俺の妹がこんなに可愛いわけがない(3) (電撃文庫)

著者 :
制作 : かんざき ひろ 
  • KADOKAWA
3.89
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  • (156)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 1782
レビュー : 77
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048677585

作品紹介・あらすじ

俺の妹・桐乃が、どうやら創作活動に目覚めたらしい。ところが、桐乃の書いた小説(ケータイ小説?)とやらは、同じく同人で小説を書いている黒猫にとって理解しがたいものらしく、案の定、口論になっちまった。その上、何を間違ったのか、桐乃が好き勝手書いたケータイ小説がネット上で話題を呼んで、出版社からオファーが来たっていうんだから、俺はただただ驚くしかない。というわけで、何事にも全力な桐乃が今回発動した"人生相談"によって、俺は、よりにもよって妹と、クリスマスの渋谷の街に繰り出す羽目になっちまった-!?って桐乃!さすがにその場所は兄妹で入っちゃマズイだろ。

感想・レビュー・書評

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  • まず前半は桐乃が沙織と黒猫と遊びに行った時にいつものごとくお互い自分の好きなアニメのことで黒猫と口論になる。そこで沙織がアニメ鑑賞会をやってそれぞれの先入観や偏見を取り除いて相互理解を深めようと提案し、実際に鑑賞会が行われるがあることで桐乃と黒猫が喧嘩になり・・・
    そしてこの巻の主な話となるのは、桐乃が書いたケータイ小説がなんと書籍化されることとなり京介も取材に手伝わされてまさかの桐乃とラブホに入るとか様々なことがあってやっと出来た小説がいざ公式に発表されると桐乃ではなく他の人が書いたという事になっていた。そして兄である京介と友達である沙織と黒猫が解決するために頑張るというもの。
    今回は二次創作やケータイ小説をテーマにした話だったが、読んだ感想としては妹どんだけ万能なんだよと思ってしまい、別にここまで凄くする必要はなかったんじゃないかな。沙織と黒猫はやっぱりいい奴らだなぁと思った、個人的に沙織が好き。
    そして京介どんだけいい兄貴なんだよと、もうタイトルを私の兄貴がこんなに格好いいわけがないに変えるべきw
    今回はちょっと話が無駄に長かったかな。これからに期待

  •  『二〇〇九年 七月二十三日 三版 発行』版、読了。


     再読ではあるけれど、感想をカキコしていなかったので、改めてカキコ。


     第四章のケータイ小説をめぐる騒動は、前半は桐乃、後半が黒猫のターンという内容で「このあたりから黒猫が本領発揮的になってきたんだなあ…」と、しみじみ。


     そして読破してみると、印象に残るのはいつもこの第四章です。それだけインパクトがある内容だったことを改めて感じたエピソードでした。

  • 大体、いつも通りの展開
    今回の話はアニメで放送されていなかったなと思い出して見たら、似たようなアニメ化の話で放送されていた事を思い出した。小説では小説、アニメではアニメという事かな?
    色々と起きたけど、最後に京介が妹に対する感情の大元がなんであるかに気が付いたみたいだ。このまま話が進めば、一段落すると思うがどうやって続くのかね。
    [more]
    それにしても編集者の持ち込みにたいする対応はあれが普通なのかな?金になるか分からないものに対し、3時間近くも消費するのは極普通のサラリーマンからするとあり得ないと思うんだけど
    最後に麻奈美との話を挟む必要はあったのか?短編集で書けば良かったと思うんだけど
    せっかく書かれていたのだから有効な伏線として欲しいね。

  •  表面上は美しさに彩られる行動が、実は…。かかる入れ子構造のストーリーはどんでん返しにしやすいし、人間のグロい部分を強調できる。

     そんなストーリーを、本巻は不自然さを減らすように心掛けて(やや沙織がチートだが、編集者との面会に至る過程のあり得なさも、ギリギリのところで踏みとどまっているか)展開させるのは、上手いなぁ、と。
     
     また、編集者氏の黒猫へのセリフは、別にクリエーターだけに妥当するわけでなく、研究者も他の職種の人にも突きつけられる当たり前のことで、大人の目から見れば当然であって、学生ならばともかく特に感慨を生むようなものではないはない。
     その上で、さらに、自らの固有の経験がどの職種においてもその仕事に反映させることが可能で、有意味・有意義になるという本作の大人側の指摘は同感。ここらあたりが些か陳腐ではあるが、意味ある説教・導き小説となっている印象は残る。

