龍盤七朝 ケルベロス 壱 (メディアワークス文庫 ふ 1-1) (メディアワークス文庫 ふ 1-1 龍盤七朝)
- アスキー・メディアワークス (2009年12月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048682190
作品紹介・あらすじ
三首四眼五臂六脚、戦場に現れ一軍をも滅ぼすという、これは一匹の怪物の物語…。不死身の覇王に七国が蹂躙されていた時代、とある街に三人の半端者が流れ着いた。口八丁の〓(ひょう)使い。突くべき鐘を持たない鐘突き男。亡国の皇姫を自称する小便餓鬼。奇妙な三人が出会う時、"怪物を殺す怪物"が凄まじい産声を上げる…!!奇才・古橋秀之が打ち放つ渾身の中華ファンタジー-シェアードワールド企画"龍盤七朝"、新シリーズ開幕。
感想・レビュー・書評
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…2巻は?
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『ドラゴンバスター』と同じ古代中華風ではあるものの『IX』の焼き直しみたいな感じであり武侠ものの風が強い
話は単純だが説得力ある燃えるバトル描写で強引に引っ張る手腕は心地よい
あとはもう少し筆が早ければ -
155:しばらくこの方の作品からは遠ざかっていたのですが、「ブラックロッド」シリーズの頃とはさすがに文体や文章のリズムが違って、どちらかというと花田一三六のような印象を受けました。花田作品にしては血なまぐさすぎますが。イメージ映像が、リンとバットとフドウ、そしてラオウなのは私だけでしょうか(苦笑)
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シェアードワールド龍盤七朝のライトノベル武侠作品。
壮大なスケール、圧倒的な“敵”、ケレン味溢れる文章、魅力あふれる設定
巧みなストーリーテリング、個性豊かな主人公たち。
たまらない要素がこれでもかとぶち込まれた個人的にたまらない一冊。
ただ続刊が絶望的である -
面白い。文章もしっかりしている。キャラも良い。
なのになんだろう。めっちゃ評価しづらい。
あまりにもラスボスが強すぎて無理ゲーすぎるからか?
それとも、人の死を背負ってる、背負った割には何か主人公達に重みが感じられないからか?
でも一巻目のラストで主人公達が更なる業を背負うのも珍しい展開だと思うので、読んで損はない…かな…? -
中華ファンタジーもの。
ものっそいインフレ起こしてるんですけど…… ホラ話的なノリで読めばいいのかと。
発勁連発で動きのあるシーン多し。相変わらずのバトルシーンは良い。
正直途中であかんと感じだしたが終盤で盛り返した。
壮大な物語の序章でしかないんだがこれってどう考えても続編はでないだろう。 -
未完となった「ノウェム」に近い中華ファンタジー。もちろん「ノウェム」の続きが読めたら一番ですが、この方向性の作品が読めることは嬉しいこと。展開自体はそれほどひねったものではないですが、しっかりと読ませる文章と世界観で楽しませます。「未だ生まれぬ怪物」のくだりも、そういうことかと納得。次巻にも期待です。
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3。
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いや~実にすばらしかった
読了後の、あの心地よさは本当に気持ちよかった
なんで、3人いるのにもかかわらず目は4つで肘は5つなのかと不審に思ったが、後半のところで明らかにされていくとこでなるほどねと合点が付いた -
表現力が非常に的確で上手いので読んでいるだけで頭の中に自然とそのシーンが描かれる。話の流れもスムーズで読みやすい。ただ、ラガン様が笑っちゃうほど強くて萎える。