とある魔術の禁書目録(インデックス)〈19〉 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 灰村 キヨタカ 
  • アスキーメディアワークス
4.10
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本棚登録 : 1457
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048681377

作品紹介・あらすじ

学園都市の暗部で起きる事件を処理する『グループ』。最強の超能力者(レベル5)・一方通行(アクセラレータ)、魔術師でもあり能力者でもある土御門元春らで構成されたそのチームは、謎のキーワード『ドラゴン』について探っていた。それが、いまの"クソったれ"な現状を打破する唯一の手がかりであると信じて。一方、上層部に無断で行っていたその活動を煩わしく思う者がいた。その人物は、学園都市で最高の権力を持つ統括理事会メンバーの一人。彼の強大な勢力が、『グループ』に牙をむく。同じ時。元『アイテム』構成員の浜面と絹旗は、滝壺の見舞いにやってきていた。そこで突然巻き起こる、浜面の「バニーガール超好き疑惑」。どん引きする絹旗と滝壺を他所に、浜面は決死の釈明をするが。15巻、SSシリーズに続き描かれる、『学園都市の暗部』編登場。

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • 善とか、悪とか、そんな括りは主観的なものに過ぎない。
    みんな自分の信じるものに従って戦ってる。
    その信じるものの強さが何よりの武器になっている。

    だからこそ、狂信者は怖いのだけど。
    ただ、自分以外のものの信じるもの、自分以外にこの世に存在するものを見下すことで、自分の世界を信じているのなら、それはきっと幻想で。
    自分の独りよがりで作った世界は、必ずと言っていいほど崩壊する。

  • 学園都市の暗部編。

    暗部の抗争を抜け日常(?)に戻ろうとする『アイテム』のメンバーと、「ドラゴン」について調査を続ける『グループ』の話。

    能力も知識もないのにアレイスターにすら警戒され、蘇ってきた麦野をまた撃退する浜面がものすごい主人公です。
    麦野はなんか可愛そうだなあ。
    そして滝壺はTHEヒロインという感じで分かりやすい。

    グループの方は海原の組織の話に進展があったのと、ドラゴンの正体がエイワスだってことが判明したくらい。
    海原の話は新章の方でやったりするのかな?

    浜面と一方通行の面通しは済んだことだし、主人公は揃ってロシアへ。


    それにしても、大魔王絹旗はなんて恐ろしいんだ!

  • 浜面仕上が主人公の一人になったのって、上条当麻が強くなりすぎて「普通の人」の範疇をはみ出してしまったからなのだろうなあ。いや、浜面仕上が「普通の人」かというと全然違うのだけれども。何がすごいって常に「運良く」武器を手に入れるところだよね。

  • いよいよ右方のフィアンマとの戦いかと思いきや、今回は「グループ」以下5つの組織の抗争を描いた第15巻の続編です。ということで、アクセラレータと浜面が主役を張っています。

    序盤は、元「アイテム」メンバーの絹旗最愛がパンチラ攻撃で浜面を翻弄したり、おしっこガマンでふとももをモジモジさせたりする萌えパート。中盤は物語のメイン・パートで、アクセラレータ、土御門、結標、海原の「グループ」メンバーたちが「ドラゴン」の謎に迫り、学園都市の統括理事の一人・潮岸に戦いを挑みます。終盤は、復活した元「アイテム」のメンバー麦野沈利が浜面の前に現われて前回同様に浜面をいたぶるパート、というのがこの巻の自分的理解ですが、どんなものでしょう。

    アクセラレータはラストオーダーを、浜面仕上は滝壺理后を守るため、アレイスターの支配する学園都市を脱出し、ロシアへと向かうことになります。こうして、上条、ラストオーダー、浜面の主役3人が期せずしてロシアに集うことになります。海原と、彼がかつて所属していたアステカの「組織」との関係にも決着がつけられ、ラストに向けてここから一気に畳みかけてゆく準備が整ったという印象です。

    このシリーズはどの巻も内容が盛りだくさんですが、とくにこの巻はじっさいのページ数以上のヴォリューム感があります。あるいはお得感と言うこともできるかもしれません。

  • 「標的に近づいてバーッと乱射した方が簡単じゃないですかねぇ?」
          学園都市外部からやってきた傭兵のスナイパー  ステファニー=ゴージャスパレス