  • 相変わらずのお人好しの京介。

    今回は黒猫が高坂家へ遊びに来た。
    黒猫と桐乃は喧嘩状態の中に京介は帰宅。
    桐乃のケータイ小説は軽く、黒猫の同人誌は設定が非常に分厚い。
    対極の二人をどうにかなだめつつ、仲直りさせ。

    京介のハロウィンは真奈美の家の和菓子屋にて。
    真奈美の祖父母は二人をくっつけたくて仕方ない。
    相変わらずの田村家騒動。
    真奈美は京介の家に行く事を約束する。

    クリスマスイブ。
    京介は桐乃と渋谷のラブホにいる。
    遡って、桐乃が書いたケータイ小説が本になるかもという流れで。
    取材という事で、渋谷での買い物、冷水を浴びたのちにラブホで桐乃はシャワーを浴びて。
    結局それが原因で風邪を引くのだが。
    その間に新年を迎え、年明けと共にケータイ小説『妹空』が本決まり。
    が、実はパクられ桐乃ではない人に乗っ取られて。
    奪い返しに乗り込む京介と黒猫。
    そんな事も知らない桐乃。
    あくまでも裏方に徹する二人。
    続編を執筆して筆を置く桐乃。
    黒猫は桐乃よりも長く小説を書いているが芽が出ず。

    桐乃の『人生相談次で最後だから』と言い残して次巻へ。

  • ついにアニメ観賞、幼馴染の家に久しぶりのお泊り
    クリスマスの日に取材、盗作騒ぎ。

    遊びに来た挙句、またしても喧嘩。
    それを仲裁せねばならない兄…大変すぎる。
    2話目は妹まったく関係なく、平和に終了。
    和菓子は売れたのでしょうか?

    ある意味どういう取材だ!? と突っ込みたい3話。
    びくびくの4話。
    そういう言いがかり、たしかにありますから
    一々相手をしていたら話になりません。
    とはいえ、妹もかなりうかつ、としか言いようがない。
    PWを教えるって、銀行の暗証番号教えるレベルで
    危険という事に気がつかなければ…。

    そして最後の一言。
    次で最後とは、どういう事でしょうか?

  • ようやくキャラクターの立ち位置が落ち着いてきて、キャラ同士の掛け合いを楽しめるようになってきた。
    これまでは妹の言動がきついせいで桐乃の印象が良くなかったが、少しずつ兄に心を許しているような場面も登場してきてバランスがとれてきたと思う。
    それでも地味子が今のところかわいい。癒し系って良いよね。
    作品盗作の話は胸くそ悪い内容だったが、努力しても追いつかない存在に対しての嫉妬は共感できた。

  • 桐乃が書いたケータイ小説が大人気を博し、書籍化される運びとなります。桐乃はクリスマスに京介を伴って渋谷の街に出かけ、小説のための取材をおこないますが、せっかく書いた小説が盗作されるという事件が起こります。京介と黒猫は犯人を見つけ出そうと出版社に持ち込みに出かけて、犯人を追い詰めます。

    ……という話なのですが。このテーマって、あらかじめ批判を封じてしまうようなところがあるんですよね(著者が意図して、というわけではなく、構造上そうした効果を生んでしまうということ)。感想が書きにくくて仕方がないのですが、とりあえず、黒猫をあそこまで突き落とすとは意外でした。テンプレキャラ萌え小説に見せかけて、ケータイ小説を世に送り出している出版社という「現実」の位置から、オタク的な「キャラ立ち」を相対化するという物語の仕組みそのものは、それなりにおもしろいと思いました。

    それでも、こういうメタ的な視点からオタク文化に対する批評性を確保するという手法は、まさにオタク文化の中で育まれてきたものであって、ケータイ小説などの及ぶところではない、というくらいのことは言ってもいいのではないですか。というか言いたい。

    じつのところ、ストーリーそのものはあまり好きになれなかったのですが。……やっぱり感想が書きにくくて仕方がありません。

  • 20140224

  • 後半が疲れた

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著者プロフィール

電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『エロマンガ先生』著者。

「2019年 『エロマンガ先生(12) 山田エルフちゃん逆転勝利の巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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