生を続けるとかどうなのよ?

    確かに年は取らないけど….

    まぁ,いつ人間に戻る方法が分かって,

    人間に戻れるようになっても良いようにというアレだろうけど.


    おもしろかったよー.

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著者プロフィール

第4回電撃ゲーム小説大賞<銀賞>受賞者。『僕の血を吸わないで』『住めば都のコスモス荘』など著作多数。

「2022年 『星空☆アゲイン ~君と過ごした奇跡のひと夏~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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