ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

著者 :
制作 : abec 
  • アスキーメディアワークス
4.24
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本棚登録 : 3600
レビュー : 362
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048677608

作品紹介・あらすじ

クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の"死"を意味する-。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の"真実"を知らずにログインした約一万人のユーザーと共に、その苛酷なデスバトルは幕を開けた。SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの"真実"を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティーを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことに。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし-。個人サイト上で閲覧数650万PVオーバーを記録した伝説の小説が登場。

感想・レビュー・書評

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  • 『ソードアート・オンライン1』
    川原礫

     ある種の懐かしさを覚えながら読んだ。それは『スレイヤ—ズ!』や『ブギーポップは笑わない』を読んだ過去の記憶からだろう。
     正直、20代も後半となるとラノベを読むのはつらい。有り体に言えば現実を知っているし、ラノベの立ち位置も知っているからだ。
     小説の構造から言うと「読み手(現実)」がありさらに「小説の現実(桐谷和人の世界)」その中に「架空の現実(SAO)」があるという重層の構造となっている。さらに攻略を目指すアインクラッドは第一層から始まり、第100層を目指す。つまりさらに「層」を増やしてゆく。
     今の時代は小説など読まずとも、面白いこと、エンターテイメントは多くある。だが読むということは能動的である。読書習慣のきっかけとして若い読み手におすすめできる一冊である。
     もし、いま自分が十代前半だったら、貪り読んでいただろう。かつて『スレイヤーズ!』を読み耽ったように。

    追伸
     二十代後半になった今も、思わずシリーズを買いあさってしまいそうな魅力的な作品であることは言うまでもない。

  • ナーヴギアというハードを用いて、プレイヤーがゲームの中に実際に入ったかのような体験ができるMMORPG。
    もしもその世界からログアウトできなくなってしまったら?
    ゲームでの死=現実の死と言われたら?

    そんな緊迫感溢れる始まりから、アスナと出会い。
    物語の半分ほどから止め時が分からなくなり、一気に読み終わってしまった(おかげで寝不足)。

    サイドストーリーもあまりなくサクサク進むなぁと思ったら、2巻はアインクラッドのサイドストーリーで構成されているらしい。
    アインクラッド編はあの濃い内容で1巻完結してるんだからすごい。

    思ったより恋愛色が濃く、途中からはアスナとのラブストーリーが中心に描かれている気がする。
    あまりにもイチャラブしてるので、ある意味拍子抜けだったかな。
    でもだんだんとお互いの絆が深まっていく状況が、丁寧に描かれていて良かった。

    基本的に心理描写が丁寧に描かれているので、アニメより感情移入しやすい。
    (アニメは心理描写が少なく、キリトとアスナが普通にイチャラブしてるようにしか見えなかった)
    アニメ見るよりこちらを読むことをオススメする。

  • 世界観や設定、結末、健気で真っ直ぐな女の子が主人公と両想い→結婚に至る部分まで、男子高校生が好みそうなファンタジーでした。世界観重視な作品かな。ふたりの行動原理も読み取れたんだけど、そこに至るまでの経緯をもっと濃厚に読みたかった気もする。

  • この、本はアニメから小説となったものです。

  • 外伝と本編のアリシゼーション編まで読了。面白い。でも、無駄な描写を削ったらもっといい。
    特にアリシゼーション編は、ここまで書く必要あるの?という感じ。
    最後の方、ドラゴンボールのフリーザ以降を読んでる感じ。
    まだ終わらないの?と思っちゃった。
    アインクラッドは良いですね。世界の作り込みが好きです。二次創作が溢れてるのも当然って思いました。
    プログレッシブもぜひ読みたいです。

  • 自分が好きでやっているようなゲームの世界に主人公たちが入り込み(閉じ込められるんですが)そこで死ぬと現実でも死ぬという条件のなかモンスターと戦いつつ、現実に戻るためにゲームクリアを目指して生活していくという話で、非常に惹かれました。

