ご主人様は山猫姫 (3) 辺境新米英雄編 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048681483

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    シムールとの戦いに勝利した侘瑠徒の街だが、中央から反乱したと扱われ、今度は中央政府と戦うことになってしまった。伏龍達が中央政府に対抗するための策を進める一方で晴凛はシムールと講話し、同盟を結ぶためにミーネ姫と共にシムールの都を訪れる。
    同盟を結ぶに当たり、シムール族の物と結婚を行うこととなり、なぜか結婚相手を決めるためにシャン族の族長の末娘ミーネとタッケイ族の族長の妹のシャールが料理対決をすることになるというわけのわからないことになってきた。ミーネとシャールの両方が真剣に料理に取り組んでいる様子は微笑ましかったな。
    一方で中央政府は兵糧や武具を購入するために延声の街へと資金を輸送を行っていたが、その顛末はこの国は大丈夫なのだろうかという思いしか浮かんでこなかったな。

  • ムコ取り合戦はいいとして、イシルと晴凜が全然話してないことが疑問。

    光凜お兄ちゃんがかわいそう。でも兄弟対決にならなかったのは展開として好き。

  •  今回は、ミーナとシャールの料理対決がメインでした。前回の殺伐とした雰囲気から打って変わって、まったりしていましたね。

     タイトルが辺境の新米とあり、これからがタイトルが変わっていくさまはピッタリだな。

     シャールが選ばれなかったのは、少し残念なのが本音。ミーナが明らかに妹ポジションとしてしか見られないでぇ・・

     シャールにもっと日を当てて欲しいですね。

  • 仮想軍記物語の三巻目は、戦いは戦いでもミーネとシャールによる料理対決。
    しかも、晴凜の妻を掛けての戦いだなんて、羨ましすぎる!(笑)
    結果は、まあとりあえず、晴凜はミーネを放っておけないと。
    いわゆる、ひとつの、ロリコン?(爆)

    義勇軍として立ち上がった晴凜たち。
    その元にだんだん人が集まっていく感じは、まるで水滸伝なんかの中国の講談を読んでるようでもある。
    やっぱりこういうのわくわくするよなあ。

    次巻は大きな戦いが起こるのか?
    それとももっと人が集まってくるのか?
    うん、次も期待。

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著者プロフィール

たかみ・かずゆき。1958年静岡県生まれ。元・埼玉県警勤務。00年電撃文庫から『時空のクロスロード~ピクニックは終末に』でデビュー。異世界ファンタジー、スペースオペラ、第2次大戦をベースとした架空戦記、学園コメディなど、幅広い作風で、既刊50冊以上を数える。

「2010年 『飛べ! ぼくらの海賊船 (2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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