「農業」という生き方 ど素人からの就農入門 (アスキー新書 129)
- アスキー・メディアワークス (2009年11月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048680486
感想・レビュー・書評
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日本全体で農業の大規模法人化が進む中、個人で農業の世界へ飛び込んだ8人の物語。サラリーマンだった彼らがなぜ農の道に進んだのか、小規模農家としての経営戦略や苦悩が語られる。
新規就農時の一番の苦労は農地(土地)の確保であるらしい。これは、農地を所有するには居住地を管轄する農業委員会から農地所有の許可を得る必要があるためと理解することが出来るが、実際には、買いたい/買える土地を見つけることの方が難しいようである。
良くも悪くも農業従事者は「村社会」的な慣例やコミュニティの中に生きていく事を求められるようだ。地域に溶け込み、信頼を得て初めて、土地の紹介やその他諸々の協力が得られるのだろう。
農業で生きるとはどういうことなのか、実際の例から学べる良書でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まったく農業経験のなかった人へのインタビューをもとに農業の良さだけでなく、初心者がぶつかる課題などを明らかにしている実践的な書だと思います。
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終わりのほうに少しだけ紹介されていた、土づくりという考え方がとても気になった。
森(自然)を観察してそこから学ぶというやり方。
詳しく調べてみるが、これを知れただけでも大変な収穫であったと思う。 -
農業にはさまざまな携わり方があって、大変さや熱意の形もさまざまあることを知った。農業に興味がある人にとって、良い刺激と農業の現実を知ることができる本。
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ちょっとあこがれる。