デュラララ!!×6 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
4.05
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本棚登録 : 3404
レビュー : 156
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048679053

作品紹介・あらすじ

「彼は、平和島静雄。池袋で一番危ないって言われてる殺し屋なんだ-」臨也に嵌められ街を逃走しまくる静雄。自分の立ち位置を考えさせられる帝人。親友の苦境に今更になって気づく正臣。何も知らずに家出少女を連れ歩く杏里。先に待つ出来事を想像できなかった茜。黒バイクとの接触に興奮を隠せない女。一人悶えつつも帰りを待ち続ける新羅。思い通りに事を運ぼうと画策する青葉。ダラーズに意趣返しを繰り広げる千景。そして首なしライダーが救うのは-。

感想・レビュー・書評

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  •  ようやくデュラの続きを読みました。
     実はこれ。
     親愛なる友人殿に「静雄がダラーズ抜けちゃうんだよね」といらぬネタバレをされてしまい、相当な帝人びいきな僕は、帝人が悲しむところを見たくない、という気持ちが大きく働いてなかなか読めずにいたんですが、ようやく読了となりました。

     読んでみたら、意外と帝人が悲しい描写とかなくて、こういう状況だったら仕方ないよね、とすんなり入ってくるような感じでした。

     とりあえず、簡単にあらすじを話すと。
     突然、ブルースクエアに勧誘された帝人。
     それに対して恐怖は感じたけれど、それを少し嬉しく思ってる自分に気づく。

     普通の自分に普通じゃない日常が訪れる――

     それは帝人が心の奥底で望んでいたことだった。
     そのまま池袋は日常も非日常もひっくるめて、時間をどんどん進めていく――

     という感じでした。

     なんかこれ読んでてものすごく思ったんですけど、帝人って普通じゃない人たちの中にいる唯一の「普通」だったんだなー……と。
     いや、もちろん普通じゃないものに直面して、それをなんでもないことのように受け入れるところが十分普通じゃない! と言われればもちろんそうなんですけど。
     こと、他人と戦う、とか、自分の身を守る、ということに関して、帝人は驚くほど普通――というかむしろ弱いんだなー……と再確認。

     そんな「普通」だったはずの帝人が、一番普通じゃなくなって。
     じょじょに壊れ始める。
     壊れた先に何があるのかは、今はまだわからないけど。

     最後に帝人が笑えてればいいなー……と、帝人をかわいらしく思っている僕は思うのです。

  • 帝人の失望感はちょっと分かる気がする。けど、あそこまで振り切れるのは只事ではない。まあよく考えれば、憧れの非日常という動機のみで高校生にして上京→一人暮らしという時点から、もう若干どうかしてるんだけども。

    「静雄」という名前が名前負けじゃなくなってきてなんだか嬉しくなった。

  • とうとう帝人くんが覚醒しちゃいましたね。
    じわじわと精神的に追い詰められるところは、見ていて悲しくなるシーンもありました。
    皆普通の高校生なのに…。

    それにしても、杏里ちゃんはなんであんなに巻き込まれ体質なんでしょ?
    罪歌の子どもが増えた事も、ヴァローナさんに襲われた事も、非日常に引き摺り込まれた事全てにおいて、巻き込まれてますね(笑)

    門田さんと六条さんのような昔のヤンキー風のタイマン、超好きです。
    「お前、やるじゃねぇか…」
    「はっ、お前こそ」
    …みたいな(笑)

  • ダラーズ抗争戦の一区切りとなる巻。
    なかなか面白かったけど、主人公帝人君の非日常に身を置きたいと言う想いが今後の展開に又大きな動きを見せそう。

  • 時々世界観についていけなくなる。

  • 面白くて一気読み。帝人覚醒しましたね。でも、とりあえず罪歌を発動した杏里ちゃんが大好き!

  • また、訳の判らない、意図不明な、背景不明な存在が…。

  • ダラーズと埼玉の暴走族「To羅丸」の抗争を描いた話の後編です。

    ストーリーそのものはそんなに複雑な構造ではないのですが、互いに異なる動機で行動している人びとが偶然一堂に会したり、それでも必要な情報は伝わらないというニアミスが頻発したり、時間軸をかなり自由に往還したりといった手法を駆使して、読者の関心を引っ張っていくのが、この著者はほんとうに上手いと思います。ただ、結末はちょっと唐突に感じました。粟楠会みたいな本物のヤクザが出てきたら、カラー・ギャングや暴走族などの子どもの抗争などは吹き飛ばされてしまうのは当たり前なのでしょうが。

    ダラーズから取り残されてしまうことを恐れる帝人が、そのことを見透かした臨也と青葉に揺さぶられながらも、最後には彼らと渡り合うことを決意して静かに覚醒する、というのがメインのストーリー・ラインで、そこに、ダラーズとTo羅丸、静雄と粟楠会、ヴァローナ&スローンとセルティ&杏里が入り乱れて、話をおもしろくしています。

    そんな中でも新羅のヘンタイっぷりが平常運転なのがツボでした。

  • 5巻から話は続く。今回の感想は色々な意味で「変化」という言葉に例えることができる。静雄の心境の変化、帝人の非日常に対する態度の変化など、騒動を経て主だったキャラの変化が話の中で顕著に見られた巻だったと思う。特に帝人の態度の変化は今後の話にどう影響していくのか?。次の巻が図書館にあるかはわからないが、引き続き読んでいきたいと思う。

  • 平和島静雄さん・・・紳士だなぁ。たまたま読むものがなくて古本で買った1巻から原作の世界にどっぷりはまった作品です。×7楽しみ。

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著者プロフィール

1980年、東京生まれの埼玉育ち。『バッカーノ!』で第9回電撃ゲーム小説大賞<金賞>を受賞。独特な雰囲気を醸し出す設定や個性的に彩られたキャラクター、緻密に練られたストーリーなど、異色の世界観で読者を魅了し続けている。『デュラララ!!』をはじめとして多作品を同時にシリーズ展開中。

「2020年 『Fate/strange Fake(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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