    「手合わせ願おうか」
          統括理事会のメンバー・潮岸の側近  杉谷

    「じゃーん。当店自慢のウサギちゃんでーす。ご指名のバニーはこの子でよろしいですかー?」
          元『アイテム』の構成員  絹旗最愛
    「ちっ違う!! こんなタイミングで鼻血なんて絶対におかしい!! 俺はバニーなんて別に……ッ!!」
          元『アイテム』の下っ端構成員  浜面仕上
    「大丈夫。はまづら、ここは病院だから。鼻血が出ても大丈夫」
          元『アイテム』の構成員  滝壺理后

    「さて、『グループ』を招集するほどの仕事とは何でしょう?」
          『グループ』の構成員  海原光貴
    「なぁに。ありきたりな事件の解決だよ。ただの―――殺し合いだ」
          『グループ』の構成員  土御門元春
    「で、誰を飛ばせばいいのかしら?」
          『グループ』の構成員  結標淡希
    「……目障りだ。くだらねェ事はさっさと終わらせるに限る」
          『グループ』の構成員  一方通行

    【あらすじ】

     学園都市の暗部で起きる事件を処理する『グループ』。最強の超能力者・一方通行、魔術師でもあり能力者でもある土御門元春らで構成されたそのチームは、謎のキーワード『ドラゴン』について探っていた。それが、いまの”クソったれ”な現状を打破する唯一の手がかりであると信じて。
     一方、上層部に無断で行っていたその活動を煩わしく思う者がいた。その人物は、学園都市で最高の権力を持つ統括理事会メンバーの一人。彼の強大な勢力が、『グループ』に牙をむく。
     同じ時。元『アイテム』構成員の浜面と絹旗は、滝壺の見舞いにやってきていた。そこで突然巻き起こる、浜面の「バニーガール超好き疑惑」。どん引きする絹旗と滝壺を他所に、浜面は決死の釈明をするが……!? ⑮巻、SSシリーズに続き描かれる、『学園都市の暗部』編登場!

    【あとがき】

     今回の話は冒頭で説明しました通り、原作小説一五巻と密接に関係する物語です。科学キーワード満載で、一五巻のラストで思わせぶりに出てきたキーワード『ドラゴン』を軸にしています。
     今回の話の最後にエイワスも言っていますが、一口にヒーローと言っても色々な種類があります。誰よりも善を求めた悪党である一方通行や、ワゴンセールの雑魚キャラ状態で『殺されるのが当たり前』のポジションから自力で這い上がってヒーローとなった浜面仕上。彼らのヒーロー像は上条当麻とはまた違ったもので、唐突に登場させるのが楽しくて仕方がなかったりします。……もっとも、これは『上条当麻の物語』という主軸があるからこそ効率的に盛り上げられる、『それとは対照的な悪党やチンピラの物語』だと思っているんですけどね。
     白井黒子にしても後方のアックアにしても、『何らかの大切な人や物を守る』ために命懸けで戦うキャラクターが、どうしようもなく好きなのかもしれません。終章のサブタイトルは当初Hope_in_Hand.で『手の中の希望』にしようかなと考えていたのですが、Brave……勇気と変更したのも、そんな主人公達にはそっちの方が相応しいはず! というイメージがあったからだと思います。

     それぞれの勇気を手にした彼らが繰り広げる戦いとは?

  • 表紙の通り、一方通行と浜面が主人公。上条出番無し。
    双方ともだいぶ厳しい戦いを強いられる。
    一方通行は相変わらずかっこいい。

  • はまづらしぶとい

  • 今回は一方通行、浜面がメインのバトル編。ただ、全体ストーリーで起承転結の承からの転、または結へ繋ぐ転に該当するんじゃないかな。まぁ、一度撃破された敵役の復活は抵抗あるが(笑)それにしても、浜面のキャラがだんだん当麻に近づいてるような・・
    それにしても、これだけのスケールで衝突、陰謀がありながら究極の目的が見えない・・オーソドックスに世界征服だったらしらけますね~

  • ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
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著者プロフィール

鎌池 和馬(かまち かずま)
ライトノベル作家。男性。趣味は「仕事」(小説を書くこと)で、休日も仕事のための資料調査などに余念がなく、結果として速筆・多作
2004年、『とある魔術の禁書目録』でデビュー。度々アニメ化され、代表作となった。原作の累計発行部数は1500万部を超え、宝島社主催「このライトノベルがすごい!」2011年度「作品部門」1位、2014年度「このラノ10年間のベストランキング」1位を獲得。また、同作品のスピンオフ漫画『とある科学の超電磁砲』の原作も担当。その他代表作に、アニメ化された『ヘヴィーオブジェクト』など。

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