  • 世界観と設定は好き!ただ文章がくどく、読み飛ばしたくなる。

  • 名作、あまりにもこれは名作。
    高校時代に.hackにドハマリしていた自分としては、「俺もこんな物語を脳内で妄想していたなぁ~」という懐かしさを感じさせる。だが、その一方で.hack以上のネットゲームを舞台にした物語は絶対に作られない。という考えを持っていたので、この面白さは頭の中を打ち破られるような衝撃だった。
    時間を忘れて一気に読んでしまった。
    この小説には愛がある。ぶっちゃけ、アニメ版よりも面白いと思う(あくまで個人的には! キリトとアスナが別人に見える)
    エンターテインメントとして綺麗にまとめつつも、自分のやりたかったことを詰め込めるだけ詰め込んだ内容。
    新人だけが持ち得るような「熱さ」と、長年書き続けてきた者だけが持ちうる「筆力」
    その両方を併せ持つこの作品が、面白くないわけがない。

  • 「仮想現実」「ゲーム世界から出られない」「ゲームで死ぬと現実でも死ぬ」といった話は、『クラインの壺』や『クリス・クロス』他いろいろと今まで出ていたので、もはや自分の中ではすでに古典的1ジャンル。「あー、またゲームから出てこれなくなっちゃう系かぁ……」と敬遠してたんですが……

    ①ちまたでの評判が良い。
    ②本屋の平台にやたら積まれている。
    ③アニメの2話だか3話だかを偶然見て面白かった。
     
    という、理由で1巻を買った。
    ……面白かったです……、ごめん、今まで白い目で見てて。
    もう、全然面白いじゃないですか!一気に読んですぐに本屋に駆け込んで続刊買ってしまうほどにっ!
    こんなにはまったのは「赤毛のアン」以来だ。(2年前)

    強い主人公、可愛いヒロイン。良いなー。
    これぞ王道といった感じ。
    最近ヘタレな主人公の話ばかり読んでいたので、新鮮だった。

    設定としては前述した通りありきたりな設定ではあるが、主人公が成長していく様、ゲームではあっても数値だけに頼らない読み応えのある戦闘シーン、そしてヒロインのアスナちゃんが可愛くて良かった。
    続刊が出ているライトノベルにしてはペースが速い、とは思ったが、1巻完結の予定だったとしたら納得、かな。
    途中だれることなく、ずっと戦闘シーンが続いて緊張しっぱなしということもなく、ストーリーの緩急も私には合っていました。

    文章は冒頭、説明的なので堅く入りづらいが、風景や心理描写はむしろ柔かく、綺麗。主人公の一人称のはずなのに綺麗すぎるほど綺麗です。

    一つ気になったのが、キリトさんとアスナさんの恋愛模様。
    アスナさんのほうはなんとなくわかったんですが……
    「キリトさん!あんたいつ好きになったのよ!」
    と、いまいち呑み込めなかったので、読み返す。
    ……分かりにくくはありましたが、なんとなく書いてあった。
    一人称なのにストレートに書いてないなんて。
    この作家さん行間を読ませる作家さんなんですね。
    二人の会話中のキリトさんのどもり具合とか爽やかなボディタッチとか、あらためて「ぬああぁぁぁっ!!」となった。
    わかりづらい!でもわかる!!
    そして、 それをさらりとやってしまうキリトさん、あんた天然のジゴロや。恐ろしい子!

    なにはともあれ、はまりました。
    当分熱は冷めそうにないです。

  • 周囲が読め読め言うので、とりあえず読んでみた。

    確かに世界観、設定の深さ、キャラクターなど、さすが川原先生だなーと思いました。するっと読めてしまうし、矛盾もない。

    でもあえてひとつ、言うなれば!

    キリトとアスナが結ばれるの早すぎ!イチャコラしすぎ!!

    …個人的な感想なのですが…

    なんかもうキリトとアスナがくっついたら、つまんなくなった…

    私はアクセルワールドのほうが好きだなー。

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プロフィール

川原 礫(かわはら れき)
群馬県出身の小説家。2002年から九里史生(くのり ふみお)名義でオンライン小説を発表しており、『ソードアート・オンライン』で人気に。2007年に小説投稿サイト『Arcadia』で連載していた『超絶加速バーストリンカー』は『アクセル・ワールド』として改題され、第15回電撃小説大賞大賞を受賞、同作でデビューする。
2011年10月、アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品として、『アクセル・ワールド』と『ソードアート・オンライン』のアニメ化とゲーム化が同時発表。両作ともに代表作・ヒット作となっている。

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